第六次元の歯車たち
平凡な高校生「片式 鉄」は、ひょんなことから世界の裏側───「第六次元」へと転移してしまう。
『待っていたよ、少年。……いや、最初に " はじめまして " と言うべきだったかな』
そこで鉄は「マスター」を名乗る鎧の女との邂逅を果たす。
そして、 " 世界を管理できる権限 " をかけ転移者もとい「歯車」と呼ばれる人柱たちとの闘争に巻き込まれていく。
本来は存在するはずのない「7番目の歯車」として、鉄はその身に刻まれた " 異能 " を駆使し第六次元戦線を制覇する───
なぜ選ばれたのか。
世界を管理する権限とは何なのか。
歯車たちを屠った先に有るものとはなんなのか。
その答えを探すため、そして世界を元に戻すため、少年は戦乱の中覚醒する。