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ほんの少しの休暇、微炭酸は甘くて苦い。
前回書いた内容が消失した為再度執筆。
短くまとめました。ご了承を。
紗々羅は苦々しい顔をしながらも学校から帰ってきた。
家で待っていた涼はそんな紗々羅の額に冷たいファンタグレープの缶を
押し当てた。
「つめたっ!!」
紗々羅は咄嗟に涼を睨み付ける。
「悪い悪い、暑いだろうからやるよ。それ。」
「ありがとう・・・。」
ふうと溜め息をつきながら缶のプルトップを開ける。
ぶどうの炭酸の味が喉を通り過ぎるのが爽快だった。
「うまいだろ?」
涼は微笑む。
「ん。まあ甘苦いね、少し・・・。」
そんな2人を遠くから見ているのは妹の庵南。
彼女は涼と共に暮らし、家で涼に勉強を教えてもらっている。
こう見えて実は涼は頭が実に良かったから、
庵南の家庭教師をしていた。
続。
今回は短めですが、次からは天帝サイドからも書き綴ります。