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へび

作者: 巳年の人

 「自分を動物に例えるとなんだと思う?」と、ふと聞かれたことがある。

その時は「へびじゃないかなあ」と答えたと思う。


 まあ、その時はなんとなくで、自分が巳年だったからなのかもしれない。

ただ、「へび」、というと、かっこいい気がするのはなぜだろうか。

 スラリとした胴体(はっきりとした部分の区別はわからないが)に、きりりとした頭、

こちらを煽るような尻尾・・・「鎌首をもたげる」という表現には心惹かれたものだ。

と、ここまで書いたが、それほどへびが好きというわけでもない。

 

 へびといえば悪者というイメージもある。やまたのおろちだとか、メンデューサだとか、

神話のものまである。

それに伴っているのか、へびが極端な善として描かれるものはあまりない。


 かなり話がそれてしまった。

こういうときは蛇足だというが、別に洒落だというわけではない(無意識ではなかろうか?)


 本題に戻るが、自分は「へび」だと思う。最初に書いたのとちがい、今度は理由がある。

へびは、利口だ。極度に人を恐れるわけでもなく、積極的に危害を加えるわけでもない。

ただ、なにかしら危害を加えられた場合は違う。小さなことでも、相手に報復しようとする。

 自分も同じだ。ちょっとしたことでも、それを「危害」と捉えてしまう。

ただの批評でも、それは自分にとって「害をなすもの」で、子供のように仕返しをしようとする。


 いままでへびの悪いところばかり(少し反省も)書いてきたが、勿論良いところもある。

ただ、今のところ自分には、その良いところがないのだ。

それを、「へびみたいだなあ、勿論、良い意味で」と言われるようになりたいものである。



今言われていることは、「へびみたいに毒が強いよね・・・」であるが。

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