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みんな画面を見つめて

作者: GONJI

おはようございます!

12月も2週目・・・やはり早く過ぎるよなぁ

乗り遅れないように踏ん張らないといけませんわ

宴会も増えますが、電車の乗り越しにはくれぐれもお気をつけくださいね(笑)

今週よろしくお願いいたします!

昨日は久しぶりに電車に乗りました

車に乗らずに大阪から奈良までいくなんてねぇ

年に一回なんですけどね

まあ、お酒を呑む会を年に一回開催してくださるので、まさに年に一回、それもこの時期です


まずは、16時半ごろ家から最寄りの地下鉄の駅まで徒歩

昨日は風も無くてそれほど寒くもなかった

最近は17時頃からどんどん暗くなっていくのが侘しいのですよ

地下鉄に乗って18分ぐらいですかね

しかし、この間周りの乗客はほぼ画面を見つめてはりました

最近ではこれが当たり前の車内の風景です


お気に入りのテイクアウトの焼き鳥屋さんのチェーン店がこの地下鉄を降りた駅のすぐ近くにあるのを知って、そこで今日の宴会用の差し入れ焼き鳥を買いました

そこから、再度地下へ降りて乗り換え電車の駅まで徒歩

ここは乗換駅ではあるのですが、地下鉄で無く私鉄でもあり駅名も同じではありません

それに殺風景な地下道を数百メートル歩かないと行けないのです


その駅はその私鉄が経営するデパートとホテルと隣接している駅です

このデパートで大阪では有名な冷めた後も硬くならない大学芋屋さんが出店されていたので、それもデザート用に買いました

いざ電車へ乗車!


改札口がこのデパートの出口と直結しているのですね

そして路線が2つになっていて地下駅と2階駅に別れるのです

路線が2つになると言ってもこの先の数駅は同じ駅を通るのですけどねぇ

さて、2階のホームに発車待ちで停まっていた急行列車に乗車!

始発駅なのです


うまく座れたので、車内観察していたら・・・

ここでもやはりほとんどの乗客は画面を見つめていました

どこも同じやなぁ


往路はそうやって目的の駅まで40分ぐらいの道程でした


宴会で騒いで(笑)

復路はこれまた今日の最期から1本前の急行列車を待つのですが

22時32分発とのことで、ホームで暫く寒さに耐えていました


4両編成の列車がホームに滑り込んできた

この時間だと急行でも4両しかないのねぇ・・・

さて、乗車したら空いていました・・・そうか・・・日曜日のこの時間やものね

座席に座ると向かいには20歳代前半と思われる男性が寒そうに座っていた・・・

革ジャンのように見える、ビニールの上着なんかなぁ・・・寒そうやなぁ

その彼は、前のめりの姿勢で両耳にイヤホンをつけて画面をずっと眺めていました

まあこの彼だけでなく、周りの乗客もやはりほぼ画面を見ている・・・絶対この風景やよなぁ・・・


さて、暫くしたら、何か物が落ちる音がしました

ふと見ると、向かいに座っている彼がスマホを床に落としたのです

「おや?」

彼はそれをすぐに拾っていました

さらに数分後・・・また先ほどと同じ物が落ちる音がしました

見ると・・・またスマホを床に落としていました

今度は少し時間が空いて、彼はまたスマホを拾っていました

「これは居眠りしているんやろうねぇ」

結局、数分後また落として、拾って・・・その後、数分おきに5回ぐらい繰り返していました・・・よく落すよなぁ・・・

「居眠りをするのやったら前のめりをやめたらええのにねぇ」と思っていたのです


そのうち彼も前のめりをやめて上を向いてのけぞって、スマホをしっかりズボンの上で握りしめて・・・それでも・・・やはり居眠りはしていました

間もなく終点か・・・と言う23時前に・・・何やら宇宙空間で鳴るような音が響いてきました・・・あら?・・・彼の持っているスマホの着信呼び出し音が鳴り出したのです

「マナーモードじゃないんかなぁ?バイブもしないのかなぁ?」

イヤホンをつけた彼は気付かずにずっと居眠りを続けていました


着信音は数分経ってもずっと鳴ったまま・・・これって・・・「いつまで鳴るのや?」


終着駅に着きましたが、彼はそれも気付かずに、スマホの宇宙空間のような着信音を鳴らしたまま、居眠りを続けていました


回送電車になるので車掌さんに起こされるんやろうねぇ

ところで、途中で降りなくて良かったのかなぁ・・・

夜遅い電車は気を付けないと、とんでもない所まで行ってしまうことがあるからねぇ


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