第二十七話 『コレヲCトスル』
テレビの画面に中にキャラクタが二人。一人は倒れ敗戦を意味し、一人は手を突き上げ、勝利を示している。
その画面手前。二人の少年が、ゲームのコントローラを持ちながら、それぞれのキャラクタを見つめていた。
一人は九津。もう一人は九津の先輩である鯨井 光森だ。
ここは鯨井宅で、二人は格闘系ゲームをしていたのだ。
光森は通算四連勝中の自分のキャラクタと、隣の後輩を交互に見やりながら、呆れたように呟いた。
「お前、ゲームになると、途端弱くなるのな」
実戦での強さを知っているため、どうしても気持ちがこもってしまう。
「…んん。やっぱりこれは経験がものを言っているので、仕方がないですよ。あと、そうですね…三十戦くらいやったらおそらく、いい勝負が出来ると思いますよ」
光森の言葉に、心外だと言い返しつつ、現実的に連敗中の自身の結果を向上させるために、必要な過程を告げる。
九津にとって、ゲームで負けたこと自体は悔しくないわけではないが、感情的になるまでのこともない。されど、呆れたようにしみじみ言われたことが腑に落ちなかったのだ。
あくまで尋常でない数を言おうと、負け惜しみではない。
「多いな、おい。普通そこはあと二、三戦とかじゃねぇのかよ」
「あはは、そんな馬鹿な。言いましたよね?経験がものを言うって」
光森も怪訝そうに突っ込んだ。しかし今度はそれを九津に笑い飛ばされた。
「それって、そういうもんか?」
「そういうもんですよ。例えば」
何となく疑問にした光森。そこで九津は、光森の所有する漫画を一冊、軽業よろしくヒョイと動いて手に取った。そして捲ること数ページ。開いたまま、光森の前に持ってきた。
光森は、決着がつき、再戦への有無を問うカウントを映す画面をそのままに、コントローラを置いた。
「この漫画の主人公が、敵のパターンを覚えたってあるじゃないですか。そのあと、攻撃を避けまくるって展開」
「ああ、あるな。そんな話、ありふれてるだろ」
語る九津に、光森は指折り数えて伝える。ふと、ここに来て九津が真顔になって尋ね返してきた。
「でもですよ。実際はそんな事って…少ないと思いません?」
「は?何でだよ。覚えられりゃぁ、そりゃ、相手の動きくらい読めるだろ」
何を言ってるんだと意味を込めて、光森は言った。すると、そうですか、と言いたげに九津は漫画に視線を落とした。つられるように光森も覗きこんだ。
よくあるシーンだ。光森は不思議そうに視線を落とす後輩を不思議そうに見た。
「でも、ですよ。大概このパターンの主人公って…敵の方が強いじゃないですか」
自分の本だ。中身は知っている。確かにそうか、と思いながら光森は口を開く。
「だから」
「だったら普通、主人公よりも先に、敵の方が主人公のパターンを覚えるはずじゃないですか。技術的にも、経験的にも、強いって言うのはそういうことのはずですよ。まさか、自分より強い相手と一度も戦わずに、最初からその強さを手に入れた…なんてことないでしょう」
が、しかし。九津の言葉に掻き消されるように遮られた。
そして言ってることは正論かもな、などと考えつつ、そんな後輩を諌めるために、また口を開いた。
「…それはな、ご都合主義といって」
「それに、先輩だってそうだろうけど…相手が合わせてきたら、こっちだって合わせて対応させますよね?…普通」
ところが、またもや遮られた。眉を寄せ、多少機嫌を害されたが、やはりまた、正論のような気がして渋々退いた。
軽い舌打ちくらいは出てしまったが。
「………ち。まぁ、確かにな。このゲームに関して言えば、お前に一度防がれたパターンはなるべく使わないようにしてるな。読まれるのを前提で使うことはあっても」
「でしょ?それを同じ技ばっかり使うから、ワンパターンで読まれるんです。俺の師匠から言わせれば、読まれること自体が、弱さの証明だってしごかれますよ」
「…そうかよ。わかる気がするが、漫画的にはそっちの方が面白いだろ」
思わず納得したことを伝えると、我が意を得たりとばかりに九津は捲し立てた。さらに漫画の作者にたいして聞こえの悪いことをさらりと付け加えて。
光森はせめてもの反論とばかりに少しだけ一般論を添えた。
「そんなもんですかね」
「んなもんだろ」
漫画を戻しながら九津は呟いた。応える光森は、既にオープニング画面に戻ったゲームを、続行するかどうするか考えることにした──。
──のを打ち破るように、今度はゲームソフトを手に取った九津に、視線を遮られた。
目の前に差し出されたのは、シリーズ通して割りとやりこんだRPG。
「なら、先輩。これ、このゲーム。魔法ってあるじゃないですか」
「ああ?ああ、あるな。RPGだからな…何だよ、お前、それにもいちゃもんつけんのか」
もはやクレーマーを見る目付きの光森。慣れていない者ならば、目付きの悪い光森のこの視線だけで退くところだろうが、そんな目付き、九津は慣れすぎている。
「ん、と言うか、純粋な疑問です」
「…なんだよ、一応、言ってみろよ」
光森は真顔でそう告げながらゲームのパッケージを見せつけてきた後輩を、怪訝そうに、それでも寛大に、仕方なさそうに、受け入れるように応えた。
「一応、聞いてみます。なんでこれには土属性や、風属性なんて魔法があるんですか?」
時間にしても二秒ないだろう。光森は言葉の意味を噛み締めた。彼なりの答えはすぐに出た。
「そりゃ、四大属性ってやつだからだろ」
嘆息さえ出そうだ。しかし出さない。それは、真顔で尋ねてくる後輩への、光森なりの精一杯の誠意だった。
ふむ。そう言いたげに、九津は顎に手を当てた。
「俺の知識で言わせてもらえば、四大属性は〃火〃に〃水〃、〃雷〃と〃氷〃です」
「いや、そっちの方が何でだよっ。火と水はわかる。けどよ、氷と雷って…せめて風くらいはいいだろうよ」
おもむろに口を開いたかと思えば、光森の予想にない答えが返ってきた。思わず光森が、食いぎみに突っ込んでしまうほどだ。
言い放った後も、その二つは変だろうと、呟いている。
しかし。それでも九津は表情を変えなかった。むしろ、ほお、そうですかと、視線を向けてきた。
「…風、ですか。なら、先輩。逆に、なんで風ならいいんですか?」
「…知らねぇけど、四大元素的にそうなんじゃないのか」
「つまり、属性じゃないですよね。〃元素〃ですよね」
「……」
ああ言えば、こう言う奴だな。紛れもなく光森の顔にはそう書いてあった。クレーマーを見るような目付きもこの短時間でいたについてきた。
ところが九津は気にしない。何処か不満を見いだすように、語り出す。
光森は耳を塞ぎたくなってきた。
「あくまで魔術…魔法の類いで言われる属性って言うのは、無限活性による魔力の使い方であり、簡単に言えばこの世界の温度に関わる力のはずなんですよ」
「……いや、俺にそう言われてもな」
はぐらかすように相づちを打つ。
「確かに温度以外だってありますよ。鷲都さんの付加魔術や、束都の精霊魔術なんかみたいなものだって魔力の効果ですしね」
「……まぁ、らしいな」
曖昧に相づちを打つ。
「それでも考えてもみてください」
「……何を」
面倒臭そうに返す。
「もし、本当に風や大地を操れたら、強すぎると思いませんか?」
内心に、どうでもいいという言葉を隠し、取り合えず応える。
「そうか?そこまでは…」
「だって、風や大地は、ありふれ過ぎてるんですよ。人が地に立ち、呼吸をする限り、勝てる見込みが少なすぎます」
「…いや、あのな」
せっかく人が言いかけているのに、被せるように言ってくるとは。
なら、もう聞くなよ。そう言いかけるが、
「詠唱なんて水の中だったらそもそも出来ませんよね?呼吸が止められたら?」
「…さぁな」
聞いてもらえなかった。ならばこちらも、もうぶっきらぼうに返すしかない。
「だいたい大地に干渉出来る力なんてあったら、この星そのものを操れるようなもんじゃないですか」
「…かもな」
「それなのに弱点が組み込まれてるなんて…」
しばらく、えらくのってきたのか九津の喋りが止まらない。
既に光森は返事をしていない。それに気がついているのか、いないのか、九津は口を動かしている。
って言うか、そろそろ気づけよ。光森の貧乏ゆすりが激しくなった。
「うるせぇ」
ぼそり。呟いた。
「え?何て言ったんですか、先輩」
「うるせぇ、うるせぇ、うるせぇって言ったんだよ!お前の常識が正論だとしてもな、ごちゃごちゃうるさすぎんだよ。だいたいな、空想的設定にそこまでは求めんなよ。いいだろうがご都合主義でっ」
はぁはぁ、と肩で息をして、ようやくスッキリした表情になる光森。さすがに九津も言葉を詰まらせた。
そしてなだめるように言う。
「ま、まぁ別にそれでもいいんですけどね」
「だろう。詠唱があった方が格好いい。相手の攻撃を読みまくって避ける方が格好いい。属性よりも元素をあてがった方が格好いい…それでいいだろうが」
「そ、そうですね」
どうだ、と断言する光森の勢いに圧され、九津も退き下がった。
光森がここぞとばかりに追撃する。
「第一、お前が魔術なんかの知識を修得した理由…何だった」
「…色々とまぁ、ありますが…格好いいから、かな?」
「だろ?同じだろ?だったらそれでいいだろう。お前らのもつ持論は…時にうぜぇ」
「ひどっ」
止めとばかりに放った迎撃は上手くいったようで、光森は九津の顔を見て満足そうに座り直した。
不服そうにゲームをしまう九津。
「で、息抜きにゲームしてた訳ですけど、再開します?その魔術なんかの知識の勉強」
元々の目的を、確かめるように尋ねた。
「あー、どうすっかな。大概は頭に入れたけどな、五大力とかの特性とかな」
「では、復習。どうぞ」
立ちっぱなしのまま、光森に促す。光森は、鼻を鳴らした。
「偉そうに。…あー、魔力は赤くてもっとも熱く、特性は強化で無限活性。妖力は黄色で弱冠冷たくて、特性は変化で超越変化。んで霊力が青色の違和感ない程度の温かさで、特性は進化で究極昇華だよな」
「覚えやすくて有名どころですよ。試験には出ませんけど」
素直に答える光森。九津は茶化しながら、続きを待った。
実際「五大力」、「オリジンフィフス」とも呼ばれる五つの力。この中でも「霊力」、「魔力」、「妖力」は有名すぎる。
それは、全く名前も聞いたことはないという人間がいないほどのはずだ。
問題は、残りの二つだ。
「あと、天力が黒色の冷たい温度、特性は転化で絶対分解…あと、仏力が白くて一番冷たい。そして特性は感化で完全固定だろ」
「はい、良くできました」
拍手を交えて称賛する。渋い顔をする光森だったが、文句を言わないところを見ると、まんざらでもないのかも知れない。
天力と仏力。時に「奇跡」や「運命」とも言われる力。天使や菩薩の力であり、人が、もっとも目にすることの少ない力だった。
そこら辺を、どの程度理解してもらったかはわからないが、及第点としては充分だった。
「あとは、俺がどの程度実戦で役立てられるかだな」
本人も自覚してか、そう呟く。
「現実問題として…なんかつかめました?」
「…正直、さっぱりだな。お前の教え方が悪いんじゃないかと疑うくらい、なんも思いつかん」
「ひどっ。俺なりに一生懸命に教えたのに」
尋ねる九津に、光森は真顔で応えた。その態度に、さっきの仕返しか、と九津は思わされた。と、
「冗談はこれくらいにして…お前からはなんかないのか」
今度は本当に真面目に聞いてきた。
「冗談はって…そうですね。俺から言わせてもらえば、先輩の超能力ってこの五大力の下位変換で表したら仏力に近いんですよね…ってくらいですかね」
なので、九津も真面目に返した。
光森は五大力に関わる「魔力、妖力、天力、仏力、活力、願力、呪力、念力」の八つに、「霊力、気力」の二つを加えたものを、直接操ることは出来ない。
その代わり、「超能力」というものを使える。そこから九津なりに考えたのが、今の言葉だ。
光森は考え込む。
「魔力は活力、妖力が呪力ってやつか」
「はい。識別色も見えない、識別臭もわからない。そう考えると、白とか、透明って考えるのが妥当かなって」
「仏力なぁ。お前らの持論でいくとそれってつまり、神や仏の力ってことだろう?」
九津はそれが違うんですよ、と首を振る。
「この場合の神の力は違いますよ。神は分解、仏は固定ですから」
「細かいな」
光森の不満を、重要ですよとはぐらかして、
「とにかく。俺じゃそれくらいしかわからないってことですね…すいません。せっかく先輩や鵜崎ちゃんがやる気出してるのに、俺が実際に見せてあげられないから」
と、呟いた。
光森も、自身の「超能力」と同じように、九津の抱える力を知っているため、言葉を詰まらせた。
「…いや、お前が謝ることじゃないだろ」
ばつが悪そうに言う。
「…そう、ですね」
「そうだよ」
「…なら、先輩」
九津は呼び掛けながら、コントローラを持ち上げた。
「もう一戦やりましょう」
「…」
悔しくはないが、負けっぱなしでいるのも釈然としなかったのだ。そしてその後、最終的に色々と感情的になりすぎた二人は、当初の息抜きという目的を置き去りにしたまま、耐久三時間の格闘系ゲームの世界へとのめり込んでいくのであった。
─────
あれから数日。光森はある場所にやって来ていた。
そこは、都市を思わせるほどの広大さと建築物をたたえ、人の流れが常に一定以上ある区域の一角にある建物だ。
見上げるほどには大きく、高層ビル郡と比べると低いその場所。
そこには「人類進化学研究区域内第四施設」と掲げられていた。
「ここに来るのも久々だな」
光森は過去にこの場所に通っていた。それは光森にとっては、本当に昔々の話だ。
幼く、自分の意思ではないまま、この場所に連れてこられていた頃。自分の記憶の中では、あまりこの場所に関する出来事や、人物などは出てこないほどだ。
だが確かに。自分の母親が涙を流して自分の手を引いていたことだけは、忘れることがなかった。
そうして、忘れることのない記憶と、覚えていない記憶を織り混ぜながら、色褪せた白い建物を見る。
あまり、この場所には来たくなかった。これは本当だ。両親、とくに母親が嫌がっており、説得するのにずいぶん時間がかかることが予想できたからだ。結果、強行する意思を伝えると、渋々納得してくれた。
懸念する気持ちもわかるが、もう自分の意思でここに来なくてはいけない理由があるのだ。
ここでしかわからないこと。
それは──。
──「超能力」だ。
「あっ!先輩、またっ、限界突破使ったっ!」
あの日の何戦目かわからない、ゲームでのやり取り。
「そういうお前だって仙術、使ってきただろうが」
「いいじゃないですか。ハンデですよ、ハンデっ」
言い返すと、向こうもしれっと開き直ったように言ってきた。普段はハンデなんかいらないと言っているのに、なんてわがままな奴だと光森は呆れた。
「全然良くねぇよ。仙術を使われたらな、流石に勝てねぇっての」
「ええ、でもなぁ」
「なんだよ」
こちらとしての言い分を伝えるも、納得出来ないとでも言うように、九津は不服そうに口をへの字に曲げた。
言いたいことを聞いてやろうじゃないかと、光森は促した。
「先輩の超能力。限界突破って呼んでるじゃないですか」
不満そうにこちらを見てきた。
「それがどうした」
「なんかですね、それ、〃限界〃を〃突破〃するってよりも、〃限界の種類〃を、〃書き換える〃能力って気がするほど、俺の仙術の動きに対応してきてる気がするんですよね…」
後輩の言葉に眉をひそめた。この後輩の言葉には、五回に一回はこんなものだ。光森はあまり気にしてなかった。
なので、返す言葉も軽くなる。
「ああ?誉めてんのか?負け惜しみか?」
「両方…ですかね」
「あいつの一言がきっかけってのが、面白くないが…まぁ、仕方ないな」
あの日は気がつかなかったが、何となく心の端の方に残っていたのだ。引っ掛かる、そう言うことだ。
では、何が引っ掛かっていたのか。それは、自分が「限界突破」と呼んでいるその干渉浸透系の超能力の正式名称を、自分は知らないと言うことだ。
あの日、九津は言っていた。まるで「限界そのものを書き換えている」ようだ、と。
何を馬鹿なことをと考えてみれば、思い当たる節がいくつかあった。
まず、限界突破を使ったときの副作用だ。この超能力は、自分の体に手のひらで触れ、意識的に自身の力を飛躍的に底上げする。その時の反動で、体に変化をもたらしていた。
それは時に毛髪や爪の成長を狂わせ、骨格の形を一時的に変動させた。そして最近、九津を相手に使っていると性別を変えた。
次に、もう一つの超能力である「物体配置」についてだ。これは副作用的な一面がないぶん、光森自身も大したことのない超能力だと考えていた。
手のひらに収めたものを別の場所への動かす、手品のようなものだからだ。
しかし、この超能力、実はもっと範囲が広かった。勘違いというか、思い違いというか、ようは固定観念にとらわれていたのだ。
本来は、自分の手のひらが触れている物を一区切り分、移動させることが出来る超能力だったのだ。ただし、重すぎるもの、光森自身が持ち上げきれないものは何度やっても出来なかったが。
これは、仙術を操る九津や、他の魔術や呪術、はたまた妖術なる術式を操る面々との賜物で気づくことが出来た。
そう、気がつくことが出来たのだ。つまりは知ったのだ。
物体配置という超能力を、使い、慣れて、知ることで、その効果を広げたのだ。それは「出来ない」ことを含めてだが、確実に用途を広げた。
しかし、限界突破については知らないことが多すぎた。
だからこそ、「限界突破」と呼んでいる超能力をもっと知ることで、強くなれるのではないか。光森は、そう信じてここに来たのだ。
おそらくまだ自分の資料もまだ残っているはずだ。そうすれば、正式名称及びその超能力の秘めたる力にたどり着けるかもしれない。
わずかな希望だとしてと、しがみつくように離したくはなかった。
約束したのだ。「私は悔しいのですよ」と泣きそうな顔をして、それでも涙を堪えていた年下の女の子と。
必ず強くなろうと。誰が相手であろうと、仲間と呼べる者たちの隣に立てるように、と。
例えそれを、当の本人たちに明かすことがなかろうとだ。
さぁ、行くか。光森は入り口に臨む。
人類進化学研究区域内第四施設。
昔の自分を知っている場所。
光森は一歩を踏み出した。その時、夏の暑さを忘れるような悪寒が一度よぎった。
この約三時間後。光森は、後輩の女子二人に、九津を呼ぶようメールを送ることとなる。




