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ここは何処だ?
白い空気に包まれた様な空間に俺は一人立っていた…
……ん?
隆弘と静じゃん…
二人で歩きながら近付いてきた…
何だよ…その情けねえ顔は…
大丈夫だったのか?
何もなくて良かったな。
隆弘は何か喋っていた…。だが、俺には聞こえてこない…
何かを必死に訴えている…
ごめん…何にも聞こえないんだ…
静は隆弘の胸で顔をうずめ泣いていた…
そして、二人は静かに消えていった。
誰だ?四人……あ、ヤス達か!
ふっ…またなおと沙耶のコントみたいな会話してんのかよ…
ホント仲がいいな…。いつも楽しそうだもんね。
ヤスも有弥も元気そうだな。凄い顔腫れてたもんな…もぅ大丈夫そうだな。
俺も…思いっきり騒ぎて〜な!
あれ?また皆スッと消えてしまった。
何なんだ?
……綾。
俺の真横に立ち、口を尖らせている綾。そして、また何か話している。
俺…耳、聞こえなくなったのか?
お!春菜
春菜が来た瞬間、綾は泣き始めてしまった…。
春菜は俺に向かって何か…やっぱりわからない……。
また…消えた…
俺…どうした?
夢…だよな…。
これが現実?
……死んだ…のか?
…コマキ!
泣きながら何か話している…
どうした?何で泣いてんだよ…
徐々に俺とコマキが離れていく…
泣きながら俺の事を追いかける!
必死に追いかけるコマキ…
だが、距離は縮まる所か広がるばかり…
…コマキ。
……蒼太
…起きて
『蒼太!目を開けて!』