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コマキ…もぅ怒ってないのかな…




俺自身は何も変わってはいなかった。それなのに何で…




その夜、たまらずに隆弘に電話した…



『よっ!隆弘?』


『どうしたんよ!』


『あのさ…怒鳴ったりして悪かったな。』


『いつもの事だろ?』



………。



『…後…コマキ…怒ってなかったじゃん?』


『あはっ!気になってんじゃん!』


『うるせぇ!』




話によると…




俺が怒鳴って教室を飛び出した…


いつまでたっても戻らない俺を心配して…、隆弘と静が昼休みにコマキを連れ屋上に向かった…らしい…


そこで皆が見たのは…




俺が大の字になって寝てる光景。



午前中の授業をサボり、ずっと屋上で寝ていた俺に呆れて起こそうと…




『コマキ…』



俺は寝言でコマキを呼んでいたらしいんだ…その時、何を言ってたのかは秘密だって…



その時、コマキは顔を真っ赤にして照れていた…らしい。



隆弘と静は、コマキに気を使いその場から離れた。ちょうどその時にヤス達も来たって。




隆弘が言うには…




コマキは寝てる蒼太にキスをした……後ろを振り返った時に見てさ…騒ごうとしたらシ-に殴られて……


『俺が言ったって言うなよ!マジで!シ-に殺される!』



かなりご機嫌なセリフを吐いたんだろうな…






『それからずっと蒼太の側にいたぞ?コマキ…チラチラ見てたな。早く起きないかなぁって。』


『そっか……嬉しいけど…何言ったんだ俺は!そっちの方が気になるぜょ!』




でも、内心ホッとしていた。


多分…隆弘がこのままじゃマズいと思い何らかの手を使い静とやらかしたんだろう。




ありがとな…



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