王弟殿下と毛根閑話
「モーコン、俺はダメみたいだ・・・・・・・・・」
「馬鹿野郎!最後まで踏ん張るとここまでがんばってきたじゃないか!どうして・・・・・・・」
「ははは、見てみろよ。もうこんなにやせ細って力がないんだよ。俺の分までケアナー、永らえてくれ・・・・・・・・・・」
「モ、モーコーーーーーーン!」
「何故だ、何故なんだ・・・・・・・・・どうして俺達にこんな試練を・・・・・・・・・・この大地はどうしてこんなにやせ細っているんだ・・・・・・・・・神よ俺達が何をしたというのだ!!」
はっ!夢か・・・・・・・・・・
うわぁ! また抜けているよ・・・・・・・・・・
モーコン、君のことは忘れない
王弟殿下の目覚め
護衛選びは難航した。
極北戦士団は金を払っても羅宝には護衛するといって聞かないし、荒野の民や解放奴隷戦士団は民を飢えさせて子供につけを払わせる貴族をとっちめたくて血に餓えているし、人外兵団も基本子供の味方だ・・・・・・・・・・
自由戦士は一人だし旅慣れているから案内人代わりに欲しいから問題ないけど商会公の隊商は・・・・・・・・・・・
そうか、人数が減れば良いから・・・・・・・・・・・・
「王弟殿下、ここにいる皆様方を無碍に断ったら彼等の面子が潰れると思うのですよ。あまり威圧的になるのが嫌という事であれば彼等の代表を10名くらい選んで向かわせるというのは如何でしょうか?それでも100弱にはなると思うのですが多いけどましになると思うのですが・・・・・・・・・・・」
「うーむ、仕方ないな。但し、投石器とか魔術師団だとか竜とか明らかに街を攻め滅ぼすものは連れて行くなよ!ああ、胃が痛い。国王陛下はどうしてこの暴走集団の手綱を取れと命じたのだろうか?」
「暴走はしてないじゃないですか!ちゃんと制御しますよ。向こう100年くらいは貴族が民の顔色伺うくらいには・・・・・・・・・・」
「余計に性質が悪い!!」
「贅沢な事で・・・・・・・・・・・」
「って、言うかわざとだろう!」
「なにがです?」
「これ見よがしに兵力を集めて威圧するのが目的じゃなかったのか?」
「まさか、本気で潰しますよ・・・・・・・・」
「兎も角、兵は100以下にしろ!!」
「判りましたよ。」
王弟殿下はわがままだ、王族が変態ばかりだからすっかり髪・・・・・・・・・じゃなくて影が薄くなってしまって、とばっちりの後始末で苦労しすぎて毛根が・・・・・・・・・・・
「髪の毛から離れろ!!寧ろ禿げて俺の苦労を知れ!!」
王弟殿下は苦労していらっしゃる。
「結構な割合で賢者様が苦労かけてない?」
「旦那は仕事をしたくないとごねるだけだからそれほどでも・・・・ 一番は王族兄妹じゃないのかなぁ・・・・・」
「あれは身内だと思うと泣けてくるわね。」
「こういう中で常識人だと割を食うのよねぇ・・・・・・・」
「苦労するのは王族の仕方ないことですわ。諦めてもらいましょう。」
「・・・・・・・・・・・・ねーちゃん、それは酷い・・・・・・・・」
子供達が好き勝手言っている。
だから早く王家を見限って臣籍に下ればよかったのに・・・・・・・・
「下ろうと思ったんだが・・・・・・・・・婿養子行っても、一代王族称号が取れなくて・・・・・・・・・・・・俺はかみさんとのんびりしたいんだぁぁぁぁ!!」
「そのかみさんが言うにはがんばって王位狙ってねといっていたぞ。」
「そ、そんなぁ・・・・・・・・・・・・・」
はらり~
「素直に王位狙ったほうが良かったんかねぇ?」
「確かにあの王族兄妹を駆除したとなれば人気は上がるけど、あれでも俺の兄妹だしなぁ・・・・・」
王位につくのに駆除する前提なんだ・・・・・・・・・
「そりゃ、そうだろう・・・・・・・・・王兄兄貴はまだしも、王妹は世界的に腐らせてるしなぁ・・・・・・・」
頭を抱える王弟殿下。
はらり~
「だんな、軍監として来られた王弟殿下を交えて実際の話をつめましょうよ。」
「そうだな・・・・・・・・」
各軍団の代表を集めて話し合う・・・・・・・・・
どれもこれも濃い面子ばかりだ・・・・・・・・・・これの意見調整は苦労しそうだな。
はらり~
軍団丸ごと持ち込もうとしている血の気の多い解放奴隷団とか人外兵団・・・・・・・・・・
お前等どこの侵略者だよ!
民族大移動かましている荒野の民も人の事はいえない・・・・・・・・
早々と戦線離脱したのが商会公の隊商・・・・・・・・どうせ、同じ方向に向かうから便乗しましょうと匂わせていたが。
性愛神殿信徒団も数名が隊商に便乗して旅をするといっているし、女神官はこっちに合流するようだ。
農園公のは・・・・・・・食べ物だから、うち等の食べ物の御者が必要だね・・・・・・・・護衛ではないし問題ないよね・・・・・・
って、作付頭!何を持ち込んでる!!
「護身道具ですよ、護身道具。王室顧問様は疑い深いんだから。」
護身道具って、12連発式の弩が? 投石具とその弾として用意された炸裂弾が?
「護身道具ですよ。弩は狩するには不便だし炸裂団なんて使ったら肉が取れないじゃないですか。」
そうだけど、そうだけど・・・・・・
農園公配下は常識人だと思っていたのに・・・・・・・・・・・
はらり~
王弟殿下も同じ思いだったらしく頭を抱えている。
農園公の配下はどうしても護身道具と言い張っている・・・・・・・・・・・・言い争うだけ無駄かも・・・・・・・・・
戦闘民族達はとりあえず10名選んでもらうことにして・・・・・・
「我等は力をそんなことに使うのは好きじゃないから戦闘民族違う」(人外兵団竜族砲兵)
「俺達は馬を駆って風を感じていれば幸せだ。今回は一族の叫びで助太刀に着ただけだ」(騎馬公荒野騎馬戦士団隊長)
「我々程戦いを嫌うものはいないだろう・・・・・・・・・・・」(解放奴隷戦士団 隊長裸鎖)
・・・・・・・・・・・・・・・周りはじと目だ・・・・・・・・・・・
最後に本気で戦争に行く準備だった辺境伯私兵団・・・・・・・・・・・・・・・・
「兄上、何名かにしましょう・・・・・・・・・・・」
「うむ、魔術師をうちからは出そう!」
そこで貸し出されたのはうちの4席魔術師
1~3は?
年寄りと辺境伯家しかいない魔術師団で若くて体力があって扱いやすい・・・・・・・げふんげふん、人がよい4席魔術師いい餌食・・・・・・・・・ もといかもだ。
「どっちもいっしょです!!」
これでだいたい決まったかな?
「あのぅ~ おれは?」
あっ!自由戦士忘れていた・・・・・・・・・・・・一人だから普通に受け入れるつもりだったから。
はらはらり~☆
はらり~ は髪の毛が抜ける擬音です。




