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辺境伯家と報復衝動

あらすじは俺馬族戦士(モヒカン)がいおう。


黒髪の我が一族、孤児弟は幼子を拾う。

王都に来るために兄弟分を失い兄と慕うものが命を削っているのを知って、世界に対して抗いの叫びを上げる。


我等荒野の民は一番最初にそれに同調して戦う事のできる男たちすべてと戦う事できる女達の大半が子供に無体をする世界に対して鑓を掲げるであろう。


我等が新しい子供よ。

君は我等の名誉を存分に高めている。さらには富の元をちゃんと受け入れて幸いを願う誰かのための道筋をつけている。


孤児弟が宣言したからにはこの幼子を損なう者すべては我等荒野の民の敵である。



だから王室顧問よ、我等の愚行で態々天幕に言いつけるのは止めてくれ・・・・・・・・


肉が食えなくて悲しい・・・・・・・・・

隠遁生活したいなぁ・・・・・・・


これは辺境伯家の男ならば常に夢見る事である。

どうしてそれを夢見ているのかといわれても我等にも良く判らない。


祖王に付き従った始まりの禅譲者も事が終わったら引退して静かに消える積りだったらしいが、ごたごたの面倒見ているうちに引退しそびれて一生を送ったらしい・・・・・・・・


その後も代々我が家の者は王家に迷惑掛けられてうんざりしている・・・・・・・・

爵位返上しようにもなんだかんだ言われて受け取らないし、反乱したらしたで王座を即明け渡して色々仕事させようとするから性質が悪い。


仕事するのが嫌だといって反乱した何代か前の先祖は間違って当時の国王を追い出してしまい、自分で仕事する羽目となってしまった。その後王子を見つけて押し付けたのだが、そいつが無能で散々苦労したと嘆いた日記を見たことがある。


「だんな達も同じ道を進みそうだねぇ・・・・」


うぐっ!

私のみならず兄上達や父上までも精神的打撃を受けている・・・・・・・・・・・・


まぁ、それはさておき・・・・・・・・・

我等が隠遁生活するための手駒として孤児達がいるわけなのだが、この子たちはお人好しでかわいそうな子供を見つけては助けようとするだろう・・・・・・・・・・・

それで一々手を止められても困るから、ここらで我等の宿願を邪魔する貴族共をしめないといけないよなぁ・・・・・・・・


「良く判っているじゃないか、末弟よ。孤児弟が拾った幼女達の町の領主を突き止めたぞ。」

「どこぞの侯爵様の次男坊らしいが・・・・・・・・・・・一度お前に絡んだのいたろう。」

「ああ、あの時の8日間限定君か・・・・・・・・・・」

「一度教育しないとダメだろうな・・・・・・・・・・・・大口たたいて逃げ出した挙句に面倒ごとを起こしやがって・・・・・・・・・・」

「ついでだから周辺の領主の査察なんて如何だ?泣いて嫌がるだろう・・・・・・・・・・・・」

「それならば孤児娘達が帳簿を調べたときに穴があったから控えてありますよ。何時でも仕える状態にしてますし・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・となると、大義名分として孤児弟準爵の貴人聖域法(アジール)に我等が義憤として推参する形が一番か?」

「ついでだから、査察礼状でも取ってきますか?」

「孤児弟の爵位を上げて宮中からの揺さぶりなんていうのは如何だろう?」

「どこかあいている爵位はあったかなぁ・・・・・・」

「新しい家を作れば良いじゃないか。」「それじゃ新参者と侮られるから、何処かの養子が一番だと思うのだが・・・・・・・」

「六大公の騎馬公か奴隷公のところは後継がいないらしいから喜んでくれそうだが・・・・・・・・」


「おいら抜きで話し進めないで欲しいんだけど・・・・・・・・・・」


「孤児弟、可愛い我等の眷属が身を立てる先を探しているだけだ・・・・・・・・・・・」

「幼女に対する叫びを行える権力を得る手伝いをしているだけだ。」

「「「決して、私達が隠遁するために邪魔者を消して君に全て押し付けようとしているわけではないからな!」」」


「語るに落ちてますよ・・・・・・・・・・・・辺境伯家の方々・・・・・・・・」


「ばれてしまったからには仕方がない、孤児弟私の養子になって辺境伯家を思うがままに動かしてみないか?」

「唐突過ぎます!!」

「断られてしまったなぁ・・・・・補佐見習は如何だ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・厄介事は官僚部屋だけで十分!」


「はいはい、男達。馬鹿な事言ってないで、現実問題として孤児弟が拾ってきた幼女に対して如何するの?親も保護したいという話だからある程度に人手がいるわね・・・・・・・・」

「うむ、我が私兵団と傭兵を雇わねばなるまい・・・・・・・・・・」

「孤児弟つながりで荒野の民の一団が助力してくれるだろう・・・・・・・・・」

「合わせて100位か・・・・・・・・・」

「戦争するわけじゃないんだから・・・・・・・・・・・」

「戦争だろ。」「楽しい楽しい粛清生活・・・・・・・・・」

「我が一門が叫んだんだ、しっかりとやらないと面子に関わる。」



いやぁ、楽しいなぁ・・・・・悪巧み・・・・・・・・・・

どんどん話が突き詰められる・・・・・・・・・・・・

酒が足りないから今宵はこれまで

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