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禁酒令と馬鹿官僚共

あらすじ 事務官長は何時回復するのだろう?



「陛下、王宮の食堂から苦情が来ております。」

「なんだ?国王つき事務官。」

「官僚共の酒代が嵩んでいるので予算の増額と勝手に持ち出すのを止めてくれとのことです。」

「市場管理の衛士からも市場で酒盛りするのは勘弁してくれと苦情が出ております。」

「経理部門からも酒代の異常な増加に監査を要求しております。」


国王執務室、官僚共の取りまとめた書類を判子押すだけという印象が強いが国王は国王で自前の事務官を抱えて書類の審査を行っている。そうでもしないと官僚共が暴走したときに突込みが入れられない。

今代の官僚達は馬鹿な事に全力を費やすところがあるが基本的に王国に忠誠を誓って汚職などに無縁である。


「ところで王室顧問、事務官長の容態はどうかね?」

「はい、陛下。大分良くなっていますが今しばらく時間がかかりそうです。治癒魔法や神聖術の世話になる段階は過ぎていますが体力の回復とか諸々が・・・・・・・・・・・・」

「そうか、一度回復してから話がしたいものだな・・・・・・・・・・・」

「わかりました、事務官長にはそう申し伝えておきましょう。」


一応麦秋老の一撃は黙って置くように釘刺さないと・・・・・・・・・・


「まぁ、腹部への一撃が致命傷だったということは聞いて居るがその前の飲酒でも結構内蔵系に負担がかかっていたそうだな。」


ばれてる。


「そうですねぇ、あの時は皆で樽を開けてましたからねぇ・・・・・・」

「そんだけ馬鹿飲みすれば普通の者ならば数日は動けないよ。」

「まるで官僚たちが底なしの大酒呑みみたいな言い方ですねぇ・・・・・」

「見たいなというか実際そうだろう!何で酒がらみの苦情しか来ないのだ!!」

「王国政府の運営自体は順調ですし、外交も小さな諍いはありますが燃え盛る前に手を打ってありますからねぇ・・・・・・せいぜい、私が観光旅行に行こうとすると止められることに抗議する位でしょう。」

「それは正当な抗議だからなぁ・・・・・」

「酷いですなぁ、陛下。私のような下っ端貴族が行った所で問題なんかおきるわけないじゃないですか!」

「いやいやいやいや、君の教え子達が怖がって雲隠れして政府が機能しなくなると苦情が来ているのだが。」

「大丈夫ですよ、引きずり出して仕事机に縛り付けてあげますから・・・・・・・・・・・」

「それをするから外交問題に・・・・・・・・・・・・」

「いっその事私を外務官にして諸外国に派遣するのは。」



「陛下、諸国連名で王室顧問を国外に派遣するのだけは勘弁して欲しいと嘆願が着ておりますが・・・・・・・・・」


と、陛下と馬鹿話をするのであった。

しかし情報はやいなぁ・・・・・・どこかで漏れてないか?

ためしに王妹殿下(ヤオイ作家)の【聖王魔王本】でも朗読してみるか・・・・・・・・・・・・


「其処の事務官、この本を朗読しなさい。」

「・・・・・・・・・・・王室顧問、何の嫌がらせですか?」

「勿論、国王陛下への嫌がらせだが・・・・・・・・・・」

「ごほん、王室顧問。外交問題を起こす積りかね?」

「いえいえ・・・・・・・・・・」


「陛下、聖徒王国と魔王国連名でそんな本朗読しようとするな!それ以前にそんな本は燃やしてしまえという抗議文が着ておりますが・・・・・・・」


どこかで漏れてない?

しかも犬猿の仲の両国連名とは・・・・・・

「そりゃ、隣室には諸国の大使を待たしておるしな。」

盗み聞きか・・・・・・・

「成程、ぜひとも【ヤオイ本輸出入禁止条約】を制定してもらわないと。」

「そんな話題で時間を割けるか!!」

「大丈夫ですよ、各国の貴婦人が腐化していることを情報として仕入れてますので、持ちかけたら食いつくのでは?」

「それ以前にワシがいやだ!」

「そりゃそうか。」


「陛下、時間です。」

「そうか、では行くか・・・・・・・・王室顧問、官僚達に酒は程ほどにしろと釘を刺しておけ。」

「無理だと思いますが一応刺しておきます。」



さて、官僚部屋に行きますか・・・・・・・

何か大使達を集めた部屋からはヤオイ本は即刻禁止するようにとかという話が出ているがそれはほっておこう。

どうせ決まるわけないだろうし女性の大使もいれば女王の国も在るし・・・・・・・・・


「おーい、お前ら屁以下もとい陛下が酒はほどほどにしろといっていたぞ。」

「王室顧問か、我々はそんなに飲んでいないだろう。」

「そうだなぁ・・・・一昨日魔国大使の竜族の爺様を飲みつぶした程度だし。」

「一昨日は極北連合の副大使の熊討の勇士と呑んでいたろう。竜族の爺様は一昨昨日だ。」

「あれ?一昨昨日は聖徒王国の大使の聖騎士を戸板送りにしていなかったか?」


お前等、どれだけ外交官潰せば気がすむんだ!

「いやぁ、向こうから酒席に誘われてねぇ・・・・・」

「勿論こちらからの返礼の席を用意する事も忘れていないぞ。」

「で、他の面々は兎も角竜族と言えば酒に強かったはずだぞ!それを潰すなんてどれだけ飲ましたんだ?」

「緑魔酒を主として・・・・・・・・・・・ちゃんぽんで・・・・・・・」


このアル中度共が・・・・・・・・・・緑魔酒なんて悪酔いする物を飲ませるんじゃない!!


「あの爺様、茸酒だと弱すぎると・・・・・・・・・言ってたし。」

「茸酒って・・・・・・・・・・どこの未開民族の成人式ですか!!」

「あれはあれで、旨い者だがなぁ・・・・」

「飲むな飲ますな作るな!!」

「良いじゃないか、本人も了承の上だし・・・・・・・・・・」


馬鹿がいる・・・・・・・・・いや複数形だから馬鹿共がいる・・・・・・・・・

誰かこいつらにつける薬を・・・・・・・・・




どびゅーーーーん!(匙を投げる音)

無理です(by医療神)

おおっ、匙がよくとぶなぁ・・・・・・(by鳥類神)

星にぶつけるのは止めてくれ運行が狂う(by天空神)

ごめんなさいね(by医療神)


そもそも酒自体が薬だからねー(by酒精神)

薬をがぶ飲みしたらどくだろー!!(by医療神)

まぁまぁ、そんなに切れないで一杯やりなよ(by酒精神)

どもども・・・・・・ って、酒を飲ませるなぁぁぁぁぁぁ!!(by医療神)



そうか、こいつらにはつける薬がないのか・・・・・・・・・かわいそうに・・・・・・・・・

うちの可愛い子供達に馬鹿が移るといけないから退避させるか。

「ちょ、王室顧問!自分に棚に上げて我等の酒癖の悪さを出すか!」

「だって、私酒癖は悪くないよ。酒は飲んでも飲まれるな。っていうであろ。」


いいこというねぇー(by酒精神)


「それにね、戦神曰く【心に棚を作れ】と教えを説いているではないか!!」


いってないいってない!!(by戦神)

それって異界文学の一説だね(by文芸神)

たてーばんこくのろうどうしゃー♪(by演芸神)

それは労働スト決起!モトネタは(版権削除)だろうが無理やりボケを入れるな!!!(by知識神)


「いってないいってない!!戦神様が泣くぞ。」


泣かないもん男の子だから、でも何故だろう目から汗が・・・・・・・・・・(by戦神)

よしよし、強い子だから泣かないの(by豊穣神)

うん・・・・・・・・・・・(by戦神)



なぜか節酒の話は有耶無耶になってしまった。

よくあることだ。


私も子供達と仕事をしながら今日はどこで飲もうかと馬鹿話をしていると陛下が来る。


「お前らぁぁぁぁぁぁ!!誰を飲みつぶしているんだ!!酒合戦しろと挑戦状を叩き付けられたぞ!!」




えっと、いいですか?

大使達も馬鹿ですかぁぁぁぁぁ!!



まともな人物送ったら染まって大変じゃないか!(by聖徒王国担当地域神)

はい、お酒は楽しく適量を・・・・・・・・・二十歳からとは言いませんけど呑みすぎて迷惑をかけないように・・・・・・・・


はい、酔っ払いの作者が言っても説得力がないですね。

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