孤児姉弟と世界の理不尽
あらすじ 孤児を二匹拾った。
登場人物の名前はいまだ決めてない!
どうする作者! 収拾はつかないぞ!もっとも誰も読まないがw
孤児姉弟を拾って、身の回りのものとか買って寮に戻る。
って、いうか一つ物を買うのに遠慮して最低限以前のものでどう過ごして来たのだろうか?
一度孤児院の実態を調査せねばなるまい!!
決して、可哀想とかだからではないぞ!
孤児院となれば多少は貴族だの王族だのが支援しているはずだ!
こんな杜撰過ぎる経営を行っている孤児院を統べる貴族ないし王族は民草の幸いを守る牧人たる統率者の資格はない!!
経営する貴族王族は絶対落とし前つけさせてもらう!!
これは政を司る我等の責任として行わなければならない事だ!!
「法務官様、私にはこんな上質な服は勿体のうございます・・・・・・・・・」
「法務官様、おいらにこんなもの食わせる必要はないぜ!おいらはそこらの草と藁の混じった麺麭で十分だから」
「君達は我が眷属として庇護下に入る事になったのだから其れなりの格の暮らしをしてもらう、私は末席であっても貴族として存在をしている。その私の眷属たる者を喰わせる事満たす事ができていないとなれば私の格に関わるのだ!貴人聖域法の制約下で一時的に我が眷属になった君達とは言え、わたしの下についたからにはちゃんと食って満ち足りた生活を送ってもらうぞ!!」
わたしの言葉はお前らは奴隷だ!奴隷であっても私の格のために食わせるのだからそこを間違えるなと言っているだけなのだが勘違いしているようだ・・・・・・・・・・・・・・・
「はい、法務官様! 民草の牧人たる貴族のあり方を顕す御方。私達のような取るに足らない孤児であっても、救いあげようとする細かい投網の投げ手 私は貴方様の網にかかり幸いを得ました。」
「法務官の旦那、おいらは食わせてくれる旦那についていく・・・・・・・・・ 一切れの麺麭と繋いだ命にかけて・・・・・・・・」
この科白を聞いて更に怒りが増す。自由民たることを誇る我らが王国の民が一切れの麺麭、一枚の服で隷属を決める現状に!! 王国を切り開けし祖王はそを見たらなんと嘆こう! 王位を投げて民の守部たらんと野に下れり我らが初代よこの未来をなんと思う!!
私は怒りの表情をしているのを自覚している。でも、理性ではこの姉弟が悪いのではないと判っている。
「御伽噺を知っているか、この国が成り立ち我等の祖が自由民であることに誇りを持たんと立ち上がった日々を・・・・・・・・・・・・・・ 如何なる種族であっても、如何なる出生であろうと・・・・・・・・・・・・ 他者を思い、誰かのためにあろうとするもの全て、自らの意思で生きようとするもの全てが自由民であるべしと勇者だろうと魔王だろうと抗い続けた建国の詩を・・・・・・・・・・・・」
「御伽噺と聞いています。」
「そうか・・・・・・・・・・・・・・・」
「旦那、なぜ怒っているんだい?おいらわかんないよ。」
「君等が悪いわけではない・・・・・・・・・・・・・ 帰るとするか・・・・・・・・」
「はい、ご主人様・・・・・・・・・・・」
寮に帰ると女怪が待ち構えていた・・・・・・・・・・・・
あれ?シリアス?
それ以前に名前・・・・・・・・・・・