表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/248

田舎貴族と二日酔い

あらすじ あとがきのほうが長い話だった。王室顧問何をしているのだろうか?

酒を飲んでます。 納得・・・・・


そして作者は日本酒の熟成物で酔っ払ってます。誤字脱字はいつもの事ですのでご容赦あれ・・・・・・・・・・

事務官長はうなっている・・・・・・・・・・

そりゃそうだろう、いくら酒精神の加護があったとはいえ丼で酒を飲んでいれば二日酔いにもなろう・・・・・・・

神様は二日酔い対策の祝福はしてくれていなかったし・・・・・・・


ごめんねぇー 忘れてた(by酒精神)

「いえいえ、二日酔いがあるから呑みすぎたりする戒めになるのですから。」

まぁ、アレだけ呑めば酒に強い鬼族とかでも潰れるよねぇ・・・・・・人属なのに凄いなと思ったよ(by酒精神)

「暫く放置しておけば良いでしょう。」

そだねー(by酒精神)


何か酒精神と普通に会話しているけど気にしたら負けだ。


「だんな、迎え酒をしているから寄ってくるのでは?」

「別に文芸神と違って害はないから気にしない。ささ、神様ぐいっと一献!」

すまないねぇー(by酒精神)

「酒精神様も人界に普通に降りてきて大丈夫なんですか?」


問題ないよー、前は神も人界に降りてきて共に楽しんでいたんだよー。

その名残として神の流れを汲む家とかあるじゃないー。神も人もこの世界にあるものだから共に仲良く騒いで時に喧嘩するくらいでいいのさー(by酒精神)

「そんなものなんかなぁ?喧嘩とか物騒だし・・・・・・・」

なぁに、馬鹿な喧嘩の一つもできないと鬱憤たまってだめだめよー。

喧嘩した後で酒を飲んで仲直りすれば良いんだよー(by酒精神)

「そして酒席でまた喧嘩と・・・・・・・・・」

世界は巡る糸車ー、回って回って何かを紡ぐー♪ (by酒精神)

こうして何度も起こる出来事を専門用語で【天丼】という。(by演芸神)


お前は呼んでない!!(げしっ!!

およびでない、こりゃまた失礼しましたーーーーー☆(by演芸神)


キラッ☆


ささっ、酒精神 飲みなおしましょう・・・・・・・・・・

良い酒は嬉しいねぇー 朝酒は楽しいねぇー ぐびぐびぐびとのみほすよー(by酒精神)

「そうそう、良い呑みっぷりで。ところで事務官長、一緒に飲むか?」

「いえ、二日酔いが酷くて・・・・・・うぷっ・・・・・・・・。ちょいと失礼!!」


事務官長はけつを抑えて駆け出す!

便所か・・・・・・・・・・


あんだけ呑めば下痢になるよー。酒を飲みすぎると腸内の水分バランスが崩れるから下るよー(by酒精神)

「あの状態だと人は一本の管であると言う話がよくわかる。」

運命神の分野だけど食べて糞して世界を変えるのが生物らしいぞー(by酒精神)

「奥が深い定義ですなぁ。今度はこっちの酒を行きますか。」

いいねぇーいいねぇーどんどんのもうねぇー。酒は世界の潤滑油だよー心も口も滑らかにするんだからー(by酒精神)

「孤児姉、つまみはまだか?」

「御主人様朝からなんか駄目人間丸出しなんですけど良いんですか? あとこれつまみです。」

むぐむぐ、良い味してるねぇー。(by酒精神)

・・・・・・・これは美味だな。王室顧問よ、良い娘を捕まえたな。(by厨房神)

「いいだろう神様達、だがやらん!」

「・・・・・・・・・・・///」

可愛い娘はべらせて朝から飲んだくれ。浪漫だね(by厨房神)

「わかる?やっぱ貴族と生まれたからには可愛い娘はべらせて堕落した生活するのがあるべき姿だと思うんだよ!」

貴族じゃなくても神でもそんな生き様が良いんだよー、厨房神呑んでないじゃん。ささ、ぐいっと逝こうー(by酒精神)

おっとっと、こりゃこりゃ・・・・・・・・溢れているじゃんか!(by厨房神)

若いからすぐこぼれてしまうんだー(by酒精神)

あはっはっ!!(by神々)

「酒場の親父か!」

たいした違いはないよー(by酒精神)

「そりゃそうか・・・・・」


「ねーちゃん、これはどう収拾つけるんだ?」

「・・・・・・・・・・・///」

「だめだこりゃ。」


しかし、事務官長遅いなぁ・・・・・


本格的に下ったな(by厨房神)

あんだけのめばねー(by酒精神)

「王妃付という重圧から解き放たれて、たかが外れたんだろうな。」

たまにはいいよねぇー(by酒精神)

妻子の元に返ったら満足に飲むことなんて滅多になくなるからな。(by厨房神)

それって厨房神の予言ー?(by酒精神)

常日頃の力関係からの推測だね(by厨房神)

「だから私のように独身貴族でいれば良いのに。」

ただ単に性愛神殿通いが過ぎて振られているだけでしょー(by酒精神)

まぁ、継ぐ家もないからねぇ(by厨房神)

「うるさい!」

図星刺されて怒ってんのー(by酒精神)


いいんだ!今の生活を楽しんでいるし、結婚したら一人しか相手できないじゃないか!!


妻妾同時プレーとかあるじゃないか(by農業神)

それで腎虚確定コースってか?(by冥界神)

死因は腹上死ってか(笑) (by岩石神)


何かどんどん神々が増えてくるなぁ・・・・・・孤児姉、酒とつまみをどんどん頼む。

「はい、御主人様!」


孤児姉が神々に供える酒とつまみを用意するために部屋を出る。勿論孤児弟も手伝いとして借り出されるのは確定事項だろう。

うーん、良い子達だ!


ほんとうにどっちかくれない?(by酒精神)


「断る!」


けちぃー(by酒精神)




その後暫く、便所詰めとなっていた事務官長だがこの場に戻ったときに屯している神々に驚いて目を回したのは笑い話である。





ところで神様達に質問。

どうして神職や法衣たちの元に行かないの?


そりゃーねー 願ってばかりでうっとうしいしー(by恋愛神)

あからさまにワシの事を邪魔者扱いするし(by疫病神)

一応、公私の区別をつけないと(by秩序神)

私が行くと自分が選ばれた者だと勘違いする馬鹿が多くて・・・・・・(戦神)


なるほど・・・・・・・・・って、お前等自分の飲み代くらい払えよな!!

旅路は長いようで短く。

麦秋老を首魁とする一団は王都の門をくぐる・・・・・・・・


先触れを出し、害意をないことを示し門衛の敬礼を受け進む。

王都の雰囲気は以前と比べてよくなっている。


種々の弱者保護政策が実を結びつつあり、孤児や乞食にも寝床や仕事が与えられ放置されたまま朽ち果てると言う事がなくなったからであろう。


市場に行くと子供達が駆け回って買い物をしているところを見るし、職人街は仕事の音が絶えない・・・・・・・

民草が丹精こめて慈しまれている事が見て取れる。


麦秋老は道行く衛士に王室顧問の居場所を尋ね案内させる。

王室政府勤務者向けの寮か性愛神殿、孤児院のどれかだがどこから回ればよいのか迷い衛士は仲間を呼ぶとその三箇所を中心に居場所を探させる。


「守護伯よ、貴様の弟は居所がつかめないなぁ?」

「愚弟は道楽者ですからねぇ・・・・・」

「無事に見つかればよい・・・・・・・」

「暫く時間かかりそうであるから何処かの茶店でもいきますか・・・・・・・」

「そうだな。」


程無くして衛士が王室顧問の居場所を突き止めてくれたのでその場所に向かう。


先に挙げた三箇所ではなく、裏通り沿いの酒場兼宿屋であった。


そこに横たわる事務官長・・・・・・・・

何らかの責め苦にあったのか唸り声を上げて青白い顔を歪ませる・・・・・・


「おい!王室顧問これはどういうことだ!!」

「久方ぶりでありますな、麦秋老。大したことはありませんよ・・・・・」


王室顧問は鼻を赤くしてのんびりと応える。

事務官長が唸っているのを尻目に旧知の貴族や親族と挨拶をする王室顧問。


「やぁ、我が弟よ。この麦秋老には手を焼かされたよ。兵隊つれて王都攻め込もうとするし・・・・・・」

「兄上、陛下の前で儀仗兵を突撃させようとした者の科白ではありませんな。」

「なぁに、王妃の首でも取れば大人しくなるだろうと思っていたのだが、事務官長自体が大人しくしてないと駄目な状況みたいだな。」

「まぁ、明日には回復するでしょうし・・・・・・・・・」


酒場だからか微かに酒精の香りがする・・・・・・・・・・

麦秋老は今の事務官長の容態を聞く。


「ただの二日酔いですよ。王妃をやりこめて無事に王城を出たから祝い酒と称して私や官僚達と共に散々飲んでましたからねぇ・・・・・・・・・・」

「ほぅ、ワシらが命がけで進軍している間に悠長だな! って、おきろ!!」


事務官長の腹に刺さる拳!

その衝撃で崩れ落ちる事務官長。そして押さえが利かなくなった腹からは・・・・・・・


濁流が開放されそうになる・・・・・・・・・・・

あわてて駆け出す事務官長・・・・・・・・だいじょうぶか?

便所までは持たせろよ! 持たせなかったら・・・・・・・・・・悲惨だ!



あーあ、酷いことするなぁ・・・・・この爺様は(by厨房神)

とどめさしたねー。(by酒精神)

無事つけるかねー?(by戦神)

無理じゃない?このウンコー状況からして(by大地神)


「麦秋老それは酷い!」

あわてて駆け出した事務官長を見てジト目で見る貴族達・・・・・・・

おなかを下した者に腹を殴るなんて・・・・・・・・・・


ま、事務官長を擁護する者も同情する者もいなかったのだが・・・・・・・

「助けてみれば酒盛りで潰された後だったと・・・・・・・・・・ 王妃に潰されなかっただけましなんだろうがこのやり場のない怒りは・・・・・・・・」

「田舎貴族、諦めろ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬鹿らし、帰るか。」

「だな。」

「奥方にはしっかり報告しておかねばな」

「言えてる。」





ちなみに事務官長は無事漏らしませんでした。


ぴー!!


加速のつく便意。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ