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張扇と王妃

あらすじ 特にない。

あいも変わらず、王妃による孤児娘略奪が横行しているようだ。


あの若作り外面だけは良い物だから孤児娘達もホイホイ付いて行ってしまう。

御蔭で官僚達の仕事が滞る滞る、泣きついてくる先が私というのは間違っている気がする。

宰相閣下(たぬきおやじ)とか国王陛下(センスゼロ)に泣き付きなさい。


白い山脈が雪崩落ちそうな官僚部屋(タコべや)に缶詰にされている官僚達を横目に王妃執務室に向かうことにする。

「てつだってけぇ!王室顧問!!」

「後で酒を奢るからさぁ・・・・・・・・・・・・・。」

「賢者の旦那・・・・・・・どうして俺達だけ残されるんだい?」

補佐見習(おとこのこ)は趣味じゃないらしい、まぁ、行った所で居心地悪いだろうがな。」

「納得だが、どうして傷跡娘を連れて行かないのだろう?」

「素材の生かし方がわからない駄目王族だからねぇ・・・・・それ以前に傷跡娘は離れたくないそうだし・・・・・くっくっくっ・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・どうせ着飾ったって、見てくれる人なんていないから仕事したほうがよい。」

「そんなことはない!」

「でも・・・・・・・ 傷跡のせいで・・・・・・」

「馬鹿言うな!!少なくとも俺が見ている。」

「だったら、見てくれる人のそばがいい・・・・・・・あたしを見出した人は補佐見習いだけなんだから。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・大丈夫!お前の母親だってお前が可愛いから傷をつけたんだろうし・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・」

「まぁ、他の奴等に見初められるのは俺が気に食わないんだけど(ぼそっ」

「・・・・・・・・・・・・なんか言った?」

「いや、なんでもない! 早く書類の山を片付けようぜ!」

「・・・・・・・・・・うん(こくり」


うぉぉい! この二人は書類を衝立代わりにして何二人の世界を作っているんですかぁ?

もしもーし・・・・・・・・・・・

という、我々の呆れた視線をよそに書類を黙々と片付けている。


「作業速度は孤児娘達と一線を画しておる。この二人だけ昇給すること出来るかな?」

「王室顧問、それは可能だが喧嘩にならないかね?」

「財務官、それは大丈夫だろう。孤児娘達は仕事量に応じたにすると言えばいいのだし。単純な時間単位でもこなしているからそれに紛れ込ませればよいではないか。」

「それもそうか・・・・・・・・・・・・ ついでだから王妃様に連れ去られた日の日当は王妃化粧費(こじんてきししゅつ)から出してもらうか。」

「そうだな、そんな話を陛下とも話した覚えがあるが・・・・・・・・・」

「ついでだからその案件を次の御前会議で提出したらどうかね?」

「提出したが、うちでも金を払うから寄越してくれという貴族が多数いて・・・・・・・・・孤児娘達の引き抜き合戦になって有耶無耶になってしまった。」

「・・・・・・・・・・・・・有能な経理担当は何処でも欲しいのか・・・・・・・・・・・・後でその貴族の事を教えてくれ。孤児院の子供達をもう少し鍛えてから紹介状を書くとしよう。」

「その子供達こっちで研修させないか?」

「魂胆が丸判りだぞ!財務官(邪笑」

「・・・・・・・・・・・でも、損はないはずだが(毒笑」

「そうだな、孤児娘達より小さな子供達になるから王族兄妹(ロリショタ)よけになんか対策してくれ。」

「判った・・・・・・・・・・」


白い衝立の中握手をする二人。お互いに悪い笑みを浮かべて人身売買計画をしているのだが止めるものは誰もいなかった・・・・・・・・・・・

「ご主人様?めぼしいのは商会公様に引き抜かれてますけど?」

「何、大丈夫だ!孤児院にいるのは孤児だけじゃなくて平民の子息達もいっぱいいるのだし、彼らの中でも使えそうなのを引き抜けばよい!!」

「ついでですから貴族の冷や飯食い達も一緒に鍛えられたらいかがですか?」

「孤児姉も言うねぇ・・・・・・・それについては、誰か見繕ってもらうか。」

「良いぞ、王室顧問。取敢えず財務官の子息など最初に鍛えてみるか?」

「王城管理官、考えていること(りあじゅうはしね)はわかるが漏れなく彼の取り巻き(ハーレム)が付いてくるぞ。只でさえ補佐見習夫妻(ラブラブカップル)が暑苦しいのにこれ以上暑苦しくしてどうする。」

「うっ!」

「まぁ、貴族も寄越してくれれば鍛えるからその辺はよろしく。」

「あい判った!」「うむ」「諾」「・・・・・・・・あの家の次男坊がいたなぁ・・・・・・・・・」



「・・・・・・・・・・・進まない原因って、この雑談のせい?」

「それはないと思うが、人を入れる相談だし・・・・・・・・・・・それよりも宰相府へのタタミイワシ攻防戦とか王妃様への突撃とかがあるんじゃないの?」

「・・・・・・・・・・・・どっちにしても仕事して欲しい。終わらない。」

「だな・・・・・・・・・・ これ終わったらしばらくゆっくり過ごすんだ・・・・・・・・・ まだ、期間奉公だからそのくらい融通が利くだろうし・・・・・・・・」

「それはどうかな?補佐見習よ。君が居ないとここは成り立たないんだ!ほらキリキリ働けぇ!!」

「うわぁぁぁぁ!!」

「・・・・・・・・・・・・・・むごい・・・・・・・・・・・」


どさっと置かれる白い山。書類は自己増殖するという説は本当だったのか。

げんなりとした補佐見習を背に王妃執務室へと向かうのであった。

「お土産は孤児娘達でいいからなぁ・・・・・・・!」


民部官、お前には小間物屋(したばたらき)が居ただろう!

「奴ならば腎虚で休暇中だ!」

「で、家で休んでいると・・・・・・・・」

「そうだが・・・・・・・・・・・・・あ!」

民部官にも私の言わんとしている事を理解したようだ。今となっては遅いけど・・・・・・・・

小間物屋が回復する日は遠そうだ。




歩くこと暫し、王妃執務室に着いた我々は孤児娘達の様子を見に行く。

「失礼いたしますよ王妃様。」


混乱を極めている官僚部屋と違い、常に侍女達に整えられている執務室は片隅には花が飾られて茶と茶菓子を専門の給仕に用意させて本当に仕事しているのかと思える状態である。

ちなみに国王執務室は官僚部屋より掃除が行き届いている程度なのだがそれほど仕事がたまっていない。我々優秀な官僚達がサインだけで済む状態までお膳立てするからなんだが、それでもサイン量が多くて腱鞘炎にかかったとぼやいている。サイン偽造の名人用意すればよいのに・・・・・・・・


「だんな、それは問題だから・・・・・・・・・」

「どうせ、サインだけだから責任者としての首とサイン書く腕だけあれば国王なんて誰でもいいのだから・・・・・・・・・・」

「王室顧問、いきなり人の部屋に来て危険な会話しないでもらえます?」

「これはこれはご機嫌麗しゅう・・・・・・・・ 王妃様、官僚達が泣いてますので孤児娘達を返してもらえますか?」

「嫌よ!こんな可愛い子達をむさ苦しい狼共の巣に置いておくなんて酷い事出来ないわ!」

「むさ苦しくて非衛生的な動く死体もどきなのは否定しませんが、王妃様の処にも日にち決めて寄越しているじゃないですか、それじゃ仕事が成り立たないのですか?」

「だって、貴族の娘達は頭の中がクリームしか詰まっていない会話しかしないし仕事も出来ないじゃない。もう着飾っているから楽しみが薄いし・・・・・・・」


どう考えても最後のが本音だな・・・・・・・・・

孤児娘達を見てみると針子や侍女達に囲まれて弄繰り回された後らしく、着飾らされて良い所のお嬢さんっぽくなっている。

「賢者様、あそびにきたんですか?」

「いや、官僚達が仕事溜まっていると泣付いてきてなぁ・・・・・・・・・・・戻るぞ。」

「まだ、王妃様の仕事も終わっていないんですけど・・・・・・・・・・」

「今日は契約外なんだが・・・・・・・・・・・ って、終わってない?」

「そうなんですよ、書類ためる部屋があって、そこから一山づつ持ってくるんですよねぇ・・・・・・・・」


へぇ・・・・・・・・隣にあるという書類置き場を見て絶句する・・・・・・・・・

な、なんじゃぁこりゃーーーーーーー!!!


私は腹を押さえて倒れこむ。


書類が山積みになっているのだが、順番がめちゃくちゃだわ黄ばんだ書類があるわ・・・・・・・・・・

なにやっとるんだ!この王妃は!!

王妃付事務官だっていたはずだぞ!

「えっと、王妃様? この書類の山はいかがしたんですか?」

「私が謹慎中に溜まったものとかその後に雪崩れ込んだ物とか・・・・・・・・・・・」

「それで、事務官が居たはずですが・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・てへっ(照」

「てへっ!じゃない!! どうしたんだ事務官は!!」

「・・・・・・・・・・・王妃様に成り代り説明いたしますと事務官長様は仕事押し付けられた事に切れてしまい王妃様に対して思い切り罵倒した挙句に辞職届を出して故郷に帰られました・・・・・・・・・・」


女官の説明に王妃付事務官長の事を思い出す。落ち着いた中年で大抵の事では怒らない温厚な男だったはずだが・・・・・・・・・

その実直で温厚な働き振りから態々宰相府から引き抜かれた人材を・・・・・・・・

彼を怒らせるなんてどれだけ酷いことをしたんだ!!


「他の事務官は?」

「そ、それが事務官長様が切れられた時に無礼打ちしようとした護衛官様を止めようと・・・・・・・・・そこの壁のしみが・・・・・・・・・・」


え、えっと・・・・・・・・・・・壁に人型のしみがあるがもしや・・・・・・・・・

「一応、命は取り留めておりますけど・・・・・・・・・・・・暫くは復帰できない状況で・・・・・・・・ 報告が行ってなかったでしょうか?」


女官の説明に私は王妃に対して視線を送る。王妃は視線をそらす・・・・・・・・

「王妃様、何か言うことは?」

「つい、かっとなって・・・・・・・・ 今は反省していますわ。・・・・・・・・・・てへっ(照」


ふつんと言う音がした。

「孤児姉。」

「はい、ご主人様。」

孤児姉から渡された神秘緋金属張扇(オリハリセン)を手に王妃へと襲い掛かる!!


「何、人手不足を加速させているんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


上段からの打ち下ろしに王妃は何処に隠し持っていたのか神秘緋金属張扇(オリハリセン)を打ち上げるように迎え撃つ。

王妃の張扇に威力を受け流され私の張扇が王妃の脇へと空を切るのだがその隙を狙って王妃の一撃が右袈裟に襲い掛かる。半身をずらしてその一撃をかわすとかわした捻りを生かして胴打ちを狙う。

王妃も然る者、返す張扇で受け止める。

暫し、鍔迫り合いが続く・・・・・・・・・


「王室顧問、女性に対して酷いのではありませんか?」

「いえいえ、王妃様の人使いに比べれば何処が酷いのでございましょう!」


鍔迫り合いは続くがそこは男女の差、膂力は私の方があるので王妃を押し込む。体勢を崩された王妃は一歩下がり構えを直そうとするのだが遅い!!

私の逆胴が襲い掛かる。


がっ!!

二刀流!!

王妃は咄嗟に張扇を召喚して左張扇で受け止めたのか!!

張扇の召喚とはやるではないか!

私は左わき腹に打ち上げられる張扇の一撃を受け止めた張扇を支点に体を回り込むようにかわしすり抜ける・・・・・・・・


周りの者達は突如始まった(無駄に)高度な張扇技の応酬に呆然としている。

剣戟と違うのは一撃でも食らえば吹き飛ばされ勝敗が決するのと刃を欠けたり折れたりするのを気にしないで良い為に受け止めが大事な防御手段として存在することである。どちらかというと棍術や棒術に近い・・・・・


私はすり抜けた勢いのままに腰だめの構えをし神秘緋金属張扇(オリハリセン)に気合を込め叫びと共に打ち放つ!!

「仕事の邪魔をするのはいい加減にしやがれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


私の周りには財務官が民部官が式部官が王城管理官が侍従官が近衛文官が・・・・・・・・・・その他諸々の官僚達が力を貸してくれるのがよくわかる!その残影が拳を突き上げて王妃に対しての怒りを打ち出している。その力の奔流に後押しされた神器神秘緋金属張扇(オリハリセン)が七色の光と共に王妃を打ち上げる!!

背後には舞い上がる書類吹雪!


また詰まらぬものを打ってしまった・・・・・・・・


どさっ!


書類の上に落下した王妃に

「書類の海で溺れ往け・・・・・・・・・」


唖然とする侍女女官・・・・・・・・

「あの張扇無双の王妃様が・・・・・・・・・」

そっち?

「事務官達を壁のしみにしたあの日から犠牲が出ないように張扇技の習得に余念のなかった王妃様が・・・・・・・・・・・」

・・・・・・・・・・

「王室顧問程度に遅れをとるなんて・・・・・・・・・・」

まてまてまてまて・・・・・・・・君達なんか違う方向に行ってない?

普通、諌めて仕事に向かわせるでしょうに・・・・・・・・・・


「ううっ、私負けたのね・・・・・・・・・ 悔しいけど王室顧問の張扇技(つっこみ)が演芸神に認められるだけのことがあるわね・・・・・・・・・・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・ぷつん。

「お前等詰まらない事している前に仕事しやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!この糞たわけ共がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

私の全身全霊の一撃(つっこみ)は王妃を初めとする王妃付の侍女や女官達を書類の海に叩き込むのであった。


「だんな、女性相手に酷いのでは?」

「仕事を溜め込む馬鹿に男も女もない!!今度から本当に孤児娘達の分を王妃付化粧費(おこづかい)から差っ引いて貰おう。」

「それはそうと王室顧問、この惨状は何かね?」


後ろからする声に振り向くと米神に青筋立てている国王陛下に宰相閣下・・・・・・・・そして完全装備の近衛兵達の姿があった。


「あははははっ・・・・・・・・・・国政を蔑にする女狐達を討ち取っただけですが・・・・・・・・・・だめですか?だめですよね? あははははっ・・・・・・・・」

「時間はたっぷりとあるからじっくりと話をしようではないか・・・・・・・・・・」

「そうですわ、王室顧問には一度じっくりと王室に対する敬意というものを・・・・・・・・・」

「王妃様もこの溜め込んだ仕事とか事務官達が居ない件について説明をしてもらいますよ(怒」


米神の血管が切れてしまいそうな国王陛下と宰相閣下は近衛兵達に私達を別室に連行させるとお話をするためについていくのであった。






後に残されたのは孤児達・・・・・・・・・

「これ片さないと駄目なんだろうね・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・そうだね」

「誰がやるんだろう・・・・・・・・?」

「この分だと私達じゃない?」

「今からかかったほうが安全ね・・・・・・・・・」

「「「「「はぁ・・・・・・・・・・・・・・・(嘆息」」」」」

「後でご主人様においしいものでも奢ってもらいましょう。」

「「「「「うん!」」」」」


孤児達に幸あれ・・・・・・・・(by某王室担当地方神)


その後の王妃付事務官長



どこぞの田舎か、のどかの田園風景に遠くから牛の声が響いている。

古ぼけた小さな一軒家に手入れしていた男衆が出来たぜと都から来たばかりの親子に声をかける。

都落ちした親子の主が男達に礼を言って袋一杯の硬貨を代金として支払い、都から持参した酒樽を渡す。

男達は礼を言いながら酒樽を担いで帰途に着く。

ここは親子の新天地、元王妃付事務官長はこの地にて友人である領主の事務官をすることとなっている。他にも近隣の領主達からも暇を見て手伝ってくれと依頼が来ている。見知らぬ土地にて受け入れてくれる領主(とも)や住民達の暖かさに感謝をしつつ不安と期待が入り混じった表情で愛する家族達を見つめる。



「いやぁ、ここが私の故郷だ。すまないねぇ・・・・・私が不甲斐ないばかりに・・・・・・・・・」

「あなた・・・・・・・・・・・・・」

「ぱぱぁ、新しいおうちはどこにあるの?」

「あそこだよ、王都のうちより庭が広いからいろいろお花でも育てようね。」

「うん!!」

「苦労かけるね、おまえには・・・・・・・・・・・・」

「あなた、それは言わないで・・・・・・・・・・・・貴方は正しいと思った事をやっただけなんですから・・・・・・・・・・・・誇りこそすれ、怒ったり恥じたりはしませんわ!」

「おまえ・・・・・・・・・・(抱」

「あなた・・・・・・・(抱」



「えっと、お取り込み中のところ悪いのだが王妃付事務官長、貴殿には王室から召喚状がきている。我等についてきてもらおうか・・・・・・・・・・・・・」

「嫌だ!!誰が王妃の下になんていくもんか!!」

「つべこべ言わずとっとと来い!!」


力づくで連れ去られる事務官長、悲しいかな文官として体を鍛えていない為に武官の膂力に対抗できないのである。

「あなたぁぁ・・・・・・・・・・・・・」

「ぱぱぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・!!」


残された妻子はなすすべもなく見守るしかないのである。


泣き崩れる親子を見た近隣の住人は領主を呼び、領主もその経緯を聞いて王都への早馬を走らせて自らも兵を率いて奪還に向かうのである!!


善き友であり有能な文官である彼を理不尽から救うために!!!


温厚で善良な元王妃付事務官長の経緯を知った近隣の領主達が合同で兵を起こして王都へと向かって騒ぎとなるのは、また別の話。

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