張扇と神々
あらすじ 物語が色々生まれてきているのだけど語り手が途切れさせた物語はどうなるのだろうか?そのまま時間が閉じられたままになるのだろうか?それとも、語り手と言う観測者がないままに進められていくのだろうか?願わくば物語と言う世界が生まれたまま放り出されて朽ち果てませんように・・・・・・・・・(by文芸神)
あらすじと関係ないではないか!しゃしゃり出てクンナ腐れ神!!
どうも最近、神殿から苦情が多く寄せられている。
神秘緋金属張扇が演芸神の加護で神器と化してから突っ込みついでに神まで誤爆する事が多いのだ!
その場にうろちょろしているのが悪いのだ!!
特に文芸神とか芸術神とか演芸神とか・・・・・・・・・
うそだ!!(by文ゲイ神・・・・・もとい、文芸神)
思い切り狙って打ち込んでいたよなぁ・・・・・(by森林神)
このままでは24678人目の神殺しが生まれてしまう(by農業神)
ところで、文芸神とか芸術神と同列に並べられるのはとても不本意なんだが(by演芸神)
それはこっちもいいたいことですわ!(by芸術神)
そもそもなんで神が其処にいるのかということを問いたいわけで・・・・・・そこを神職の者に聞いてみると
「神と言う者は世界の構成要素として存在しており、神気を介して顕現されるものと認識されている。世界は神気に満ちているので何れの神もどこであろうと顕現出来るのである。まぁ、神々には其々の領域があり領域外での顕現はあまり見られない・・・・・・・・・」
「どう考えても領域外で神気を介した意思を感じるのは気のせいだろうか?」
「単純に神々は好奇心の赴くままに顕現されますからねぇ・・・・・・領域の外では確率が格段に下がるだけで顕現されないわけではないですからねぇ・・・・・・」
「要は出歯亀?」
「そういわれると身も蓋もないのですが・・・・・・・・」
「となると神避けの結界は・・・・・・・・・・世界を否定していると同義だからすぐに決壊すると・・・・・・・・」
や○だくーん、ざぶとんいちまい!!(by演芸神)
出てけ!!(ごすっ!
○風師匠なんて読者にはわからないよ・・・・・・・・・(by演芸神)
しつこい!(ごげしっ!!
本当しつこいなぁ・・・・・一匹見かけたら三十はいると思ったほうが良いのか?
酷いなぁ・・・・・まるで我々がゴ○ブリみたいではないか(油虫神)
「・・・・・・・・・・・えっと、神職。極端に神々が集まる状況をどうにかしたいのだが・・・・・・」
「しかし、よく神気を辿れますねぇ?って、言うかさっきのは神々の気配だと思うのですが・・・・・・・」
「どうでも良いでしょう演芸神くらい。こんだけ神の気配に接していると気がついてしまうのですよ・・・・・・お陰で、うちの子供達も神気に対して感覚が鋭くなる始末で・・・・・・・・・孤児院では神の一柱を幼子達が追い掛け回していましたよ。」
アレは悲惨だった。無邪気で加減の知らない子供達に追い回されて、捕まったら触りまくるはシャブルはで気がついたらボロボロになっていた神様を見たときは思わず同情してしまったものだ。
きつかったよぉ・・・・・・ まさか、天罰下すなんて大人気ないこと出来ないし・・・・・・・(たまたまその場にいた暗黒神)
「・・・・・・・・・・・・えっと、子供達を神殿に預けませんか?いい祭司になると思うのですが・・・・・・・・」
「自分を冷やかしていた神々に神秘緋金属張扇でドツキまくる者をですか?」
「大丈夫です。うちの神殿には馬族神×風神本を綴ったツワモノがいますから。」
「馬族神と風神の涙が感じられそうな本ですなって!言うか!御神体をそんなことしたらダメでしょうが!!」
思わず手に取った神秘緋金属張扇で神職を殴り飛ばしてしまった!
ついカッとなってやっ・・・・・・(略
「反省してください!!」
ちっ!復活しやがったか。
「これは反省すべきところなんだろうか?否、人として間違ってはいないはずだ!」
間違いではないぞ(by馬族守護神他)
言論統制よ!言葉を力で封じ込める悪しき行動よ!!(by芸術神)
以下喧々囂々・・・・
「で、この状況はどうしたらよいのでしょうかね?神職・・・・・・・」
「うーん、神職の者としては羨ましい限りではありますが一度神殿で説法してもらえますか?」
「私にできるのは王室に対する扇動演説くらいですよ。それでよければ・・・・・」
「・・・・・・それは勘弁してください。」
よい判断だ神職!そんな事されたら私の領域がしっちゃかめっちゃかになる。(by某王国地方担当神)
それをうまく立ち回って王国を手に入れるのも・・・・・・・・(by聖徒王国地方担当神)
少しもぎ取ってやるのも良かろうな(by魔王国担当神)
・・・・・・・・・いいのか?王室顧問が解き放たれるぞ!お前らのところに亡命させるぞ!!(by某王国地方担当神)
ひぃぃぃっ!!(by他の地方担当神達)
「って、言うか王室顧問何をなさったので?」
「前に奴隷商人を捕まえたとき、神殿経由で神々と信徒達への公開質問状を送っただけですが。【神は奴隷を認めているのか?】と」
「ああ、あの時の・・・・・・・・・・・神殿内部どころか聖徒王国やその周辺国が宗教論争でごたごたした件ですか・・・・・・・・・あれは悪夢だった。聖典を紐解いてあーでもないこーでもないと論争しまくって違いからの殺傷事件が後絶たないし・・・・・・・・・・・・奴隷商人の焼き討ちや奴隷達の反乱も出てくるし・・・・・・・・・・・其処から戦争寸前まで行くし・・・・・・・・・あれはもう一度やったら破門じゃなくて神の審判にゆだねますよ。」
「で、あの話はどうなったの?」
「奴隷の存在は認めるが所有は望ましくない。とあいまいな神託でごまかしてましたよ。」
「今度は神々の正義はどこなのか質問してみるか・・・・・・・・」
「やめてーーーー!!」
神職の絶叫は王城内に響いたという・・・・・・・
油虫神 ねえ?俺って放置?
突っ込みもなしなの?
さみしい・・・・・・・・・(がさごそ