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貴人聖域法と衛士その他

あらすじ、スリの姉弟を庇護下に置く法務官

彼の名前はいつ決まるのか?

「護衛官、貴殿がこの姉弟に手を出すのならば兄弟弟子だからと言って手加減はできないからね。」

「しかたあるまい、でも背後関係だけは聞かせてもらう!」

「わかった・・・・・・・・ これは貸だからな!」

「なっ!」

「子供に不覚を取って逆上、未遂とはいえ犯罪証人の抹殺とかしなくて済んだんだからな!」


「あのー 法務官様? この姉弟の取り調べしてよろしいですか?」

私の庇護下にいるから許可なく取り調べができないわけではないが、逆らいづらいんだな。

衛士達に悪いことしたな、後で差し入れの一つもしておかないとな。名目は慰問とでもしておくか・・・・・・・




で、話を聞いてみると

自称姉弟は近くの孤児院の出身で姉の方は卒院して自活していて、弟の方がまだ在院中。

あまりにひもじく、院にいる弟妹達に何か食わせてやりたいと突発的に犯行に及んだと……

身元の方も衛士達の中に顔を覚えている者がいてあっさり判った。悪いことをする子じゃないと衛士の方から保障されて安心した。


「護衛の騎士様ごめんなさい。」


これで子供にスリをさせる大人がいたりとかでないことに、これならばしばらくこっちで反省がてら預かれば何とかなるか・・・・・・・・


護衛官の方もひもじいとか弟妹達のためにやってしまったと聞いて、感涙しつつ掏られようとした腰の袋を押し付ける。それ、銀貨とか結構入っていなかったか?

「構わん!弱者への庇護こそ貴族たる者の嗜み!! それに某の不覚がこのような事態を招いたんだ授業料と思えばよろしい。」


馬鹿が馬鹿がいるよ! 師匠、どうしてこの護衛官(ばか)に自制心と知恵を教え込まなかったのですか?



ムリだよー と遠く師匠の声がした気がする。

でも納得する私がいるのは否定しない。




ここにいる衛士達が報告書作るだろうから、対外的にはぶつかった子供に服とかを汚されて逆上した護衛官から一時的に保護するために貴人聖域法(アジール)で庇護下に置いたことにしてもらおうか。

王室付の官僚相手への犯罪と比べれば子供の粗相ならば護衛官自体も始末書程度で済むだろうし子供にも傷がつかない・・・・・・・・・

法務官だけど法がすべてとは思ってないよ。誰も傷つかないならば真実をぼかしたって良いじゃないのかなと・・・・・・・・・ ばれたら失職だけでは済まないだろうけど。ばれなければ良い!!


孤児院の方にはこちらで一時的に姉弟を引き取っている旨を伝えて(護衛官の金とともに)二人を連れて寮の方に帰ろうかね…………

その前にこの子供の方を風呂入れよう・・・・・・・・・ 薄汚れているのを部屋に入れるのはかなわん!!


衛士詰所の水浴び場借りれないかな?

風呂屋は花街にもあるけど、さすがに二人連れて行くには外聞的に悪い。


後は服か・・・・・・・・・ 古着屋でも帰りに寄るか。


もう、夕刻間際だなぁ…… 一日が終わってしまうよ。

用語説明

貴人聖域法アジール 

些細な罪や過失、逆恨み等から弱者を守るための法律。

認定までには庇護者と被擁護者との契約が必要で、もし被擁護者に咎アリとするならば庇護者も罪をかぶるし、被擁護者を守るために多大な損害を受けることもあるために最近ではだ運用するものがほぼいない。被擁護者の方も眷属としての労役やなにかも受けなければならないが既定の賃金や何かは支払われる。



名前がないどうするべw

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