期間雇用と小売商の息子
あらすじ 法務官はハーレムを作った。
今回の話は差別表現がありますので嫌いな方は回れ右。
「孤児娘達、金稼ぐ積りある?」
「なになに?どんな?」
「賢者様の夜のお相手?きゃー うれしい・・・・・・・・・・痛いなぁ、孤児姉 !」
「ご主人様に不敬な発言は粛清しますよ。」
「まぁまぁ、孤児姉落ち着いて、夜の相手できるほど体力ないのに無理しないのw」
「ご主人様の相手は私だけで十分です。」
「おやぁ?独占宣言ですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
孤児姉の意見を受け入れ私の助手と言う名目で子供達を働かせる準備をする。
人員の選定、危険人物に対する対応、仕事内容の説明・・・・・・・・・・・・等々
あの休暇から三日後、私と孤児娘達を含む孤児数名、及びに元街娼の息子を引き連れて王城に出陣するのであった。
「賢者様、何でおれを連れて行くの?」
「元街娼の息子、いや、小売商の息子よ、君は母親を助けたいと思っているのだろう?金を稼がせてやるからついて来い!」
「いいけどよ、おれなんかでできるのか?」
「大丈夫だ、お前には並みの貴族では逃げ出す教育を行ってきたんだから・・・・・・・・・・・」
「やっぱりご主人様根に持っていらっしゃるわ。」
「だんな、子供相手に大人気ないなぁ・・・・・」
だまれ!
彼は実際に優秀だよ。母親を守りたいと言う覚悟は兎も角、あれだけの課題を歯を食いしばってこなして来たんだから・・・・・・・・・・ 普通の貴族の教育課程を一月あまりで終わらしたんだから・・・・・・・・・・
「うわぁ・・・・・・・・・・・・やっぱ、あれはいじめだったんだ!」
「いや、君の母を思う心に打たれて敢えて鬼となって教えたのだが・・・・・・・・・」
「うそだ!!」
王城に着く、手伝いの子供達を官僚部屋に連れて行き、顔通しをする。
手伝いに連れてきた私の教え子達だと・・・・・・・・・・・一応孤児姉弟の最初のころ程度の力はあるから使えるぞと・・・・・・・・
官僚達は大喜び!
初期の頃の孤児姉弟の能力でも十分戦力になるからだ。
自分らは文面とか何やらを行って、検算部分だけでも任せる事ができれば十分に楽できるからである。
子供に何が出来ると思うのがあるのだが、計算部分だけとはいえ楽できるとなれば出かけた言葉を飲み込んでいる・・・・・・・・・・・・・・・
実際には計算部分だけではなくて疑問点とか質問してくるから、其処から書類の不備とか穴を見つけてごまかしとかを発見してからは子供たちも受け入れられていく。
可愛い私の教え子達だ、そんじょそこらの貴族の馬鹿子息以上の仕込をしているからなぁ・・・・・・
「どれだけ仕込んだんだい?法務官。」
「取り合えず読み書き計算と商会公仕込の経理帳簿、後は私直伝の黒知識・・・・・・・・・・・・・個人個人にもよるけど国内の商品知識とか、土木工学とか、農業、医学、神学と色々彼らの興味の赴くままに教え込んだけど・・・・・・・」
「うわぁ・・・・・・法務官、外道だろ!特に黒知識・・・・・・・・・・・・即戦力と言うのは判るが、子供に何を教えているんだい!」
「じゃあ、いらない?」
「すいませんでした、一人ください!!」
孤児娘達に小売商子息等を初めとする子供達は官僚達に受け入れられている。
期間限定なのが勿体無いとか、終わってからもこないかとか誘いの声がかかっている。
そんな中でも子供達にいい顔しないのがいるわけで・・・・・・・・・・
「餓鬼に何が出来るんだ?」だの
「計算できるだけで仕事だと思うなよとか・・・・・・・・・・・・」
挙句の果てに
「孤児や売女の餓鬼を王城に入れるなんて法務官様もどうかしてるよな、見てみろよあの餓鬼を!顔に傷跡だらけで見てらんないよ・・・・・・・・・・こんな顔に欲情できるなんてどこの豚面鬼かよ。しかも奴隷上がりだろう?そんな者に王宮の仕事任せるなよ。」
ちなみにこの発言は同一人物である。私の後釜に入った貴族の一人なのだが日頃の鬱憤を立場の弱い私の可愛い子供達に押し付けようとしている・・・・・・・・
顔に傷跡のある孤児娘は、顔を下に向けて歯を食いしばって耐えている・・・・・・・・・・・目に涙を浮かべている・・・・・・・・・・
そんな、傷跡娘の様子を見て露天商の息子は殴りかかるのだが馬鹿貴族に殴り返されてしまう。
傷跡娘は小売商の息子に駆け寄って庇おうとするが小売商の息子はそれを手で制して立ち上がって更に殴ろうとする・・・・・・・・・・・・・
「うわぁ、傷だらけのブスと雌犬の息子が庇いあっているよ。美しくも見苦しい光景だなぁ・・・・」
私は小売商の息子を手で制し
「ここは王城で君達は私の配下だ!悔しい気持ちはわかるが、私に任せてもらえんか?」
悔しそうな顔を隠さない小売商の息子は糞貴族をにらみつける。
「君は身分風体だけで私の眷属の能力をないと決め付けているのかね?」
「実際、奴隷もどきと売女の息子なんて価値があるんかね?」
「私があると保障するからここにつれてきたのだ?彼らを馬鹿にすることは私に対する侮辱ととって宜しいかな?」
「逃げ出し椎の実の分際でえらそうに言うな!」
「それだけの能力が自分にあると自信があるようだな・・・・・・・・・・ では、私等は手を出さないから我々並みの仕事をこなせるのかね?」
「ああ、奴隷と雌犬の息子をいくら連れてこようと私の仕事には及ばないだろう。何なら椎の実の法務官様、貴方様の仕事も奪って見せましょうか?」
「うれしい事を言ってくれるねぇ・・・・ お手並み拝見といこうか?」
この糞貴族に仕事を任せて皆で仕事ぶりを眺める・・・・・・・・・・・・・
「うわぁ、ここの字間違っているよ。子供でも間違えないのに・・・・・・・・・」
「計算式が間違っているよ・・・・・・」
「計算が遅いね?うちらでももっと出来るのに・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・くすっ」
「あ~あ、口だけなんかなぁ?」
子供達は茶々入れながら、他の官僚達の仕事を手伝っている。
口は動いているが手はすばやく計算を行っている・・・・・・・・
あのやり取りが鶏冠に来ているのだなぁ・・・・・
傷跡娘は小売商の息子に目線を送りながら手元の書類の清書をしている。
小売商の息子も糞貴族の倍の速さで検算をしている。
子供達が手元の山をなくしているのに対して糞貴族は山を積み上げて新しい山を作り上げている。
そこで嫌味たらしく小売商の息子が
「貴族様、この書類手伝ってあげますよ。ここで滞るとわれらのような愚民達が困りますからね。決して同情じゃないんですよ・・・・・・・・・」
と言って書類を奪い取る。
仕事ができると言った手前、出来ない所を示されて怒り堪え切れない糞貴族は立ち上げり殴りかかろうとするのだが・・・・・・・
「うわぁ、奴隷上がりと雌犬の息子如きにマジになっているよ。恥ずかしい! 官僚様、これって普通の貴族なんですか?」
「小売商の息子よ。駄目貴族が逆切れするが。普通の貴族はまず能力で人を判断するし、最上の貴族は原石を磨き上げる事から始めるよ。」
「成程、貴族様これは駄目貴族なんですか?」
「いやぁ、駄目貴族ならば仕事しないことを是とするだけ邪魔にならないが・・・・・・・・」
うわぁ、初対面の法務副長と息を合わせてとどめさしてるよ。えげつないなぁ・・・・・・小売商の息子。
顔を怒りで赤黒くして震えているよ・・・・・・・後釜君。
「だんなの薫陶だな。あれは・・・・・・・・・」
「最初から口が悪かった気がしますが、ご主人様の事をぼろくそにいっていたし・・・・・」
「あそこまで言われたら立ち直れないぞ、普通。」
「手が止まっているなんて余裕ですねぇ・・・・・この貴族様は」
「こらこら小売商の息子、彼は君たちに手加減しているんだから茶化さない。」
「はい、官僚様。」
「私は法務副長だ。覚えておきたまえ。」
「はい法務副長様。」
「いやぁ、君は優秀だな。平民とはいえこの後釜君より仕事をこなしている。私の下につかないか?」
「俺はただの手伝いだから、椎の実の賢者様に断らないと・・・・・・・・」
「私からも口添えするから仕事について話し合おうではないか・・・・・(にやり」
「副長!学園からめぼしいの引き抜く積りだったんじゃなかったんですか?」
「目の前に逸材がいるのに学園上がりの試験馬鹿を入れる必要があるのだ?」
「だからって、私の弟子を引き抜かないでください!」
「法務官が補助の仕事終わった後は予定あるかね?」
「法務副長様、なかったはずですが・・・・・・・」
「ならば、後でその話をしよう・・・・・・・・ ところで後釜君手が止まっているがどこまで手加減しているのか?早く挽回しないと山が増えていくばかりだぞ!!」
後釜の糞貴族は逃げ出した・・・・・・・・・・・・
傷跡娘は小売商の息子に抱きつき、ごめんねとかありがととかうわ言のように言い離れない。
小売商の息子は抱き返そうか突き放そうか悩んで、よしよしと慰める・・・・・・・・
傷跡娘は大声で泣いてしがみつく・・・・・・・・・・・
二人をとりあえず別室に隔離して仕事の続きをする。
聞き耳を立ててみると
顔大丈夫?こんなに腫れて・・・・・・・・・
気にするな!あいつが気に食わなかっただけだ・・・・・・・・・・・とか
豚面鬼でも見向きもしないようなあたいのために・・・・・・ 馬鹿言うな、傷があっても十分可愛いじゃねぇか・・・・・・・・・・とか
ほんとうに? 嘘はいわねぇよ・・・・・・・・
傷だってお前がつけたくてつけたもんじゃないだろう・・・・・・・・・ がたがた言うやつはおれがぶん殴る・・・・・・・・
いやぁ、青春だねぇ・・・・・
「ご主人様、下品ですわよ。仕事にかかりましょう!」
と耳を引っ張られて仕事に向かわされる。
後で、後釜君にはお礼しないとな・・・・・・・・・
「法務官、それは私に任せてくれないかな?」
「副長?なにをするんで?」
「いやぁ、彼の親には色々貸しがあるからね・・・・・・・・・・・ とりあえず彼の一族を干してあげるとか・・・・・・・・・・」
「うわぁ、えげつねぇ・・・・」
「後顧の憂いを絶たないとね(邪笑」
「たしかに・・・・・・・・」
「法務官室ってだんなみたいなのがごろごろしている魔窟なんだねぇ・・ 」
「孤児弟、思っても言わない。」
「あのぅ、私たちはあんなことできませんが・・・・・・・・・・・」
後釜君、そのせりふを言うか・・・・・・・・・後で話し合おう・・・・・・・・
「ひぃっ!!」
ちなみに逃げ出し後釜君の行方は知らない・・・・・・・・
今回の主人公(?)の彼は元街娼の息子→小売商の息子→法務副長付補佐官とクラスアップします。
傷跡娘とは不器用な付き合いになるのかな?
其処までは責任持てません・・・・・・・・・・




