引退勧告と御前会議
孤児姉とは婚約状態となってしまった。
王命を拒否できるという特権を得ていても、孤児姉自体が泣きそうな顔をしてしまえば私に勝ち目がない。孤児姉を突っぱねても周りが・・・・・・・・・・・・・・・・・・
って、いうか聖域守護辺境伯家自体が私の味方をしてくれないというのはどうかと思うのだが・・・・・・・・・・・・・
王命を突っぱねても、王命を無視して私に剣を突きつけてくる連中ばかりの私に勝ち目がないだろう。
法と秩序を武器とする私の弱点はそれを無視する者達。
故に私は法と秩序で益をあげる者達を増やし、それの正当性を強める。
利益があれば私に従う者が増えるのだから・・・・・・・・・・
嗚呼、暗黒時代に逆戻りか・・・・・・・・・・・
少女の涙一つで人の意思を無視するのだから・・・・・・・・・・・・
馬鹿なことをいっていないでお前の大事な娘を可愛がってやりな。(by性愛神)
大事にするのは否とは言わぬが、王室の糞虫に言われるのがとてつもなく癪に障るのだ。
そんなゴタゴタがあったけど御前会議の日が来る。
とりあえず私は議題として【王室顧問引退勧告】をまとめて持ち出す。
いやぁ、諸氏の反応は・・・・・・・・・・
「王室顧問の仕事嫌いは此処までとはわかっていたけど、敵対貴族を利用するまでとは・・・・・・・・・・」
「って、いうかこの理由?孤児姉は俺の嫁?鏡を見て言えよ、某伯爵。」
「孤児達が王室勤務に相応しくない?確かに王室には勿体無いだろう、服飾センスがなくて仕事が無能な陛下には」
「息子を王室顧問にしたい?官僚に引き込まれそうになってションベン漏らしたのが・・・・・・」
「あのぅ、私は引退したいのですけど・・・・・・・・・・・・・」
「「「「お前の意見なぞ聞いておらん!!」」」」
仕方ない・・・・・・・・・・・・私の後釜を推薦するか・・・・・・・・・・
王弟殿下、お願いします。
「王弟殿下って誰?」
「頭が薄い人だろ。」「中身?」「いや、髪の毛。」
云々かんぬん・・・・・・・・・・・・
認識されてないよ・・・・・・・・・・
「場にいる貴族諸氏よ、我に弟はいるのだが・・・・・・・・・・・・」
「陛下、妹と兄がいるだけだと思っていましたが?」
「三兄妹ではなかったのですか?」
うわぁ、王弟殿下使えねぇ・・・・・・・・・・・・
結局廃案となってしまった。
仕方ない、後暫く過ごせば退任できるんだ。それまで我慢だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「御主人様それは無理かと・・・・・・・・・」
「大丈夫だ孤児姉、その時期に合わせて他国に亡命するといえば・・・・・・・・・・・・」
えっと、口利きしますので来ないでください。(by聖徒王国地方担当地方神)
某王国地方神、お前何とかしろ!(by西方地区担当地方神)
彼の願うままに隠遁生活させてやれ!(by魔王国担当地方神)
えっと、国王よ。おうしつ顧問を隠遁させろ!(by某王国地方担当地方神)
「だが、断る!」
嗚呼、隠遁までの道は遠い。