孤児院と王宮探訪
あらすじ 孤児院の子供達を受け入れるために王宮各所を巡っているのだが、奇人変人ばかりで・・・・・・・・・・・・うぎゃーーーーー!(作者は粛清されました)
最近お気に入り登録やポイントを入れてくださる方がいるのですが、大感謝です。
思わず酒が進みます。(本日3合目)
ついでですから感想も・・・・・・・・・・女性からでしたら罵詈雑言も大歓迎です興奮します。
等と書いたら、引かれるかな?
しかし、週間ユニーク667って・・・・・・・・どうして666にならないんだ!
はい、今回も下品ですよ。
ぞろぞろてくてく・・・・・・・・・・
しかし大人数だな。面子を記してみると・・・・・・・・
王室顧問
孤児姉
孤児娘×3
孤児弟
聖域守護辺境伯魔術師団四席魔術師
宮廷魔術師団奇才魔術師
開放公令嬢
近衛団長
王都西部地域軍団長
王妃殿下
王妃付女官
王妃付侍従官
王妃付侍女
すべてが一応身分持ちなんだよなぁ・・・・・
そのうちに何処かの領主貴族が
「おや、なんかぞろぞろと珍しい一行ですな。」
「珍しいですわね魔王領近接地域辺境伯ではないですか。」
「王妃様も御健勝の様子、臣と致しましても喜びを隠せません。」
「王室顧問、これが正しい王妃に対する応対ですわよ。」
「はいはい、私が浅慮でありました(棒読み」
「賢者様ってこんなときでも王室に対する不敬を忘れないのは流石と言うか・・・・・・・・」
「御主人様ですし・・・・・・・」「実際、仕事押し付けられている恨みが・・・・・・」
「私等も酷い目にあったしね・・・・・・・・・・・・」「あの時の王妃様が忘れた仕事の処理は・・・・・・・・・・辛かったわ。」
子供達は好き勝手言っている。
勿論そのように育てたからな。
「王室顧問卿、流石に卿だけならばよいが、子供達にもそれを当然とするのはどうかと思うのだが・・・・・・・・」
「将軍の言うとおりだぞ。いくら王族が(作者による削除)だとしても・・・・・・・・」
「不敬発言で即処刑する王族なんだから・・・・・・・・・子供達まで巻き込むな!」
「子供たちが不憫ですわ・・・・・・・」
えっと、そこの辺境伯に将軍達に侍女まで・・・・・・・私が悪者ですか?
「御主人様、大丈夫ですわ。王家に弓引くときは私もご一緒しますから。」
孤児姉、私が反逆する前提で発言しないように。
「ねーちゃんはだんな一筋だからなぁ・・・・」
「それはそれで不憫ですわね。」
「義姉様もそうおもう?」
「男なぞ数多いるのに如何して王室顧問をと言うのは疑問に思うが。」
「そうですわね、孤児姉でしたら数多の誘いがあるのに・・・・・・・・・」
「こんな魅力的で有能な娘ならばワシの・・・・・・・・冗談じゃ!そんな怖い目でにらむな!」
最後の発言をした魔王領近接辺境伯は慌てて発言を訂正する。
配下ならば許すが、奥方に側室もいる身で私の可愛い娘達に手を出そうとするならば如何してくれようかね?
「それはそうと、この一行の面々は面白い組み合わせなのですがどうしたので?」
「辺境伯、私の可愛い孤児達を引き抜きたいという話が王宮各所でありまして下見をしていたところなんですよ。それについてくるのがぞろぞろと・・・・・・・仕事をしろと強く言いたいですな。」
「それはそれは大変だな。ところで当方にもよこしてくれないのかな?」
「孤児達の数が足りなさ過ぎますよ。宰相閣下なぞは10くらいの子供でもいいからなんて酷いこと言いますし。」
「確かにそんな子供を寄越したらどんな目にあうか・・・・・・・・・」
きな臭い方向に向かった会話を強引に変える辺境伯に乗る私。
普通に子供を寄越すことに対する危険性を察して心配してくれるなんて・・・・・・・良い人だ。
「だからうちに寄越した方が安全かつ将来的にも良いぞ。」
前言撤回。やはり伯も孤児が欲しかったのか
「私等が派手に働きすぎた?」「でも、貴族の若様連中がやわすぎるでしょ。」「配下達も処理能力お粗末過ぎ!」
「孤児娘達、貴族達はおいら達と違ってだんなの教育を受けていないんだからしょうがないよ。」
「ふむ、この子達は鍛え甲斐がありそうだな。」
「西部軍団長、この子達は私が目をつけているんだから駄目ですわよ!」
「妃殿下、それは人材の無駄遣いで御座います。魔術師団に寄越してくだされば、黒髪の少年は特に魔具に対して良い発想をしていますし・・・・・・・・・研究材料として・・・・・」
「当家に迎え入れたいですな。ゆくゆくは領地の経営なぞ任せて・・・・・・・・・・」
こいつ等、子供をあてにしていやがる・・・・・・・・・・自重しろ!
「皆様方、この子達に対する勝手は許しませんよ。」
しかし辺境伯とそのお付まで何故付いてくるのだ?
「ワシも陛下にお目にかかろうとしているところだし、ついでだ。それに面白そうだしな。」
伯も暇人か・・・・・・・・・・・・・
てくてくぞろぞろ・・・・・・・・・・皆してぞろぞろ
途中、下女と小姓が逢引していている所をばったりみたり・・・・・・・
侍女と近衛兵が事に及んでいるところを見てしまい女性陣が赤面していながらもじっくり見物していたり・・・・・・・
侍女が王妃の存在に吃驚して膣痙攣起こしたり・・・・・・・・・
それの処置を私がする羽目になったり・・・・・・・・・
如何して国王執務室に向かうだけで何かしら色々あるのだろうか?
下女と小姓はやんわりと注意すればよいとして、侍女と近衛はどうするので?
どっちもそこそこ良い所の子女でしょ?
「流石にあのようなことがあったからには王宮には置いておくわけには行かないですわね。二人を夫婦にしたうえでどこか地方に栄転させますか・・・・・・・・・・・・・二人とも気に入っていたんですけどねぇ・・・・」
「王妃様、あの者達の親を呼んで話をしましょう。あの近衛の両親も・・・・・・・・・・・ごにょごにょ」
カエルの子はカエル
その後も調理場で味見と称して食べまくっている下働きの娘さんたちとか若い衆とか・・・・・・・・・・
王宮ではチャンと食べさせているのか?
「・・・・・・・・・・・・・・後で調べておくわ。」
実際のところ若いし肉体労働だからいつも腹を減らしているんだろうな。
調理場も別口で用意しているところ見ると食事の一環だったり・・・・・・・・・・・・
ところで賄いの飯が旨そうなんだが・・・・・・・・・・・寄越せ!
はぐはぐはぐはぐ・・・・・もぐもぐもぐもぐ・・・・・・・・・
「王妃様に貴族の方々まで・・・・・・・・・・尊いお方が食べるものじゃ御座いませんよ!」
「あっしの昼飯が・・・・・」「うわぁ、食べ盛りの子までいる。」
「・・・・・・・・・・・むごい」「王室顧問様にはちゃんと食事があるでしょうに!」
すまん調理場の・・・・・・・・・後でこれで何か買ってくれ(ちゃりーん
銀貨を渡したのはせめてもの良心だ。
「結構いけますわね。明日出してくれる?」
「ふむ、ざっけないものだが美味である。後で調理法をうちのものに教えるが良い。」
お偉方は酷いものだ・・・・・・・・・・
「ううっ!昼飯が・・・・・・・・・・(泣」「好物だったのに・・・・・・・・」
「残ってない・・・・・・・・・・」
調理場の嘆きを後に進むのである。
「王室顧問様がくれた銀貨は皆で分けるとしてまた作り直すぞ!」
「うぇーい!」
その日の食堂の飯は手抜きだったそうな。
王妃様反省をば・・・・・・
「そんな日もありますわ。」
食い物の恨みは恐ろしいのに・・・・・・・・
後ほど寮に戻ったら料理人に恨み言言われたのは別な話。
そんなこんなで国王執務室に着く。
しかし大人数だこと。
酒が切れたので買い出しに・・・・・・・・・・
話が脱線しているなぁ・・・・