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暗黒神と神殿長

あらすじ?

 節制神さまは苦労性。って、本筋に関係ない!あの中間管理職は何時も何時も何時もいつも私が匙を投げるたびに勿体無いといっているけど、神々には其々役割があって私は癒す事のほかに告げる事も役割なのよ。其処のところ勘違いしないで欲しい。(by療養神)

って、本筋の役割ならば良いけど馬鹿につける薬とかの突っ込みに匙を使うな!自腹でやれ!(by節制神)


このけち会計!(by療養神)

あらすじが神々の言い争いだったが気にすることはない。

そう言えば補佐見習と傷跡娘は如何しているだろうな?


あの子達ならば温泉町の療養神殿で歓迎されているわ。傷跡娘の物語自体がある意味伝説になっているし、身売りしそうになった娘さんを説得して保護しているし・・・・・・・・・

あの子欲しいわね、神殿業務の実務者としてもそうだけど、薬や癒しの神術だけで救えないものを救っているのは貴重だわ。(by療養神)


おやおや、あの馬鹿はどこまで言っても馬鹿だな。つける薬はないのだろうか?


王室顧問、あの子につける薬はないけどあの子自体は世界までとは言わないけど誰かに対する癒しの薬なのよ。そんな貴重な存在を損なう薬なんて与えるわけいかないじゃない!(by療養神)

確かに。我が庇護者のために本気で怒ってくれて、国や世界相手に喧嘩を売った愛すべき馬鹿者はそのままでいて欲しいわ。(by性愛神)


いつの間にか神々のお気に入りになっているとは馬鹿も馬鹿なりに成長しているというわけか・・・・・・・

嬉しくもあり寂しくもあるわけだが・・・・・・・・・・







それはさておき、この神職達をどうしてくれようかな?

「命ばかりは・・・・・・・・・・・」「俺たちは死ぬんだ!いびり殺されるんだ!」

「死ぬことはないと思うけど・・・・・・・・・・・・・故郷の父母・・・・・・・・・私は人である事を止めるかもしれません。」


本当に人の事を如何思っているのか一度きっちり聞くとしますか・・・・・・・

「おい!お前等!私の事を如何思っているのかきっちり報復覚悟で話すのと王妃の年齢を上げるのと選べ!」

「ひぃぃぃぃぃぃ!!」「どっちにしても苦しんで死ねと言っている!」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・・・・・・・・(以下続く」


精神崩壊したようだな。其処の通りすがりの神職殿、こいつ等に精神安定神術を施してくれないかな?

「えっと、壊れたままのほうが彼等の為な気がしますけど・・・・・・・・」

「では君が自己犠牲してくれるのかな?」

「い、いえ、喜んで施術させていただきます!」


私の説得(?)に通りすがりの神職殿は快く施しをくれた。いい神職となるだろうな。

精神が回復したところで・・・・・・・・・・再び、じっくりと聞く・・・・・・・

壊れかけたところで通りすがりの神職を捕まえて・・・・・・・・・・(以下何度か繰り返す)


「王室顧問よ、許してもらえぬか?」

「おや、神殿長。私は只聞いているだけですよ。あなた方神殿の勝手な理屈と金儲けに巻き込まれて命を落としかけたのですから理由くらい説明させて貰っても宜しいかと・・・・・・・・・・・」

「金貨100枚で手打ちにしないか?」

「私が金で動く人間に見えるとでも?」

「では破門にするぞ!」

「どうぞ、少なくとも神殿から見放されても神から見放されたわけでもありませんから。その時は私と全面対決となりますかね?」

「後で泣きを見ても遅いぞ!」


神殿長は自慢のひげを膨らませながら出て行った。


さて先手を打つか


まずは市場にて・・・・・・・・・・・・・・

演芸神の加護のついた神秘緋金属張扇(オリハリセン)を片手に酒を飲む。

「いやぁ、酒精神様。神殿の馬鹿に破門するといわれましたよ。はははははっ!」

王室顧問も面白い事するねぇー、破門されてのんきに酒を飲む人間なんてほとんどいないよー(by酒精神)

少し灸を据えた方が良いのでは?(by暗黒神)

「よくよく考えたら、この国の神殿だけだから他国に行けば良いだけだしね。」

なるほどな、孤児達も全部引き連れていけよ。八つ当たりの対象にされたら目も当てられん。(by暗黒神)



「おや?賢者様が神殿の不正に手をつけたら破門されたそうじゃ・・・・・・・・」

「なんでも他国に落ち延びるそうで・・・・・・・・・」「神職共が無理難題を吹っかけたのだろう・・・・・・・・」

わいわいがやがや・・・・・・・・・・・


王都の民のうわさは早い。娯楽が少ないからなぁ・・・・・・

そうして問い合わせが続々来る。


こうしてはおれん!(by聖徒王国地域担当地方神)

当方にこられても困る。当代の魔王が泣いて逃げる。(by魔国地方担当地方神)

とりあえず他領神殿経由で問い合わせが・・・・・・・・・・・


そうして他国からの問い合わせと苦情が・・・・・・・・・・・


「ああ、陛下。神殿と事を構えましたので他国に落ち延びます。今までお世話になりました。」

「ま、待て王室顧問!どうしてこうなった?」

「かくかくしかじかで・・・・・・・・・・・ついでに我が子供達を全部引き上げますので・・・・・・」

「そんな事をしたら王室業務が・・・・・・・・」

「可愛い子供達に危害が及ぶ可能性があるのですから一緒に落ち延びさせませんと・・・・・・・・・」


官僚、王室、宰相府からの問い合わせが・・・・・・・・・・・

「王室顧問が破門だってよ!」「よしっ!これを機に神殿財産制限法施行だ!」

「神殿の査察も入れておこう!」「どれだけあらが出るかな?」

「無辜の臣民を守るのが王国の役割だしな(建前」「神殿資産の差し押さえをすれば・・・・・・・・・・予算が楽になるな。」

「ついでに神職共の余罪を洗っておいて貰おう。」


官僚共は神殿の解体をもくろんでいるし・・・・・・・・・・・・仕事増えるぞ。




結果、大混乱。


問い合わせの数に外部の擁護者が逃げているし・・・・・・・・・・・他国からも苦情が・・・・・・・・・・・


苦肉の策か私に対して神殿長が

「今から謝れば破門は撤回するぞ!」

等と脅しをかける。


私は答える。

「神殿から破門されても、気にもしません。もし神々が見捨てるのならばこの神秘緋金属張扇(オリハリセン)が元の形に戻るはずです!そうなれば神殿は神の言葉を蔑ろにしているという事になりますねぇ・・・・・・・・・・・」

私は神秘緋金属張扇(オリハリセン)を掲げる。相も変わらず演芸神の加護つきた!

「どうしたのです?神殿長?私は神がついてますよ。まさか演芸神を邪神とか言わないですよねぇ・・・・・?」

「うぐぐっ・・・・・・・・・・・」


さてと、王都を出ますかね。

子供達行くよ。

「「「はーい!」」」

「御主人様どこに向かいましょうか?」

「そうだねぇ、温泉町で補佐見習達を回収するか?」

「わかりました。」

「だんな!おいらを置いていくなんてないよね。」

「孤児弟、お前は自分の仕事があるだろう!」

「大丈夫、丸投げしてきたから。小額だけど配当がつくし丁度良いかな。」

「まぁ、いい。孤児院に行ってチビ共を回収するぞ。」

「そうだね、護衛とかいらないの?」

「それは実家の私兵団がいるし。」「そっか・・・・・・・・・・・」

「官僚達も誘わない?」「馬鹿言え、酒代ばかりが嵩むわ!」

「あははははっ!」


「王室顧問、どこに行く?」

「あれぇ?神殿長殿、私を破門するのでしょう。破門されたら日常生活できないから出来るところまで逃げるだけですよ。私はか弱い一臣民ですから。子供達も報復や偏見の目にさらすのは可愛そうですからねぇ・・・・連れて行くだけですけど・・・・・・・・・・・」

「そんな事をして問題ないと思っているのか?」

「そうですねぇ・・・・・私の名誉の保護を名目に他国からチョッカイガ出されると思いますけど、神々に愛されている神殿であれば問題ないですよねぇ・・・・・行きますから邪魔しないでください。」


私達一行は孤児院へと向かい王都を出る準備をするのであった。


えげつないなぁ・・・・・・(by演芸神)

あれ?方向性が・・・・・・・・

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