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夜会と目隠し布

あらすじ 庭園公は(検閲削除)だった。


作者は新物の酒が不作なのでふてくされているぞ。


あまりの不作ぶりに悪酔いして九月二日現在書き直しております。

まずい酒はわけのわからぬ言葉の羅列しか生み出さないものですなぁ・・・・・・


九月一日に読まれた方は読み返すが宜しいかと・・・・・・・・・・駄文ですが。

ふむ、私にも招待状が届いている。

丁度子供達のお披露目も兼ねて参加するとしよう。


私達も目隠し布で参加するか・・・・・・・・・・・・


向こうが白を基調としているならば我等は黒かな?

主題は何にするかな?

奇をてらわずに【非道貴族とそのお付】としておくか。

「賢者様、賢者様は非道じゃないでしょう。」

「御主人様自身を貶めるようなことは・・・・・・・・・・・」

「なに、ほんのお遊びさ。其処まで気にすることはない。」


さて、子供達衣装合わせでもするかね・・・・・・・・・・・

私と子供達は職人の元に向かうのであった。



当日、私と子供達は庭園公の招きに応じて夜会の場所に向かう。

篝火の焚かれた庭園は昼間の賑わいとは別に夜の静寂と花の香りで包まれている。

そこで奏でられる遠い昔に忘れ去られた詩。

庭園公が依頼するときくらいしか奏でられる事のない時代遅れの詩。

初代庭園公が故郷を懐かしんで口ずさんでいた童歌が元らしいのだが・・・・・・・・・・・・

楽士達の手にかかると壮大な物語になってしまうのはお笑いだ。


今宵ばかりは庭園をねぐらにしている鳥や獣達には申し訳ないが賑やかになりそうだ。

「旦那が鳥や獣に申し訳ないと思う気持ちがあるなんて意外だな。」

「そりゃ、必要以上の欲を持って動くものと違って、必要なだけを得るだけでも大変なモノに無体を強いるのだ申し訳ないと思うのは当然であろう。」

「変なところで律儀なんだな。」


孤児弟に言われたくないな。



子供達は黒を基調とした貴族服(男物)を纏い目隠し布を身につける。

「むねがきつーい!」

「嫌味?」「さらし必要なかった・・・・・・・・・・・」

それは時間が解決するし、大きさだけで全てが決まるわけではないぞ。

「本当?」「小さくてもいいの賢者様?」

「大きいのは罪?」

賑やかな娘達だ・・・・・・・・・・・・・おまえ達はそのままで魅力的なのに・・・・・・・・・・・・

「ご主人様はたらしなのですね・・・・・・・・・」

孤児姉、何を・・・・・・・・・・・・・


「まぁ、だんなが誑しなのは今更だけど・・・・・・・・」「庇護下にいる眷族には甘いから・・・・・」

そかそか、妬いているのか可愛らしいものだ。

ここで何か言ってもとってつけたようなものなので無言でいるけど。


愛い奴よ・・・・・・・・・

そっと髪の毛を撫でると気持ちよさげに擦り寄ってくる。

甘ったれが・・・・・・・・・


そうしているうちに先触れの者が我等主従の登場を伝える声をあげたので庭園へと歩みを進める。


庭園は種々のものが焔に映し出された影のように揺らめいている。

子供達も始めて参加する夜会に緊張の色を隠せないようだ。

しかたあるまい、つい最近まで食うや食わずの生活をしていた子供達だ。

こんな華やかなところに身をおくなんて思ってもいなかったろう。


そんなに口をあけたまま見ていると間抜けに見えるぞ

「御主人様、流石に気後れしますけど・・・・・・・・・・・」

「孤児姉、君は我が眷属にして準爵位を得ているのだ。気後れすることはない。私のほうでもこういう場における立ち振る舞いを教えていないのは悔やまれるが、臆することなく宴を楽しむが良い。」

「御主人様・・・・・・・・・・・」

「なんだ?孤児姉。いきなりの実習と思えばよかろうにそれとも私が誘導しようか?」

「お願いします。」


私は孤児姉の手を取り導くように先に進む。その後に孤児娘や孤児弟が続くのである。

この光景を見た他の貴族達は面白がるような表情で我等を見る。





夜会はやがて酒盛となり、私等も退散する事とする。

庭園公も礼を言い辞することとなるのだが・・・・・・・・・・・・


その後庭園は朝まで酔いどれたちがいる羽目となったのである。




我等主従と庭園公一派がつけていた目隠し布は市場で貴族達に好評であった。

「賢者様陣が売れてないのですが・・・・・・・・・・」




「いらっしゃいませ。」

「少年よ、例のものは・・・・・・・・・・・・」「こちらになります。」

「うむ、この手触り、香り・・・・・・・・・・・一級品だな。買おう!」

「まいどあり!」



その後灰髪少年の露店は繁盛するのだった。

「王室顧問様、流石に・・・・・・目隠し布だけというのは本末転倒では?」


如何したものか?


そんなことはさて置いて・・・・・・・・・・・

灰髪少年のはうなだれている・・・・・・・・・・・


「いやぁ、古女房に目隠しつけたら・・・・・・・・・・・・」「いやぁ、目隠しされての夜というのは中々刺激的で」

「性愛神殿ですけど二十ほど融通してもらえませんか?目隠しでするのが人気で・・・・・・・」


その後、この夜会で目隠しのエロさに気がついたのか、貴族達はそれ目的で買い込むのであった。

そして、それを知った臣民達もこぞって買いに来る・・・・・・・・・


「だから!盲目(めくら)達の為に私は売っているんだ!どうして、そんな不純な目的の為に・・・・・・・」

「少年、これが大人になると言う事だ!」

「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁっぁあぁぁっぁあっぁあぁっぁぁぁぁぁあぁっぁぁ!!」


少年は一つ大人になった。


今宵はこれまでで・・・・・・・・・・・・


と言いたかったのですが書き直しました。

酔っ払った勢いでの直接綴りは自殺行為ですな。


誰もツッコミがないのが更に寂しさを増す。

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