文芸神と異世界人
あらすじ 異世界人というものは恩恵も齎すが災いも齎す表裏一体の者である。
少し考えてみるが良い、異世界人の英雄談を謡う世界が多いのだが其処影に脇役と追いやられる現地人の涙を。
成功する影に地道に努力をして信頼を得たのに異世界の知識だけというだけで彼等の生活が脅かされる・・・・・・・・・・・
それが本当に正しいのだろうか?
力こそ正義、結果こそがすべてというのであればそれは仕方がないのだろうが・・・・・・・・
その世界を歪めて自身の利益を求める異世界人たちに正義という言葉は似合わないのかもしれない・・・・・・・・・・・・・
忌々しき異世界人は異世界追放の突っ込み技を喰らっても平然と帰ってくる。
って、言うか追放先は生まれ故郷だろうが!
どうして戻ってくる!
「あっ!そうだった!あっちが私の生まれ故郷だった!」
「まてぇーーーーー!」
「普通家族に挨拶とかあるだろう!」
「忘れてた! てへっ☆」
「年増にそれをする権利はないぃぃぃぃぃ!」
口々に突っ込みを入れる男性陣。
「あらあら、こんなに突っ込まれたら私の体が持つかしら・・・・・・・・・・・・・・」
「お前の体なんてどうでも良いわぁぁぁぁぁぁ!」
それはどうかと思うが近衛士官君。いくら婚約者が腐化してしまったからといって・・・・・・・・・・
うわぁ、最悪だ・・・・・・・・・・・・
哀れな・・・・・・・・・・ そういえば近衛士官、胃薬の世話に・・・・・・・・
婚約破棄しようとしたら先方からどうしてもどうしてもと泣きつかれてしまって・・・・・・・・・・・
親御さんも不憫な・・・・・・・・・
そういえば、負の感情を吸い取って浄化する木が存在するのだけど・・・・・・・・・・・
早速取り寄せだ・・・・・・・・
予算は・・・・・・・某が出す!
某伯爵・・・・・・・・・・あんた男だ! 俺も助力させてくれ!・・・・・・・・・
なんか知らないうちに浄化する木を取り寄せられ王都中に植えられる・・・・・・・・・・
効果がない・・・・・・・・・・
そりゃ、そうだろう。負の感情には効果があるが、腐の感情には・・・・・・・・・・・(by森林神)
「くそっ!」「あの耳っ子ラバーな森林神の性根を叩きなおせない時点で察するべきだった・・・・・・・・・・・・」
「神は変態しかいないのか?」「風の神は羽っ子ラバーだし・・・・・・・・・」
「海神、水神、漁労神は鱗娘ハァハァ・・・・・・・・・・・・だしなぁ・・・・・・・・・・」
「暗黒神、疫病神等はまともだったのか・・・・・・・」
ここで神学論争が始まるのだが割愛する。
どう考えても神々の醜聞をさらしまくっているだけだし・・・・・・・・
ところでそこでおろおろしている神々、反論は・・・・・・・・・
なさそうだ・・・・・・・・・・・・・
如何考えても否定できないだろうからなぁ・・・・・・・・・・・
どうして神々は馬鹿しかいないのだろう?
王室顧問、それは間違っている。少なくとも私は馬鹿ではない・・・・・・・・・・そして君が信じている神も(by荒野神)
演芸神がまともに見えるかもしれないが・・・・・・・・・それは間違いではない。文芸神の狂気に比べれば(by療養神)
療養神様・・・・・・・・・・この神々につける薬を
びゅん!(匙を投げる音)
どうしてこうなったのだろう?
「そりゃ、君達が私という触媒に踊らされて世界が変革されているからだよ・・・・・・・・・・・それをことのほか喜んでいるのは・・・・・・・・・・・」
「ごちゃごちゃうるさぁぁぁI!!」
バチコーン☆
がたがたほざく忌々しき異世界人を神秘緋金属張扇で叩き飛ばしてしまった・
どびゅ!
世界の壁を越える音がすると忌々しき異世界人の姿が消えた。
ああ、これで世界が救われた・・・・・・・・・・と思った瞬間。
どごっ!
という音がして忌々しき異世界人は顔面から着地していた・・・・・・・・・・・・・
どうして・・・・・・・・・戻って来るんだ!
忌々しき異世界人は ごきゃ! と首の骨を鳴らしてからだを ごげっ!ぐしゃっ!等と音を立てながら整える。
奴は不死身か?それともこれが噂に聞く異世界チートというべき者か・・・・・・・・・
「いやぁ・・・・・・・・・・・世界の壁を越えたと思ったら打ち返されて戻ってきた。」
くそぉ!異世界の神め!!
我だって選ぶ権利がある(by異世界の神)
ごもっとも・・・・・・・・・・・・・・
で、これまだおいとくのですか?流石に・・・・・・・・・・・・・・・・・
酒が切れたのでこれまで