胃痛宰相と味付け海苔
あらすじ 宰相に仕事押し付けられていたら書類からタタミイワシが出てきた。
食べながら書類仕事するんじゃない!!
あと、登場人物の名前は・・・・・・・・ 諦めてくれとか・・・・・・・・・
宰相閣下から押し付けられた仕事をこなしていく法務官である私、宰相閣下と法務官の間には法務長が居たはずなのだが・・・・・・・・・・
どこに消えたのだろう・・・・・・・・・・・法務副長や秘書官に聞いても行方知れずだし、副長やなんかもこれから上級文官学校への講演にいくと消えていく・・・・・・・・・ 後続を育てるのも義務である等と建前を言いながら・・・・・・・・・
絶対目ぼしい者を入れて自分が楽するつもりだな・・・・・・・・・・ そん時は私の下にも数名ほどください・・・・・・・
このまま出世なんかしなくても仕事量は増えていくのは目に見えているし後続を育てて宰相とか法務長に仕立て上げないと毎晩の酒盛りと毎週の悪所通いが出来なくなってしまう。これは由々しき問題だ!!
昨日は飲む暇がなかったし今日こそは飲むために仕事なくすぞ!
そして私は仕事の鬼となった・・・・・・・・・・・
周りの同僚達や手伝いに来た宰相府の皆の助けを得て数日分の仕事を片付ける!
なんか周りが引いているが気のせいだろう・・・・・・・・・・・・
書類の間に挟まったタタミイワシや味付け海苔の破片に対して宰相府のものに書類の作り直しを依頼したり、法令の誤解で一方的に正当性を主張する東南香料地帯子爵に対して法令の説明をしたのだが、貴族の優越性などとほざいてきた事に切れて国王陛下に相手方の不利益を補填するよう上奏しに行っただけなのに・・・・・・・・・・・・
仕事しただけだよ、決して飲めないストレスをぶつけているわけではないからね。
決して仕事をねたに鬱憤ばらししているわけではないから・・・・・・・・・・・
大事な事なので二回・・・・・・・・・・・・・ はっ!!
なんて事だ、王妹殿下を染め上げたあの忌々しき異世界人の言い回しを使ってしまうなんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私はそこまで追い込まれていたのか・・・・・・・・
あとで同僚や手伝いの宰相府のものに対して差し入れをして詫びを入れなければ・・・・・・・・・・
東南香料地帯子爵に対しては別にいいか・・・・・・・・・・・・・ 最後、泣いていたけど・・・・・(鬼畜)
これと言うのもあの宰相閣下が仕事を押し付けるからだ!!
来て以外の仕事を押し付けた宰相閣下が諸悪の根源だ!
やつから大切なものを奪ってやる!!
どうでも良い案件に紛れ込ませてタタミイワシ王都流入禁止条例でも作るかな・・・・・・・・・・・
あのぅ、宰相府の方々・・・・・・・・・ 何で私のほうを極悪人でも見る目で見ておびえているのですか? 同僚の皆さんも私の腕をつかんで最後の署名をしようとするのを止めたりしているんですか?
「宰相閣下にこき使われて疲れているのは判る、判りすぎるほど判るがそれはいくらなんでも非道だ。やめろ!!」
「法務官様・・・・・・・・・・・・閣下の数少ない楽しみを奪うのは勘弁してください・・・・・・・・・」
「疲れていたんだな、今日の所は我々で片付けておくからゆっくりと休みなさい・・・・・・・・・・・」
なんか口々に生暖かく見守るのですが何故ですかな?
まぁ、仕事をしなくて良いと言うのは良いことだ、孤児姉弟にお土産でも買って帰るとしよう・・・・・・・・・・・・
と、その前に宰相閣下のタタミイワシを少し駄賃代わりに持っていくか・・・・・・・・・・
「もうやめて! 閣下のイワシはもうゼロよ!」
等ととめる声がしたが気にしない気にしない!
タタミイワシって酒が欲しくなるんだよなぁ・・・・・・・
宰相閣下のタタミイワシ 残量ゼロ
明々後日には海沿いに住む異世界人の魚屋から入荷はあります。
ちなみに異世界の魚屋の収入は宰相閣下に納入しているタタミイワシで三割ほどを賄っています。