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勧誘

圭司の初仕事は勧誘

まだ夜も明けぬ中俺は起きた 入学式の時から反省した

家を出る時ジジイが起きてきた

「圭司もう出るのか もっとちゃんと寝ない行けないぞ」

「うるせぇ 寂しんぼか もう遅れないから」

「そうかじゃあ勝手にせぇ」

部活に入ってからはジジイと話す機会が減る

城崎先輩に言われた

「活動は月から日 時間は6時から7時30半、15時から18時ね」

多すぎる 長すぎる 本当に部活か

「まぁ人助けするのに制限時間があることが異常だけどな」

部室に一番最初に来たらしい 張り切りすぎた 1時間前に着いてしまった 俺の机の上にメモが置いてあった

「今日の君の仕事は一年生の勧誘だ 気になる1年は君以外にも2人いた その2人を是非部活に誘って欲しい 城崎」

今日だけでコミュ障の俺が2人と話すのはきつい ましてや問題児扱いされている俺に ん? 裏になにか書いてある

「後たまにルーラー本人が混ざってることがある 気づかれたらまずい もしそのようなことになったら戦闘して倒せ 去年は3人中2人ルーラーだった 気をつけて接すること コエツ」

危ない見逃すところだった わざわざ裏に書くとは中々に酷い とにかく放課後以内に話しかけないと

誰か部室に入ってきた

「お、萩原じゃん 熱心だね」

「桐崎先輩 おはようございます」

「早速仕事貰ってんの 大変だね 勧誘は」

「大変なんですか」

「そりゃ大変よ ある程度コミュニケーションできないといけないし ルーラーにいきなり出くわすのは嫌じゃんやっぱり 去年は2人やったからな 2人ともそれまでは仲がいいと思っていた だからルーラーは許せない 人の心に漬け込んでも来る だから気をつけな」

「大変だったんですね でもどうやって血が混ざってるかわかるんですか」

「ああそれはな 見ればわかる 能力がはっきりした奴は他の人間に血が混ざってるかわかるようになる 後城崎さんが言ってたけど放課後は新しく入った1年も一緒になんかするらしいから早めにした方がいいぞ」

コミュ障の俺には無理難題だ だけど今の俺は何とかできそうな気がする 後から来た秋岡先輩も応援してくれた そして続々と生徒が登校してきた その中の2人が赤く光っていた おそらくこの2人が先輩たちが言っていた勧誘対象だろう 1人はメガネを掛けた小さい人 もう1人は金髪の明らか陽キャだ 朝礼の前俺はメガネに勇気をだして話しかけてみた

「ねぇちょっと話したいんだけどいい?」

「いいけど 僕がどうしたの」

「一応俺は1組の萩原圭司よろしくね」

「僕は三島直人 3組」

直人との会話は2人ともおどおどしていた

「ねぇ君ってルー……」

「何の話してんの君たち〜」

「す、砂川くん」

さっきの陽キャだ

「三島〜 俺抜きで人と話すのやめようぜ 俺悲しいぞ」

「三島くんその人は」

「やぁ俺は砂川翔陽 三島と同じクラスのね 何話してたか分からないけどもうすぐ朝礼始まっから戻った方がいいぞ」

「は、はい」

三島の顔は青ざめていた 俺と話した時よりもおどおどしてた 砂川は何がしたいんだ とにかくひとつやるべきことができた 三島を助ける

過密容疑です 本格的に圭司が頑張り始めます これからも面白いと思っていただけるようなものを書いていきたいのでよろしくおねがいします

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