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女は女として生まれるわけではない説

未来へ

〔しっくり〕を求めて名前迷子を脱いで見せます。ごらんあれ。

女は女として生まれるのでは無い。女になるのだ、そんな名言を聞いたことがありました。女性らしい体つきを思春期に大自然から頂く訳ですが、華奢で平べったい男女の区別がそこまでなかった時代からの急な変化を感じた14歳を思い出しても、そんなことしなくても、なんとまあ、未だに『女性』を楽しんで生きてるとは言い難い、それが私です。なにからしくなればいいんだろうか?女性である前にひとです。豊かで自由な様な、それなのに、いつからなんでこうだっけ?と言うような性への感触が甘ったるくて不思議です。

また、生まれた時に頂いたお名前は私を作ってきたと思います。ひとは『れお!』と呼ばれればれおになるし、幸子と呼ばれれば幸子になると思います。

40年ほど、こんな風にみんな呼んでくれたけど、ここから先は私と目が合う私に名前を決めてもらおうじゃないの。


今まで起きた出来事が通過点として様々な余韻を残している。草むらの虫の声のように小さな音が聞こえてきそうだ。

私が私に夢を与えるなら、私を見つめる親になり子になり想像する。思えば娘に名前をつけたことは生きてて初めて使った命名権だった。私は彼女と美しい毎日を歩むためにその名前にしたのだと思う。


その一歩に集中できるような名前にしよう。

そしたらやっぱり晴れた浜辺の夕刻時にきらきら微笑む私が見えました。


たのしんで書いてます。

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