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第二話

どうも、道長です。


一話目に関わらずお気に入り登録して下さるお方がいました!感謝です。



第二話


前回までのあらすじ


魔王様の庭にトリップしました。












「……ついタ……」


「……………………」


「………ついタゾ」


「………スー…スー」


「…ネテ…………イるのカ?」


「…………スー」


「…………タシカに……モうヨアけダからナ………シかた……ナイ」



















「………………ぅん?」


……………………。


……………………。


……………………ここどこだ?


なにこの無駄にでかいベッド。無駄に広い部屋。まったく見覚えないし。しかも俺ん家ベッドなんて無いし。






あー、こういうときは過去を振り返ってみるといい気がするな。なんとなく。


えーっと昨日は…………そうそう、朝起きたら見知らぬ土地にいたんだった。


あ、俺2日連続で朝起きたら見知らぬ場所にいるよ。


…………そんなときもあーるさ♪


はい。じゃあ次行ってみよー。


ゴーレムさん(仮)に話かけられて、魔王様の庭とか言われて、肩に乗っけてもらって、んで夜になっても着かないから眠くなってきて………。


そのまま寝ちゃいました。


だってさ、ゴーレムさんてすごいいい人………人じゃないけどすごい優しいんだよ。


歩く時とかぜんぜん揺れないようにしてくれてたし、尻が痛くなったとき見計らってときどき降ろしてくれたし。


うん。いいゴーレムさんだった。


で、ここどこだろ?


昨日の展開的に魔王の城っぽいけど魔王がわざわざベッドなんて用意してくれるもんかねぇ?


……かんがえちゅう。……かんがえちゅう。…………わかんね。


あ、飯置いてある。


食べていいの?これ。





………ダメだったら置かないよね?


じゃ、そういうわけで。


「いっただっきまーす!」





お、このパン少し冷めてるけどけっこう美味い。


野菜サラダは………野菜が甘いね。少し乾いてなきゃもっと美味しかったと思うけど。


コーンスープはヤバイくらい濃厚。なのにくどくない。けどやっぱりぬるい。





「うん。満足 満足」


おいしかったよ。次はできたてで食べたいです。






































……………………暇だなぁ。


なんもやることないっす。

部屋ん中いろいろ探ってみたけどなんもなかったし。外出たいけど迷子になんのヤだし。かといってベッドでゴロゴロしててもアレだしなぁ。







…………ヒマヒマヒマヒマヒマヒマヒマ ヒマ ヒマ ヒマ ヒマ ヒマ ヒーマ ヒーマ ヒーマ ヒーマ ヒーマ ヒーマ ヒーマ ヒこんこんッ「うほおォい!」


ビックした! マジビックした!!ビビりすぎてビックリのリ抜けちゃったよ!


「………入ってもいいですか?」


あ、ノックされたの忘れてた。とりあえずベッドから降りないと。


「よいしょっと………どうぞ~」


「失礼しますね」


ガチャッとドアを開けて入って来たのは女の子だった。




しかもめっさかわいい。


肩のちょい下あたりまで伸ばした黒髪がすんげー綺麗。顔は………ご想像にお任せします。とりあえずかわいいんです。僕の乏しい表現力では表せないくらいかわいいんです。


「あの………私の顔になにか付いてますか?」


む、しもーた。思わずぎょーししちまったよ。


よし!こんなときは!脳内シュミレーション、はつ どう!




「あ、あんまりかわいかったんで見つめちゃいました」


「ふふふっ。おだててもなにもでませんよ」


「いやいや、おだててなんかませんよ。はっはっはー」



よし。これだ!


そうと決まれば早速実行!


「いえ。あんまりかわいかったんで思わず見つめちゃいました」


「えっ………?」




………あれ?シュミレーションとちゃうやん。




「その…………あの……困り………ます」









ぐふわっ!




うぅ…………。顔赤くしてそんなん言うなんてヒキョーだよ………。


しかもなんか気まずくなっちゃったし。


うわぁ。めっちゃ顔真っ赤だよ。いや、かわいいからいいんだけどね。





うーん……。



どないしようこの状況?



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