第一話
この小説は作者の初投稿作品ですので多分下手な文章になってます。
それでも構わないというかたはぜひ読んでやってください。
第1話
あっ、ども。はじめまして。
祖父江 優樹です。
えーっと……とりあえず自己紹介しとくと高2の男子 趣味と特技は料理 身長が172で体重63の標準体型。あだ名は優じぃ。
どこにでもいそうな顔ってよく言われます。
まぁこんな感じで普通の高校生………だと思う。
いや、昨日までは普通の高校生って断言できたんだけどね~。
なんか朝、目が覚めたら見知らぬ土地にいました。
草原って感じかな?膝下まで伸びた草がいっぱいだよ。
んで、おまけに目の前にはなんかド〇クエにでてくるゴーレムみたいのが一体。
この状況 何?
ていうかゴーレムっぽいのデカイなぁ。俺の頭が足の付け根くらいまでしかないよ。
動かないのはあれだよね。なんか仮面〇イダーとかで敵キャラが変身を待っちゃうあれで俺の考えがまとまるのを待ってくれてるんだよね。
なんかもうあれだよね。この状況が訳わからなさ過ぎて頭ん中くるくるぱーになってるよね 俺。
しかも自分で思ったけどさっきからあれあれってくどいよね。もう5回もあれって言ってるし。
あ、6回になった。
………まぁどうでもいいや。
だってさ、今日も普通に起きて普通に学校行く予定だったんだよ。
それなのに何ですか?この状況。
異世界トリップじゃないんだからさ。
……………………異世界トリップ?
……まぁそんなのあるわけないか。
きっと拉致られてどっか自然が豊かな田舎に置き去りにされただけさ!
そうだよ!このゴーレムもどきも石像かなんかなんだよ!
…………うん。そんなわけないよね。
わざわざ拉致って置き去りとか訳わからんし。
ゴーレムもどきは目が光ってるし。
まだ異世界トリップのほうが信じれるっつーの。
「………ニんゲン」
「うひゃい!」
何!?…………何今の!?思わず変な声出しちゃったよ!
「………ニんゲン……ナぜ…こコニ…………イル?」
…………やっぱり?
うん。ゴーレムさんがしゃべってました。
「………なぜなんでしょう?なんかいつの間にかここにいました」
普通に返しちゃったけど言葉わかるんだね。ゴーレムって。
「………ナゼ……ダと?…………オマえは…トつぜン………アラわレタ…………」
「あ、そうなんですか?」
「………………まほウを…ツカッタのデハ…………ナイノか?」
……魔法?ル〇ラみたいなもんでもあんのか?
「………えーっと……とりあえず魔法?は使ってないです。んで気づいたらここにいたんですけど………ここってどこですか?」
「………コこは…マオうさマの……ニわ…………」
「へぇ~………。魔王様の庭ですかー」
………あえてツッコみません。
もしかしてマ・オウさんかもしれないしね。
「……ニんゲンは………まほウ……ツカえナイ…………ハず…ケど……コのニんゲンは………トつゼンアラわレタ……」
んー……なんか考え事中?
ていうか魔王様って本物?本物だったら軽くピンチじゃね?
…………ていうかここってホントに異世界?
魔王様とか言ってるし、ゴーレムだし、魔法とか言ってるしなぁ。
夢オチだったらいいなぁ。
けど人生そんな上手くいかないよなぁ。
っと、ゴーレムさんの考え事が終わったっぽい。
「………ニんゲン……オマえヲ…マオうさマの…………トこロにツレテいク……」
「…………なんで?」
待て。なんでそうなった?
「……オマえ…トつゼンアラわレタ……ケど………ニんゲンハ……まほウツカエナイ………」
気づいたらここにいたからよくわからんけどそうみたいだね。
「……オれ…カンがえタ………ケど……バかダから………ワからない……ダから…マオうさマに…………キく…」
あ、なるほど。魔王なんだからゴーレムよりは頭いいわな。
「………えっと…その魔王様?に会わないといけないんですか?」
「……アワなクてモ………イい」
あれ?意外な返事。
「………ケど……コのニワ…ヒロいから……キっと………マよッテ…………デレなクナる」
あ、なるほどね。確かに建物どころか木の一本も見当たらないし。
「………のレ」
………手の平出して来たけど乗ればいいのか?
「…………キがイハ…クワえナイ」
表情読まれた。
………まぁとりあえず乗ってみればいっか。
「じゃ、お願いします」
「………ワかッタ」
「うおっ!と………」
びっくりびっくり。ちょっと落ちそうになっちった。
けっこう高いなー。
うん。いい景色だ。