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大樹の物語  作者: 秋島保
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登場人物および補足

登場人物および補足


・登場人物


テオ:宵星の塚 (よいほしのつか)で暮らす少年。影祓いの見習い


セラナ:宵星の塚に居候する少女




マルセン:宵星の塚の頭領


アン:マルセンの妻


マイラ:宵星の塚の影祓い。テオとセラナの姉代わり


ヨアキム:宵星の塚の影祓い


サレ:ヨアキムの妻




ホルンベル:霧の帳の塚 (きりのかやのつか)の影祓い。マルセンの元弟子


イブラヒム:朱風の塚 (あけかぜのつか)の影祓い




ジャン・バローネ:バローネ商会の創始者。故人


オドレイ:故ジャン・バローネの未亡人にして現バローネ商会の総主


フェルナンド:ネビアにあるバローネの娼館の差配役


アマディオ:フェルナンドの子飼いのならず者


ジベール:裏町の外法師。もと朱風の塚の塚人であるがいまはオドレイに加担




ヨナス:北の辺境にある古森の守り人


分霊のヨナス:ヨナスの送り出した彼の分霊


三日月:胸元に逆三日月の斑がある雌の砂漠狼


アルジア:ニアブの森の守り人。魔女と呼ばれている


セサル:かつて孤児であった彼をアルジアが拾い、守り人の後継者として育てる




アラン:〈失われし光〉の主幹の一人でホルンベルとは古い付き合いとなる。アラナンドの街にある寺院で祭事職を務める


ミア:〈失われし光〉の信徒、アランの指示でテオとセラナの世話役を引き受けた


ヨース:〈失われし光〉の主幹の一人





・その他用語


ネビア:

 セム川とその支流の交わる交通の要衝に発展した都市。街道屈指の商業地帯であり、夜の歓楽街としても名高い。


アラナンド:

 ネビアの西方にある古い街。大荒野に残された数少ない農耕可能な土地が拡がる。


<失われし光>:

 カミへの信心がすたれた大荒野において、各地に残された史跡から古い信仰を読み解き、その時代の生き方を模索する者達の集団の俗称。


旧世界と大荒野:

 大荒野が今あるように荒廃する遥か以前、世界は肥沃な土地とそこから得られる豊かな恵みに満ちていた。やがて荒廃の時代を迎え、土地の多くは大地の精との交わりを断ち、残されたわずかな古森や泉に過去の名残が留まるに至る。


古森の守り人:

 大荒野に残されたわずかな恵みの土地を見守る守り人。大地の精と生命の理を知る守り人は代々その記憶を受け継ぎ、常人よりはるかに長命である。

 彼等のもつ知識と記憶によって古森は正しく導かれ、荒廃の時代においてなお大地の精と正しく交わる。


ヨナスの分霊:

 北の古森の守り人であるヨナスやその先人達は、大地に拡がる荒廃を押し留めようと過去に多くの分霊を森の外へと送り出した。分霊達は精霊樹の種と生命の理につながる知識を携え、大荒野へと旅立っていったがその多くは戻らなかった。


ニアブの森とアルジア:

 かつて北の古森のヨナスが送り出した分霊の一人が開いた森。その分霊はアルジアを見出し、新たな森の守り人と定めた。

 この分霊は結局北の古森へ戻ることはなく、ニアブの森で使命をおえた。それゆえ古森のヨナスの記憶にこの土地の事は残されていない。


狂気の森:

 大地の精の祝福に満ちた森が守り人を失うなど何かの要因で衰退した。そこに住まう妖物や生き物達は徐々に荒野へと飲み込まれていく森のなかで狂い、やがて忌み森(穢れ場)となる。



この物語はカクヨムにて完結済み(全44話)の作品となります。こちらでも試験的に順次公開予定。


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