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第一章 砂塵の都 第五話 酒宴 〜シュウの散々な夜〜 前編

夜の帳が落ちたパナタスの街並みは昼間とは違った顔を見せる。

活気に満ちた喧騒がなりを潜め、静寂に支配されたパナタスを赤、青、緑、黄など街中に置かれた色とりどりの外灯の光が照らし、その複雑な色彩に映し出された家々の外観や中央広場のガネスト神を象った石像が見る者に幻想的な印象を与えてくれるからだ。

それは夜が深くなり家屋から漏れ出る生活の光が消えてゆくにつれ浮き彫りになり、まるで御伽話に出てくる妖精の町が現実に現われたかのようだった。

そんな幽玄な景観を砂猫亭の三階、自分の寝室から眺めていたシュウはげんなりとした様子でカーテンを閉め、頭を振り…


「…目に悪い」


と非常に現実的かつ夢のない言葉で一刀の元に切り捨てた。

あんなゴチャゴチャした色の光見てたら確実に視力が落ちるだろうが…役所の連中何考えてやがる…、とブツブツと八つ当たり気味な文句を呟きながら身に着けている軽鎧や足甲などの防具類を外すと、おぼつかない足取りでフラフラとベッドに近付き倒れ込む様にその身を預ける。

やっと休めると息を吐いたシュウはベッドの脇に立て掛けられた相棒に視線を移した。


「ネーリア………チッ、駄目か」


余程、冒険者ギルドでの事が腹に据えかねているのか、彼女はずっとシュウが語りかけても無言を貫いていた。

宿へと向かう道中や部屋に引き上げてからも、シュウは何度か声掛け、改めて謝罪を述べようしたが徹頭徹尾、徹底抗戦の構えなのか彼女は全く反応を返そうとしないのである。

最終手段として黒剣自体に宿る彼女の意識に己の意識を繋げようとしたりもしたのだが…。

シュウとネーリアが意思を通わせる回線と呼べるものが途中で完璧に断ち切られており、ネーリアが再び構築しない以上、全く手が出せないものになってしまっていた。


(俺が悪いのは重々承知してるんだが…ここまでやられると流石の俺でも傷付くぞ…)


シュウは恨めしげな目でネーリアを見、寝返りをうつと、こうこうと白い光を放つ、天井に取り付けられた主に照明などに使われるマレン光石が入れられたランプをぼんやりと見上げる。


(まぁ、夜に“こっちに呼ぶ”って言ってたしな… その時にちゃんと謝ればいいか)


シュウは静かに瞼を閉じると夕食の時にオランが話した事を思い出す。


(ケクルか…。 “探し物”とは無関係だろうが… オランさんが言うには中々面白い場所らしいな)


シュウは微かに微笑むと次第に気分が高揚してくるの感じた。

これじゃ遠足楽しみにするガキと一緒だなと苦笑すると、そのまま心地よいまどろみに身を任せる。

瞼の裏に映るランプの白光にどんどん意識が溶けていき――誘われるまま深い眠りへとつこうとした瞬間、今日最大の疑問がシュウの頭に浮かんだ。


「…………結局、あの馬鹿騒ぎは何だったんだ?」




〜〜数時間前〜〜



「お前ら、クエストで行くケクルについてどれくらい知ってんだ?」


シュウとリティアの喧嘩とも呼べない、なんとも精神年齢を疑う様な争いが何故か全面的にシュウが悪いという一方的な宣言によって、とても悲しい結果に終わった後…。

またいつの間にか二人を放置して「夜飯まで部屋で寝る」と書き置きを残して消えたオランについて何故か責任追及を受け、シュウがリティアに夕食を奢る事を約束させられるという涙を呑む、余りにも無惨な結末を迎えた後…。

一度、それぞれの部屋へと引き上げた三人が夕食を摂るべく再びテーブルへと集い、一息着いた後、オランが発した言葉が先程のものであった。


「確か…トガレマ大砂漠の南東の場所にあって、【砂竜の咆哮】とか呼ばれてる年がら年中砂嵐が吹き荒れてるとこにあるんでしょ?」


リティアはニヤニヤとほくそ笑み、シュウをチラチラと見ながらそう返事を返す。

オランは返事がないシュウへと視線を送るが、どうやら彼はそれどころではないらしく、彼女の隣で肩を小刻みに震わせながら自分の財布を覗き込んでいた。

酒場が営業を始め、他の冒険者や仕事を終えたパナタスの住人達で賑わう砂猫亭において、シュウは周りの陽気で解放的な雰囲気とは真逆の悲壮感丸出しの暗く澱んだオーラを周囲に放射しながら虚ろな笑みを浮かべている。

先程、食事のオーダーを取った時の顛末を目撃していたオランは今はそっとしておくか、と彼を放置する事に決め再びリティアへと向き直る。


「他には?」


「う〜ん… 一年の内、砂嵐が晴れるこの時期しか行けないっていうのと、出てくるモンスターがあんま強くない事だけよ」


「という事はケクル自体については何も知らねぇっと…」


「そうなるわね…」


バツが悪そうに頭を掻きながら答えるリティアの様子にオランは笑いながら、


「別にリティアの嬢ちゃん責めてるわけじゃねぇんだから、安心してくれや。普通はそんなの気にする奴なんかあんまりいねぇしな」


と優しく声を掛ける。オランが言っていた通り、実際のところ普通の冒険者はクエストなどで遺跡に潜る時にはそこがどんな場所で在ったか、どういった役割があったものなのかなど、その遺跡の来歴や由来などを一々調べたりはしない。

彼らにとって重要なのは直接的な危険であるモンスターの強さ、何より実入りが多いかどうかであるからだ。


「後学の為に教えといてやるが、そういった知識を持ってるのと持ってないのでは雲泥の差がある。例えばだなぁ… 遺跡の様式と明らかに年代が違う別のもんが混じってる場所には大抵何かあるし… 文献を漁っていけば、存在してない機構が実際の場所にあって遺跡攻略の手掛かりになったりとか…とにかく遺跡関係のやまにあたるなら、そういった事調べといた方いいぜ?」


流石にベテラン、しかもSランクからのアドバイスである為かリティアは真剣な目でコクコクと頷きなら彼の話を聞く。

オランは最近、反抗期に入ってきた双子の娘を思い出しながら、あいつらもこう素直に話を聞いてくれたらなぁ… と男親ならば誰でも通る侘しい気持ちを抱きながら話を続ける。

…ちなみにシュウは財布に残った僅かな硬貨を手の平に乗せながら一枚一枚数えるという動作を延々と繰り返していた。

――そんな事しても増えないって…


「んで、ケクルについてなんだが… っと飯が来たな」


しばらくの間、リティアに自分の経験談など語っていたオランはいざ本題へと話を移そうとしたが、酒場のカウンターの奥から注文した料理を持った年若い女性がこちらのテーブルに歩いてくるのを見、続きは飯の後だなと話を打ち切る。

そして、ブツブツと呟くシュウへと声を掛けた。


「シュウよぉ、ショックなのは分かったから、いい加減こっちに戻って来いや」


「……フフ、フフフフフフ、オランさん、これ見てください。80リーユしか残って無いんですよ。……明後日まで、一体どうしろと…。それ以前にクエストの為に食料や消耗品だって揃えねばならんのにっ…!!」


シュウはそう叫ぶとリティアをおどろおどろしい目付きで睨み付けたが、彼女は全く動じず、あまつさえ…


「たかが女一人にご飯奢るぐらいでそんなに目くじらたてないでよね」


あーやだやだ、これだから器の小さい男って、と彼の顔の前で手をぷらぷらと振りながら、そんな辛辣な言葉を放つ。


「限度があるだろうが限度がっ!! 夜飯一食に何で3800も払わなくちゃならんのだ!!」


とリティアの前に次々と並べられていく料理を乗せた皿を指差した。

様々な野菜を煮込んだスープに始まり、肉を香草やスパイスを加えて焼いた物、港町ならではの海の幸をふんだんに使った煮込み料理や大きめの魚を塩焼きした物、主食のパンに新鮮な野菜とハム、チーズを挟んだサンドイッチ等々…。

そういったものがリティアの前に所狭しと置かれいく。

その数は尋常では無く、通算して十一皿、量にすると約十五人前の料理が彼女の前に並べられていた。

とてもじゃないがこの小柄の少女一人が頼んだとは思えぬ凄まじいまでの量である。


「お前本当に食いきれるのか、これ?」


さっきまでギャアギャアと騒いでいたシュウも、リティアが注文した料理の数々を実際に目にし、逆に心配になったらしく沈痛な面持ちで彼女に声を掛ける。


「何よ、残した方がアンタには都合がいいんでしょうが」


「いや、そりゃそうなんだが…」


いくらなんでもこの量は…と呟きながらシュウはオーダーの時のやり取りを思い出す。


『オランさん、ここって何が美味いんですか?』


『あん? そりゃ港町だからな。魚貝を使ったやつはどれでも美味いぞ』


『じゃあ、俺はキリルとラナ貝の酒蒸しと… 後は適当にパスタでも頼むか。リティアは?』


『こっから此所まで』


『?』


『だから、メニューのこっから此所まで』


『『ハァッ!?』』


『何?』


『ちょっと待て。 お前俺が奢るからってそういう質の悪い冗談は…』


『リティアの嬢ちゃんいくら何でもそりゃねぇだろ。食いもしねぇもん注文すんのは店にも迷惑だし、料理人にたいしても失礼だぜ?』


『? ちゃんと残さず食べるわよ』


『そういった悪ふざけはいいから、さっさと決めてくれ』


『(…ムカッ)シュウ、アンタさっきさぁ、奢るってちゃんと約束したわよねぇ。男のくせに一度言った事取り消すんだぁ〜。へぇ』


『…なんだその言い草は、俺は食い切れず無駄にするぐらいなら頼むなって言ってるだけで…』


『だから食べるって言ってるじゃない。そうねぇ、じゃあこうしましょ。もし私が一つでも料理食べ残したら掛かった料金の倍、アンタに払ったげる。どう?』


『ハァ、だからな? どう考えても食い切れるわけ…』


『ふ〜ん逃げるんだ。シュウ君そんなに奢るの嫌なんだぁ。嫌なら最初からそう言えばいいのに〜。仕方ないかなぁ、お金そんなに持って無さそうだしさ〜。男としての程度が知れたって感じよね〜』


『……わかった。要望通りにしてやろう』


『おいっ! シュウ!』


『オランさん、こういった手合いは一度、痛い目に合わないと分からないんですよ…。リティア、後悔するなよ』


『(後悔するのはどっちかしらね…)』


とリティアに挑発されるまま勢いでやってしまったのだが、冷静になり、いざ料金を支払う段になってスカスカで風通しの良い財布という実に厳しい現実を目の当たりにし、かなり凹んでしまったが…。いざとなったら手伝ってやるかとシュウは自分の注文した料理を食べ始める。


(それに最終手段として、手をつけてないやつは他の客に回せばいいしな…)


そう結論付けた彼は、見たら食欲を無くしてしまいそうな料理の山とリティアを極力、視界に入れないようにしながらオランに話掛ける。


「そういや、オランさんパナタスに何時着いたんですか?」


「二日前だな。 ったくよぉ、お前の方が先に来てる筈なのに何時まで経っても来ねぇし。ギルドでかなり待ったぞ?」


オランはパンを噛み千切りながらシュウをジト目で睨む。


「すいません。街道じゃなく“道”の方で来たので…それに途中で迷いましたし」


「おいおい… お前よく生きてたな」


道とは冒険者の間で使われる言葉で街道を使わないルートをそう呼ぶ。

便宜上、道という言葉を使っているが、そこは全く人の手の入っていない原野が殆どで、正に道無き道を行くというのを地で体現する場所なのだ。

そして、モンスターが闊歩する“道”で迷うという事は、際限無く猛獣が溢れ出る檻の中に閉じ込められるのと同義であり、文字通り死を意味する。


「どうして街道使わねぇんだよ…」


呆れた言わんばかりにシュウを見ると、オランはメインディッシュの魚のフライにフォークを突き刺す。


「ナンでちょっとトラブルに遭いまして… 街道料金払うと金銭的に余裕が」


まぁそのお金も少しは戻ってきそうですが、とリティアとの賭けを頭に浮かべながらシュウは注文した物へと取り掛かる。

料理を口にした彼は中々美味いなと顔を綻ばせ、俄然、食べるスピードを上げると再度オランに問い掛けた。


「それで明日はどうするんですか?」


「あぁ、取り敢えず必要なもんの買い出しに行って……」


と彼の言葉を受け、明日の予定を話そうとしたオランは途中で言葉を切り、口に運ぼうとした料理をポトリと皿に落とす。そして、目を極限まで見開くと何やらシュウの隣を凝視し始めた。


(……何だ)


その様子に嫌な予感がシュウの体中を駆け巡る。額から冷たい汗が頬を伝うのを必要以上に知覚するのを感じ、彼はそれを手で拭った。

しかし、肌に大量の虫でも張り付いたかの様にザワザワと身を蝕む悪寒は消えず、今だに声無き声である明確な警告を発している。

――“絶対に隣を見るな”と…


(俺は見んっ! 見てたまるものかっ!)


心で悲痛な叫び声を轟かせると、シュウは目の前の料理をかっ込む事だけに専念する。

だが、そんな彼を無視するかの様にオランとの話に集中し、全然耳に入って来なかった他の客達の話し声が聞こえてくる。


「ちょっと見て下さい。あの子」


「うぇ マジかよ」


「ハ、ハハ…、凄いですね」


何かに戦慄する客の声にシュウは顔をそちらへと向けるとカウンター席に座る、全体的に青で統一され、肩口から縦に上着の裾まで真っ白い菱形の刺繍が入った服――パナタスの自警団の制服を着た女性二人と男性が顔を引きつらせながら、シュウ達のテーブルを眺めていた。

視線がかち合った眼鏡の男性は慌てて正面に向き直るが、気の強そうな面持ちの金髪の女性と栗色の髪をした少女は時折チラチラとこちらを観察している。

シュウは彼らから視線を外し再びオランを見るが、彼はあんぐりと口を開け、さっきと変わらず固まったままだ。


(まさか、ひょっとしたりするのか?)


シュウも流石に彼らがどんな事柄に対して、この様な唖然とした反応をしているのかは大体見当がついている。

自分の“故郷“にもそれを売りにして、職業を成り立たせている者も大勢いた。

しかしながら、リティアがそれと同類であるという現実を今だけは決して認めたくない。


(もしそうだったら… 俺の金が)


彼は影が差す様な暗鬱な表情を浮かべると、ノロノロとした酷く緩慢な動作で首を巡らし、隣で食事を摂るリティアに固定する。

……そして、己の予想通りの事態に絶望した。


― パクパク ムシャムシャ バグリ !―


と擬音が付くかの様な猛烈な勢いで緑髪、褐色の肌の少女が次から次へと料理の乗った皿を食い散らかしている。

野菜スープを一気飲みし、具ごとそのまま喉へと流し込む。

肉の香草焼きは切り分ける事などせず、フォークを突き入れると野生動物を彷彿とさせる荒々しさで噛み千切り、わずか数度の咀嚼で大人の拳を二つ合わせた程の肉塊を跡形も無く消滅させた。

大きめのサンドイッチも一口で口の中へと次々に放り込まれ彼女の胃袋へと消え去っていく。

非常に野性味溢れ、女の子としてどうよ? と問い掛けたくなる、品性の欠片も感じられない粗野な食べ方であるのだが、不思議と食べ零し等は全く見られず、卓上は綺麗なままだった。

それがある種のコントラストを生み出し、リティアの姿をより際立たせている。

そして、一番異常なのはその食事のスピードだ。二人が彼女から目を離し、話していた時間は十分と経っていない筈なのに、リティアの方は既に四皿が空になっている。

シュウ達の料理皿に盛られた料理は半分以上残っているのに関わらずにだ。

――あっ、今、五皿目が消えた。


「(ガツガツ…) ん? ふぁによ?」


「………何でもない」


「あっそ」


黒ずくめはそれだけ言うと通夜でも訪れたかの様な陰惨な雰囲気を放出し、顔を伏せると死人の其れと言っても差し支えない濁った眼をし始める。


「…オランさん、食いましょうか…」


「っ! あ、あぁ分かった」


墓場から響いてきそうな掠れた声に急かされたオランは食事を再開し、眼前の料理に視線を留めると、対面の二人を視界に入れぬよう努力する。

一方は、今のシュウの状態を見てニヤけながら手を休める事なく山と積まれた料理をがっつくリティア。

もう一方は、ボソボソと呟き、意思の感じられない動きで黙々とパスタをフォークに巻き付ける動作を延々と繰り返し、時折、ビクリと体を震わせ、それを口に運ぶシュウ。

どちらも見ていて精神衛生上よろしくない、というかはっきり言ってかなり気持ち悪い。

オランはさっさとこの悪夢を現実に移し替えた、サバトとも呼べる晩餐がさっさと終わる事を神に祈った。

するとそれは程なく訪れ、カチャッと食器を置く音が三つ計ったかの様に同時に鳴り響く。

オランは切実な願いを抱きながら、恐る恐る顔を上げる。

それはつまり――


(リティアの嬢ちゃん…。頼むから今だけは余計な事言うなよぉ)


というものなのだが、その望みはあっけなく打ち砕かれる。

口元を備え付けのナプキンで綺麗に拭うと、リティアは花も綻ぶ、満面の笑みを浮かべて、


「私の勝ちね、シュウ。ご・ち・そ・う・さ・まっ♪」


と彼にとって最大の揶揄を込めた台詞を吐いた。

…………………

………………

……………

…………

………

……


――この日、シュウは他人の前で初めて男泣きというものを経験した…




【後編へ】

一応、区切りが良いとこまで完成したので、前編として載せます。

今月中には五話全て、UP出来ると思うのでしばらくお待ち下さい。

自分的には後、一話か二話ぐらいで題にある、砂塵の都編に突入出来ると思います。

話が遅々として進まぬ稚拙な作品ですがどうか長い目で見てやって下さい。

それと感想くれた方、本当に有り難うございます。

モチベーション的にかなり励みになりました。

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