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「なろう」システム利用法:ランキングタグ設定欄を利用した外部アクセス解析の導入について

(まえがき)

※2016年09月30日をもって「QLOOK」さんがサービス運営を終了されるようです。当稿を参照される方は、適用コードの中身の部分に関して置換の要をご承知おきください。(考え方自体は流用して役立てられるかと存じます。)

 なお、QLOOKの後継サービス「アクセス解析研究所」を使うことで代用できないか、筆者なりに試しております。結果が記事としてまとまるようでしたら別途の投稿として追加するつもりですのでそちらをあわせてご参照いただければ幸いです。

 こちらも意外と知られていないことのようなので、ご紹介をば。(以前別所で書いた文の発掘再利用なシロモノにて恐縮ながら。)


 小説管理ページの「ランキングタグ設定」項に対して、imgタグなどを用いた旧式アクセス解析でしたら導入可能です。(scriptタグは使えないので、Googleアナライズみたいな詳細解析は使えません。ざんねんアバー!)


 あんころのオススメは「QLOOK」さんです。

 登録ログイン後、「設定」タブページ左下に「携帯向け」ページへの遷移リンクがありますから、そこへ進んで下側MENUの「解析タグ」から携帯サイト用のタグコードを引用してきてください。

 これは旧来のケータイ向け(ガラケー向け)な単純imgタグ読み込み式なので、ここ「なろう」さんのセキュリティ規制に引っかからずに使えます。

 そうして使える中でも一番使いやすくてデータが見やすい管理画面を提供されているのが「QLOOK」さんです。(あんころが知る中ではそう判断しています。)


 なお、具体的な導入例につきましては、拙作において実際に組み入れているHTML構文の例示が下記のようになります。



 ===== ここから =====


<br />

<div>

応援投票click⇒<a href="https://narou.nar.jp/rank/index_rank_in.php" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade">【小説家になろう 勝手にランキング】</a><br />

</div>

<br />

<div style="float:right; text-align:right;">

<a href="https://analytics.QLOOKのドメインは失効しているため削除"><img src="https://あなたの登録識別コード.analytics.QLOOKのドメインは失効しているため削除/analyze.png?guid=on" alt="QLOOKアクセス解析" width="80" height="15" style="border:0;" /></a><br />

</div>

<br />


 ===== ここまで =====



 上記の内、<div style="float:right; text-align:right;">~</div>の間の行を、QLOOKさんから発行されたあなた用のタグコードに置き換えて頂ければ機能致します。


 組み込み後の実際の表示具合などに関しては、当ページ下部や当エッセイ目次ページの下部が参考になるかと存じます。

 また、一行目<br />から四行目</div>までの「勝手にランキング」さん部分は、もちろん不要であれば削除して頂いて結構です。これをそのまま例示した意図は、複数の組み合わせにおいて視覚的配置がどのようになるか(読み手の邪魔にならないように示せるか)を一緒にご理解頂いた方が後々のためになるとの判断からです。



 なお、この書き方は<br />タグなどを多用してしまっている、いわゆる「きれいでない」ソース記述にあたってしまうのですが、あんころ自身が多様な閲覧環境(PCのブラウザ各種、スマフォ、ケータイ)から反映具合を見比べたところ、「なろう」システム側から自動的に与えられている構文との干渉などにおいて一番問題が少なく、全般的に安定した動作を期待できる記述形態が結果的にこれでした。

 もっと「きれいな」書き方が可能な方おられましたら、ぜひ独自に改善して頂けますよう申し上げます。

 また、右寄せするためのstyle指定でfloatとtext-alignを併用しておりますが、これも経験上、一部ケータイやスマフォは機種によって片方のプロパティが正しく動作しないことがあるため(仕様上はありえないことのはずですが実際にちょくちょく見かけました、意味不明ではありますが)、安定動作を望むためには両方書いておくと無難であるからです。もちろん「きれいな」書き方ではないので、参考利用の際はご承知おき頂くか、あるいはお好みでお書き換えください。






 ※注意! 以下は実際にアクセス解析を導入し、少なくとも数日かけてデータ傾向をご自身のものとして受け止められた方だけお読み進めください。






 こうしてアクセス解析を導入してみると、大ざっぱながらも面白いことが分かります。

 ほとんどのアクセスユーザーは、流し読みの素通しだということです。


 「なろう」さんの標準解析だと、話別ユニークアクセス数が出ていれば「全話通して読んでくれている」方がいらっしゃるように見えますよね? でもこれが、ページごとの滞在時間を見てみると、わずか1分とかけずに駆け抜けている方の多いこと多いこと。単にスクロールめくって「とりあえずチェック」されているだけなんですね。

 アクセス総数に対して実際のお気に入り数や評価数がすごく低い比率になるのも思わず納得しちゃいました(苦笑)。


 言葉は悪くなりますが、この場における小説作品の存在価値は、ありていに言って「大量消費材」です。九割五分以上の“大勢”にとってそうであるとなります。

 でもこれって、考えてみれば当たり前のことでもあるんですよね。なにせ世には幾万幾億の文学娯楽作品が溢れています。読み手はその中からたまたま気に入るだろうものを偶然手に取れるかもしれないことを期待しているだけです。しかし、書き手にとっては唯一無二の一刀入魂作品です。ここに認識の齟齬が生じたままでいると辛い心境となります。

 客観データを見て自身による判断を一旦下せますと、なんというか割り切りを持つことができて楽に構えていられるようになります。


 また、こうした「読み捨て」に近い扱いの大勢に対して、いかに波乗りするか、それとも意図してそれを切り捨てるか、はっきりとした自己判断も下せます。

 ここでテクニック論に持っていくなら、作品の最初の内は迎合的に書いておいてキャラクターや世界設定を無理せず飲み込んで(消化して)もらって、中盤から終盤にかけて改めてテーマをぶつけてみる、などでしょうか。

 とはいえ、そのようなテクニック論は主題が変わってきてしまいますから、当投稿においてはひとまずここまでと締めさせて頂きます。




 以上、お役に立つところありましたら幸いに存じます。

 2014年04月05日、タグの置き換えに関して初見では分かり難いとのご指摘を受け説明を補足させて頂きました。


 2020年04月30日、「勝手にランキング」さんのタグ内容が変わっていること(リンク先サーバードメイン)に今更ながらですが気づいたので、念のため修正反映。

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