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R-18区分対応について。なろう運営は敵ではないというお話


 NG判定をくらう基準がよくわからない、といったお話をあちらこちらで見かけます。

 これは、公式ガイドラインの二つをよく読み比べると意図が読み取れるのですが、

 https://syosetu.com/site/ratingb/

 https://syosetu.com/site/ratinga/


 要するに、「性的な興奮を誘導するような」描写や文章(文脈)が、NGなのですね。

 具体的な行為の明言だとか単語を避けた言い回しだとか、そういった問題ではない、のですね。(だから伏せ字は対策にはならない。)


 作者が意図的に官能的な事柄(要するにエロ)に踏み入っているとしたら、それは文脈から透けて見えるものなので、言い回しなどに偽装を施していたとしても見抜かれるものだと思います。

(よくある、「どこを修正すればいいのか指摘してくれないから修正しきれない」といったお話も、そんなに作品全編にわたってエロを仕込みまくりで書いてしまっていたのなら、明らかに故意でしょ? で一撃終了なのですよね。)


 この点において、なろう運営は敵ではないのです。

 なぜなら、棲み分けさえすれば創作表現を掲載(公表)する場を用意してくれています。

 サイト規約以前に日本国の法律として、「わいせつ表現」は公衆の目にさらしてはならないものです(刑法175条等)。法規の文面上の規定としてはとても厳格に戒められています。

 しかし、創作文章小説には実在の被害者などいないので、社会通念上は見逃されてきた経緯があります。そんなことに有限の警察人員を割くくらいなら実在の被害事件を先に解決すべきだからです。かといって、野放しにされているわけでもありません。

(ほかにも憲法上の表現の自由や出版の権利などとの競合的矛盾性の問題などもありますが、ここでは割愛させていただきます。)


 そうした隙間をつくようなせめぎあう事情のなかで、なろう運営は自ら棲み分けることで表現の場を確保してくれています。一種の自主規制による自己防衛方策(利用者、界隈住民含めた広範なものとしての業界生き残り方策)とも理解できます。


 もちろん、企業としての利益の確保(エロ系は広告掲載がお金になりやすい、など)と、その上の企業防衛の方策のとり方などもあってのことでしょう。



     ◆



 最後に結論を繰り返しますと、

 「性的な興奮を誘導するような」ことがNG、として理解できます。

 それがやりたければ始めからR-18区分に棲み分けしましょう。


(いまなら、官能が主目的ではない作品を載せるためのサイト「ミッドナイトノベルズ」もカバーされています。これの意味するところは、棲み分けのための機能性の充実は図られている、ということです。あとはボタン一発で移設できるようなシステム対応が望めればよいのですが……。)


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