1/4
天使降臨
ー???ー四年前
「ふぅ やっと完成した。」
男はスパナを片手に自分で作った作品とやらを眺めている。その視線の先には大きな光の渦が存在した。それは神秘的で幻想的でありまた不気味で見る者を威圧した。その光の渦の中心には明るい闇が渦巻いている。だが、そんな有り得ないことを見ているのにまるで男が動じないのはこの光の渦を作ったのは自分だという圧倒的な自信が有るからだろうか?
その時、光の渦が一瞬光輝いた。
その光が消えた時、男はそこには居なかった。そこには、まるで神話に出てくる天使のようなあけどない顔をした翼を持った少女と人間の生命力を一瞬で吸い取ったら出来るような灰が残った。
主人公は、異世界にとばぜ(笑)




