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アナタが好き 純情編

 アナタが好き。


 でも私は遠くから見ているだけ。


 アナタはエースで四番。


 相手にしてもらえない。


 今日もアナタは汗まみれになって練習する。


 練習が終了。アナタはベンチで汗を拭う。


 不意にアナタは立ち上がり、私の方に歩いて来る。


 私はビックリして慌てて木の陰に隠れた。


 あら? アナタがいない。どこ?


 後ろを見るとそこにアナタが立っていた。


「前から好きでした。付き合ってください、武彦先輩!」


 アナタに告白された私は気絶した。

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