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アナタが好き 未来編
アナタが好き。
君はそれしか言えなくなってしまった。
あまりにも進行が早い。
手は尽くしたと言われた。
僕は納得ができず、あらゆる可能性を探した。
でも無駄だった。
君は日に日に衰えて行く。
自分が本当に情けない。
こうなったら、君の寿命が尽きるまでずっとそばにいるよ。
片時も離れずにそばにいるよ。
「アナタが好き」
君は虚ろな目で最後に僕に言ってくれた。
僕は号泣した。
友人が僕に言う。
「早く電池取り替えろよ、その人形」
アナタが好き。
君はそれしか言えなくなってしまった。
あまりにも進行が早い。
手は尽くしたと言われた。
僕は納得ができず、あらゆる可能性を探した。
でも無駄だった。
君は日に日に衰えて行く。
自分が本当に情けない。
こうなったら、君の寿命が尽きるまでずっとそばにいるよ。
片時も離れずにそばにいるよ。
「アナタが好き」
君は虚ろな目で最後に僕に言ってくれた。
僕は号泣した。
友人が僕に言う。
「早く電池取り替えろよ、その人形」
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