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私という存在

4月、桜が散って少しした頃、まだ5月にもなろうともしていないのに、まもなく夏の訪れを感じさせるような気温に私は少し、倦怠感を覚える。入学や就活などで、新たな環境でのスタートを切った人たちもいるだろう。

私もそのうちの一人だ。私は、只熊有都。春から都内の難関某大学へと進学し、大学生となった。高校時代は県内トップ高校に進学し、部活にも力を入れ、勉強はそれなりに努力して、とても充実した高校生活を送っていた。だが、中学生時代はそうでもなかった。いじめを受け2年生のときに転校し、転校先でもいじめを受けていた。元いた中学校と転校先の中学校の生徒同士でつながりがあり、いじめをするように指示をしていたことが高校になってからわかった。私はそのときは特に何も思っていなかったが、あとから転校前の学校と転校先の中学校でつながりのあったあの生徒さえいなけれえば転校先でもいじめられることはなかったであろうし、私の青春の時間も少しは取り戻せただろう。

私は怒りと悔しさを根に持ち続けながら今を生きている。

いつか絶対、復讐を果たすために。

この物語はフィクションです。

実在の人物や団体などとは関係ありません。

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