6話 ダンジョン
やっぱり神様にもらった物ってかなり高品質な物ばかりなんだな。
なるべく高評価のお店に行ってみたがあれはダメだ。
鑑定スキルを持つ人はかなり希少だから成り立っているのだろう鑑定結果は良くて通常悪くて劣悪という物で店主におすすめされた物も多少魔力伝導率が高いだけの劣悪だったそれで銀貨2枚はぼったくり過ぎじゃないかと思う。
まぁ武器の鑑定結果は神様にもらった武器を基準としてるらしいから始まりの武器としては良いのかもしれないけど俺は既にもらっているのでそれを使う事にした。
さてと、そんなことを考えているとダンジョンの入り口に辿り着いた、このダンジョンは上層、中層、下層、深層と別れており今も上位の冒険者パーティによる調査が行われているらしく調査が完了しているのは深層13階までらしい。
それ以降は未知の領域でありまだ確認ができないお宝が見つかる可能性は大いにあるが同時に新種のモンスターも多くなり死亡確率も上がる為ギルドからのLv制限が設けられているらしく今深層に関与できる冒険者は一握りらしい。
でも今の俺には関係のない話だからまずは上層で素材集めや依頼をしますかね。
俺が取ってきた依頼はハーピィの羽5枚という依頼でハーピィは上層5階に多く出現するらしくLvは10あれば余裕で倒すことが出来るらしい。
俺はもう20Lvを超えているので全く問題がない、ギルドから言われたのだが俺は中層の三階までなら探索しても良い権利が与えられているらしい新人ではかなりの異例らしく冒険者達のパーティへの誘いが後を絶たなかったが全て丁寧に断った。
神様から貰ったこのスキルを見せるわけには行かないからね。
そうして門番の人にギルドカードを提出してダンジョンの中に入ると中は意外と明るかった、ダンジョンというので暗い物をイメージしていたがダンジョンは大きな生き物のような物らしく傷がつけばゆっくりと治していくらしい。
中に入ると早速スライムが出てきたがもう前に倒してあり弱点看破が使えるので一発で終わってしまった、まだスライムは弱い部類だからね。
しかしダンジョンと地上ではモンスターの死後の変化に違いがあった。
地上では光に分散されて消えたのだがダンジョンでは吸収されるようにして消えていったそれでもドロップアイテムは出ているので問題ないが。
ドロップアイテムをアイテムボックスに入れつつ階段を見つけては進んでいるとすぐに上層5階に着いてしまった。
ここまでは比較的楽に進んでこれたがここからハーピィなどの新しい魔物が出てくるはずだがハーピィって何が有効なんだ?斬撃に対する耐性とか持ってないかな?
すると翼で飛ぶような音が聞こえた噂をすればってやつかな?
武器を構えてその姿を瞳に映す。
その姿はよくRPGゲームなんかで登場するような容姿をしているでも魔物だ油断はしないように鑑定をしてから動こう。
[ハーピィ Lv5睡眠魔法で獲物を眠らせてからゆっくりと食事をする、また音波で仲間を呼ぶ事が多いドロップアイテムである爪は切れ味が高い為武器に使われることが多いレアドロップはなし]
すると早速魔法を使ってきた、慌てて後ろに退避することで魔法の範囲外に逃げるでも睡眠魔法って事は状態異常って事だから受けたとしても大丈夫じゃないか?
そう考えた時後ろに移動したハーピィに気づかずに魔法を受けたが全く眠くならなかった、このスキルも大概だよな呪いは例外として考えた場合基本全部無効化されるから。
そうして剣でハーピィを切ろうとすると爪で防がれてしまった、斬撃に耐性じゃなくてただ斬るのが難しいのか。
それなら魔法を使ってみるか。
「ファイヤボール」
ファイヤを球体にアレンジした魔法で魔力消費が極めて低い魔法だ。
ファイヤボールはハーピィに直撃し黒焦げになりダンジョンに吸われるようにして消えたがドロップアイテムは焼けた肉で望んだものではなかった。
もしかして羽ごと焼いたからドロップしないってことかな?
一部に当てるようにして倒さないといけないわけか、ファイヤボールをいちいち調節するのは大変だし元から弾のように貯めておくことはできないのだろうか?
そうして早速実践してみる、全属性対応のスキルがある為魔法はかなり応用が効くようになっているらしい、本来魔法は神から与えられた物のみらしいが俺は神から贈り物を貰った異端者だからだろうか?
今は考えなくても良いか。
そうして集中する、炎のエネルギーをそのままにするんだったら……縮小…凝縮…貫通…加速…魔法はイメージだ最後に銃弾を意識した形をイメージする。
すると僕の手の上に小さな弾丸のような燃え盛る火…炎があった成功したのか?
試しにダンジョンの壁に向かって打ち込んでみる。
するとドンっという音共にダンジョンに少し周りがひび割れているものの細い横穴が出来た、そしてゆっくり再生されていく。
本当にイメージ通りの銃弾みたいになったな魔法名をつけた方が使いやすい炎と銃弾…魔弾の方がしっくりとくるな。
「炎魔弾」
そう呟いてみると新しく弾が完成した、維持にもそこまでの魔力を消費しない自然回復で追いついてしまうぐらいだ。
そうして自然回復によって魔力が完全回復するのは七発までという事が分かった十分だな。
弾は僕の周りに浮かぶように設置されており使いたい時はランダムな一発が選ばれるようだ。
するとハーピィが3体ほどこちらにやってきた、さっきのは仲間を呼ぶ音波も一緒に使ってたわけか。
お試しとして三発をハーピィの頭目指して撃ち込んでみる。
見事なヘッドショットが入り消滅した。
この弾反動ない上にちょっとした追尾があるとかどんな魔法だよ。
そうしてドロップ品を確認する。
その前に鑑定っと。
[ハーピィの羽 素材としてよく利用されるハーピィのノーマルアイテム
ハーピィの卵 栄養価が高く味も良い為家庭料理でよく使われるハーピィのノーマルアイテム
ハーピィの爪 武器の素材によく使われる
Eランク魔物の魔石]
意外と種類が多いなそれにドロップしたのも全部一つじゃなく全部複数…もしかして幸運ってレアドロップがない場合は多くの種類と多くドロップするようになるのか?相変わらずのチートっぷりだ。
そう思いつつも一発で依頼分は集まってしまったが少し探検も兼ねて進んでみる事にした。
それからという物ハーピィが大量に襲ってきたが全て弾丸で対処した、別に七発までという制限はない為一度に銃弾を作り撃ち込めば問題ない。
それからという物ハーピィやスライム、ゴブリンばっかりしか出てこなく結局上層八階まで進んで一度戻る事にした意外と階段って見つからないもんだな。
そうしてギルドに依頼分と他にドロップした物を換金してもらうためにアイテムボックスから出したのだが案の定量が多く少し驚かれたがすぐに冷静に対応してくれたギルドの人達の適応能力ってスキルレベルですごいよね。
後ハーピィの卵は全て換金せずに少し手元に残しておいた、理由は料理に使えると思ったからだ。
さていつも通りおすすめしてもらった宿に戻りますかね。
因みに換金額は銀貨37枚と. 銅貨27枚だかなり値段は変動するらしく比較的安定した金額なのは中層以降のモンスターのアイテムドロップらしい。
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