真夏の悪魔 1/6
俺の部屋にはクーラーがない。だから扇風機で寝る。汗はガッツリかく。夏は夜だろうと容赦なく暑い。
昼間の照りつける暑さ。この暑さは夏だなぁと感じれるほど心地が良い。とろけるような暑さ。ヒリヒリ突き刺す日差し。しかし問題ない。あの炎天下の中、汗をだくだくかきながら走り回るのがいいんだ。これが夏の醍醐味だ。
しかし不思議なものである。夜はそういう訳にはいかない。昼過ぎからリビングのクーラーをいれる。涼しい。めちゃくちゃ涼しい。この部屋に居続けてみろ。一歩でも出ようものなら、ムワーンのヌワーンだ。景色が湯気でゆがんでいる。それほどに暑くむさ苦しい。
クーラーとは恐ろしいものだ。あいつを知ってしまった体は、あいつがなければ生きられない体になってしまう。恐ろしい。本当に恐ろしい。一度覚えてしまったら、当分は後戻り出来ない。クーラーはケンタッキーに匹敵する。人類の大発明だ。
夜、俺の部屋。窓は全開。それでもやはり暑い。まぁ、しかし何事も慣れだ。こんな事を漫画寄生獣の後藤が言った。本当にその通りだ。この夏の暑さも慣れだ。
さぁ。それではこの暑い中、扇風機という武器一つで寝ようではないか。
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