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子供の大人的な休日 5/9

 俺がひたすら泳ぐことに飽きだした頃、ナオトはもっと前に飽きていたようだ。

 あいつは腰を上下に揺らし、両腕は左右同時に回している。これは泳いでいるのだろうか。たまに顔を前に出して息継ぎをしている。こちらから顔は見えない。でも分かる。大爆笑の変顔だろう。


「それなにしてんの?」


 俺は間抜けな変顔男に聞いた。


「ブッハァハァハァ。あぁ。なに?」


「なにしてんの?」


「見て分かんだろうが。バタフライの練習」


 見ても何も分からない。誰がこれをバタフライと呼ぶのだろうか。水泳の金メダリストに聞いてみたいものだ。


 水泳の金メダルは誰も思い浮かばない。


 しかし誤解がないように言っておく。俺が水泳選手を一人も知らないのは無理がない。だって今年は長野オリンピック。原田に舟木は知っている。だから決して無知という訳ではない。周りの友達も、水泳選手は誰も知らない……はずだ。


 俺もバタフライの練習を一緒に始める。しかし俺はすぐに飽きてしまった。ナオトはまだやっている。


 時計を見るともう十二時を回っていた。


「ナオト!そろそろ終わろう!」


 少し遠くにいたナオトも、時計を見て首を縦に振った。


 俺たちは体を拭き、洋服を来た。


 おぉ。これこれ。やっぱり背中が少しヒリヒリする。


 しかしこれぐらいならまだマシだ。一日中プールで遊んでみろ。その時、夏の洋服は凶器と化す。これが現実だ。


 サッパリした俺たちは、気持ちが良い夏の日差しの中、自転車に乗り込んだ。


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