攻あれど守なし
第5小隊副隊長デマスは逃げ回っていた
デマス「多分生き残りは俺だけか」
すぐさま元帥の下にいかなければ、とそう感じていた
いきなりあんなにゾンビが襲ってくるなんて誰かがパニックになってそれが連鎖して・・・
もう頭の中がいっぱいだった。
とにかくゾンビは強かった頭を何発撃ってやっと死ぬくらいだった、だが効いているのは確かだった。
一人ではあの群れを倒すことはできない殺されてしまう。
武器はライフルと手榴弾しかないので走って戻ることにした。
一方アレン達は話し合っていた
この小隊には優れた知能を持つブロックがいる。
ブロック「まず敵について一番知りたいことは感染するかどうかである、おそらくリプレ兵が放った弾はウイルス弾であると予想される、おそらく感染はするが今この状況をみて空気感染はしないと見た」
アレン「ともかく相手は200人はいる頭のいい方法ではないと全滅してしまう」
ブロック「我々の軍は強靭で攻撃的な軍だが智は得ていない、どうしたらいいものか」
普通の軍はリーダーを後ろに置き死に安い前衛を兵卒に置くがレッド軍は優れているものを前へ置くという戦法である。
攻撃的な考えなせいか逃げる者は最悪殺される
ブロック「やはり建物だな」
ブロックの考えは建物の上から狙うという作戦で全員が建物に入り殲滅していくというものだ
ブロック「だがどの建物にするかそして探索して敵がいないか確かめなくてはならない」
アムソル「建物ならマークタワーがいいと思います」
マークタワーとは10年前に軍事目的として立てられた10階建てのビルだ
もちろんリプレのだがその近くになぜか元々閉鎖されているコンビニがある
ブロック「そこなら弾薬もあるし多少の食料もあるなアムソルの案にしよう」
アムソルは地に詳しくこの戦場のどこに何があるか把握している。
戦場で勝利するための要素が全て整っているのに何故第2小隊なのか
第1小隊は別名「無敵の軍隊」といわれ指示されれば必ず失敗することはなかった、だが今回は一発の勝負ではないのでどうなっているか・・・
とにかく我が軍は殲滅を命令したので全部の敵を倒さなくてはならない
普通なら脱出を専念するがいつも犠牲を出しながら戦うレッド軍はあまり恐怖というのは
感じなかった
なので今回の作戦で第2小隊の生と死が分けられる