第1戦「人vs人」
これはいわゆるゾンビがでてきます。
それを倒すシーンがいくつもでてきますので苦手な方は注意してください
レッド兵「手榴弾投擲!!」
リプレ兵「撃て撃てぇぇ!!!」
そうここはある廃墟の街での戦場
毎日何人もの犠牲者がでてその死体はそのまま・・・
だがまだ勝敗はついていない・・・しかし明らかにレッド軍の方が優勢である
レッド軍第2小隊長のアレンは最後のトドメを任されていた
第2小隊のメンバーはこの戦いの当時は24人で現在は16人になっていた
いくら優勢といっても100人以上を相手にしてきて犠牲はあった
隊長のアレンはムードメーカーのような存在で厳しく優しくもあるいわゆる頼りになる隊長である。
アレン「もう残る敵は広場に陣取る40人程度の敵奇襲をかければ犠牲を出さずに勝てることができる!だが油断はするな!リプレ兵の一番の脅威は兵ではなく兵器にある!気をつけろ!」
レッド軍はそれを一番恐れていた
以前コーニル軍がリプレ兵を全滅させた時兵器によってコーニル軍は毒に侵されほとんどの兵が死んでしまった。その時の兵器は壊したがまた新たな兵器をだしてくるかもしれないとそう踏んでいた
アレン「もうすぐ予定の時間だ!進むぞ!」
第2小隊は進んだその少し前に第1小隊・第3小隊〜第8小隊が集まっている
ブロック「もうすぐ広場につきます位置の確認を」
副隊長のブロックは小隊の陣取り役をまかされていた
広場に堂々と陣取っているリプレ兵その周囲には4つの建物がある
ブロック「4つの建物に2人計8人潜入するそして右に4人左に4人手榴弾と共に突撃する建物の窓付近におそらく爆弾が仕掛けてあるのでそれを解除すること」
ブロックは昔でいうと軍師並の知能をもっているアレンにはない能力だ
アレン「よし!準備!」
静かに素早く小隊は行動した
ブロックの読みどおり窓付近に紐状の爆弾が仕掛けられていた
それを避け窓を覗いた
テントがいくつかありどうやら食料を食べているようだ
ブロックは建物の中にいた
ブロック「まさに絶好の機会!手榴弾用意・・・」
トランシーバーで伝えた
ブロック「手榴弾投擲!」
一斉に手榴弾が放たれた
リプレ兵は驚きとともにパニック状態になった
テントは燃え隊長が落ち着けと大声で叫んでいた
そして知らない間にアレンを含んだ8人の兵士がマシンガンの銃撃を浴びせていた
本当に油断していたらしくリプレ兵は抵抗もせず崩れ落ちた
隊長もマシンガンの餌食になり数分で全滅した。
アレン「よし!勝ったぞ!!!」
第2小隊はおたけびをあげた
アレン「こちら第2小隊リプレ兵を全滅させた急いでそちらに戻る」
まだ兵器があるかもしれないそこからもし兵器があれば小隊全員で壊しにかかる予定だった
だが今回の敵は兵器だけではなかった・・・・
第2小隊はレッド軍の陣まで戻っていた
アレン「これで次はリプレ軍の本拠地に攻め入ったら戦争が終わるな」
ブロック「いままでそのような事をいっていて油断をしないで下さいといってましたが今回はうれしいかぎりです」
本拠地といっても陣はせまく100人程度の兵だと予想されている
やはりアレン達も平和は望んでいるのだ兵士達はほっとしていた
だが戦場は死にはしなかった戦場は戦う事を選んだのだ
その瞬間遠くみえるリプレ軍本拠地からなにやら巨大な弾が打ち込まれた
それはリプレ軍の陣に直撃し紫の煙がたちこめた
だがアレン達はもうその場所からかなり遠くにいて被害にあうことはなかった
アレン「今回は毒も意味なしだな!うれしい限りだ」
ブロック「そうですがいままでと何か違うようなガスでしたね・・・強力なんですかね」
アレン「とりあえず早く立ち去るか」
アレン達はいそいでレッド軍の陣取る場所まで移動した。
レッド軍本拠地
レッド元帥「第2小隊アレン少将ご苦労であった毒ガス弾は回避できたようで良かった」
この戦いが終われば中将に昇格は間違いない
アレン「そのお言葉幸せでございます!」
他の小隊長も集まっていた
レッド元帥「三日間はここに滞在しその後残党がいたら捕虜か殲滅し数ヵ月後本拠地を占領する」
小隊長達「はっ!」
レッド元帥は50歳にしてレッド軍の総大将まで登りつめた「不死の兵」の異名をもつ
アースラ「おまえの所の兵は精鋭だな」
アレンに話しかけてきた
アースラは第1小隊隊長で中将で「武器のスペシャリスト」とも言われる、技術がずばぬけて優れている。
アレン「お前もあらゆる武器を使えるじゃないか」
アースラ「おまえは接近戦でも生き残るうらやましいものだ」
アレンは近距離での戦闘が上手く接近戦は命知らずのものがやる戦い方だ
その後アレンは第2小隊に戻りテントに入った
アレンはその後のことをはなしブロックに中将昇格濃厚の事も話した
ブロック「もうすぐでしばらく称号も意味もないものになりますね」
アレン「そうだな・・・でもいずれは他の敵と戦うことになるだろう」
ある意味この勘はあっていた・・・ある意味・・・・
アレン達は寝た明日も早い
明日からが本番なのも知らずに・・・・