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大晦日

作者: 猫眼鏡

2020年、例のウイルスの流行でいつもと違う大晦日とお正月を過ごした人も多いのではないかと思います。

こんな大晦日を過ごしたかった、そんな話です

宿に来た

天井を見る

天井の一部に和紙が張られていてその奥で照明が光る

その和紙の裏は蛍光灯だろうか、


畳の上に敷かれた布団

食事に呼ばれて宿の地下でご飯を食べて帰ってきたら敷かれていた。


ふかふかに膨れ上がった布団を体で押し潰す

だんだん布団も萎んできて、ふかふかの雲から寝心地の良い布団になる。


顔を動かした時に少し香る畳の匂い、

畳が見えるように顔を持ち上げると少し茶色っぽくなった畳、

日に干したりしているんだろう、

そうでなければきっと緑色のままだと思うから。


喉が渇く

のそりと起き上がって端に寄せられた机の上で湯のみを探す

お茶がいつでも飲めるように茶葉とお湯が置いてあるが、私はお茶よりお湯を選ぶ。


冷ましたお湯がするりと喉を通る

そしてまた喉が渇く


湯のみにお湯を注いだままにして布団にもたれ掛かるように横になる


掛け布団の上で私の体温が移っていない場所を探して顔を押し付ける

冷たい、気持ち良い、



あと30分もすれば正月になる。

そしたら仲間を起こして初詣だ

正直気は乗らない。そういう行事は滅多に行かない、家に引き篭っていたい。

スキーに行くと言うから来たのだ、初詣はついでなのだ。


そう思いつつ少し楽しみにしてる自分もいる。

今年は雪が沢山降った

足元に気をつけなければ、暖かい格好をしなければ、

決して楽しみにしてる訳では無いが、多分そんなに嫌ではない。


少なくとも家にいる時よりは心は穏やかだ。


大晦日の番組がもう少しで終わる。

それに合わせてみんなを起こして初詣に行くのだ


いつもなら家から全く出ない。

こんな風に宿に泊まることも無い。

たまには、こういうのもいいだろう。



私は服を引っ張り出し始める。

ウイルスが流行ったことでいつもと違う大晦日お正月になったのではないかなと思います。

初詣なんて行けませんでした。行事にそんな熱心なわけでもないですが……

今年は雪も沢山降ったようで、スキー、行きたかったなぁ……

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