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レベルMAXの最弱者⁉︎  作者: さしみる
プロローグ
1/16

1、異世界キタァァ!

初投稿です。書き方が変だと思いますがこれから直せるよう頑張ります!

俺の名は焔。

黒に少し紫が混じっている髪をしている高校生だ。

みんなは異世界と言うものに興味があるだろうか。

俺はある!異世界行きてぇ!

よく異世界転生や異世界転移ものなどがあり、そこで主人公はその世界を救う。そんな物語が好きだ。

そこで可愛い女の子と恋をして旅をする。

それが俺、雨森焔(あまもりほむら)の夢である。


そんな夢を妄想しながら焔は今日もいつもどうり学校に登校。


「おはようございまーす」


誰からも返事はこないが焔は挨拶をした。


(みんな話しに夢中だな。朝だし月曜なのに何でそんなに元気なんだろ)


焔はそんな事を思って自分の席に座る。


「ふぁぁ、眠いな、また地獄の1週間が始まるのか...今からでも遅くない、帰ろうかな」


焔は机にうつ伏せになる。


「あ、焔来たのか。ってどうしたんだよ?すごい眠たそうだが?また夜更かししただろ、次の日学校って分かってるならちゃんと寝ろよな」


焔に話しかけたやつは佐島竜也(さじまたつや)

赤髪でクラスの中でも一番のイケメンだ。

焔とは小学校からのつきあいで焔のたった一人の親友だ。


「てか、なんでそんなに死にそうになってんだ?今日は月曜だぞ。もっと元気に行こうぜ!」


竜也はクラスでも人気のあるやつだ。

学校でも元気に楽しく生活をしている。


「ん...なんだ、竜也か。なんでってそれは月曜だからだからに決まってるじゃないか」


「理由になってねえじゃんw!月曜は普通元気だろ」


「いいか、月曜とは1週間の始まり、地獄の学校が始まるんだ。これほど嫌な日はないだろ?」


焔は自分の思っている事を話した。竜也は


「お前...学校嫌いすぎじゃないか?友達と話したり出来て楽しいじゃないか」


竜也は友達が沢山いるいわゆる陽キャだ。

対して焔は友達が少なく人見知りが激しい、陰キャだ。


「俺は友達が居ねえんだよ...一人もな...」


焔は言葉な表せないほどの死んだような表情で言った。


「あ、すまん。って作ればいいだろ!お前以外にコミュ力あるから行けるって!てゆうか俺、俺は⁉︎俺友達じゃないの⁉︎」


そんなたわいもない会話をしていつもと同じ生活をしている時だった。

ふと竜也が外を見ると


「ん、なんだあれ?」


「何ってなんだ...なんだあれ?」


焔は竜也の言葉と同じ事を言ってしまうくらい何か分からないものが()()にあることに気づいた。

クラスの子たちは気づいていないようだ。


「マジでなんだあれ」


「光る球体...としか言いようが」


それが何なのか考えていた次の瞬間、辺りが真っ白になり、地面が揺れた。


「うお、やべぇぞ何も見えねえ!」


「てゆうか揺れてね⁉︎ここ三階だから死ぬぞ⁉︎」


クラスの女子は叫び、男子は何が起こったか分からなくてずっとパニックに、陥っていた。

そんな中焔はアホな事を口にした。


「嘘だろ⁉︎ここはそうだな、言ってみたかったセリフ第1位を言って死ぬしか」


どうせ死ぬなら言ってみたいセリフを言って死にたい!という焔の思いである。


「焔、何言ってんだ!冷静になれ!」


「ふ、死んだな(確信)」


「かっこの中を読むな!何アホしてんだよ!」


焔は自分の言いたい事だけ言って目を閉じた。

竜也も終わりだと思い目を閉じた。

遂に床が抜けて二人とも浮いた。

((ここで死ぬのか))そう思っていた焔たちだが、待っても中々落ちないし空中にいるふわふわ感もない。

二人は恐る恐る目を開けてみた。


「...ってあれ、これ助かってる?」


「あーなんか視界も良くなってきたわ。世界が見えてきたわ」


そうして竜也と焔はお互いが見えるようになった。


「さて、俺の覚醒した目でこの世界をまた見てやろうか.....な?」


焔は今いるところがおかしい事に気付いた。


「焔...お前どうした?大丈夫?おっぱい揉む?」


「お前の方がどうした?いや、竜也ちょっと周り見てみ?」


「そうだ!学校はどうなったん.....だ?」


そう、焔たちの目には見慣れない景色が映っていた。


「「は?ここどこ?」」


焔たちはよく分からない草原に居た。

空を見上げれば人が飛んでいたり、何かの生き物に乗り移動したりしていた。それを見たら()()()は混乱するが焔たちは


「竜也」


「ああ...」


その光景を見て確信した。ここは


「「異世界だ!!」」


地球ではない世界である事だった。



一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一



焔たちは、今自分たちが何故異世界にきたのかを話している。


「なんで俺たち()()異世界にきたんだろ?同じクラスにいた人がいないぞ?」


「分かんね、とりあえず安全な所に行こうぜ」


「そうだな」


焔たちは今広い草原の中に居る。

ここで過ごしていたら時間が経って危険になる可能性がある。

何故ならここが異世界だからだ。


「ん?安全な所って言ってもそんな所わかるのか?」


「とりあえず村に行こう。そこで情報収集だ」


焔はこの世界が何なのかを知るために村に向かうことを竜也に言ったが


「待て、村って何処にあるんだ?」


竜也は焔が村に行くと言ってどこにあるのか知っているのかを聞いた。それに対して焔は


「Let's感!」


適当な事を言った。


「ここって異世界だろ?魔物とか出るんじゃね?俺たちこの世界についてなにも分からないから何かあったらどうするんだ?もし迷ったらそのまま死ぬぞ」


「武器ならあるだろ?護身用に持ってればいけるて。」


「嘘!その武器ってなんだ?」


焔は左手に持っているものを見せた。


「これ、木の棒」


竜也は焔を見て


「...お前そんなにアホだったか?木の棒じゃ護身用にならないだろ!」


「え⁉︎まじ?」


「自分の頭でよく考えてみろ」


「あ、そうか。木の棒だと1回叩いただけで折れちゃうか。んー、もっと太いのないかな?」


「そこ⁉︎もうやだーこいつ」


そう言って焔は木の棒を落とし、手を縦に振った。


「あ!」


焔が何かに気づいた。


「なんだ⁉︎なんかあったか⁉︎」


「木の棒振るふりしたらなんかコマンドみたいなの出てきた!手を縦に振ってみ?」


「なんでそんな事してんの?ナイス!いい発見じゃないか!わ、すげえ!本当に出た!」


「アイテムボックスとか色々あるぞ!あ、マップもあった!これで村探すか」


「すごいなこれ!ゲームみたいだな!」


手を縦に振ると()()()コマンドが出ていろいろな事が書いてあった。

マップもあったのでそれで村を目指すことにした。





「これさ、コマンドとか出るけどそういう能力があるのかな?」


焔がコマンドが出ることに能力があるのかと考えていた。


「それも込みで村で探ろうぜ」


竜也は村に行ってから考えようとした。

今は村に行って安全な所に向かうのが重要だと竜也が言ったので。

焔も頷いた。

村に向かっている途中、焔たちはコマンドに何があるかを色々見てみた。

コマンドには、アイテムボックス、マップ、ステータスなどがあり、手に物を持つと勝手に装備がされていた。


「俺、今日学校に金持ってきてよかったわー。所持金1240ルピって書いてあるわ。この世界の金はルピって言うんだな」


「俺もだ、所持金850ルピだ。村に着いたら食いもんくらいは買えるな」


二人とも学校に持ってきたお金は所持金として持っていた。

でも竜也はそれ以外に気になっているものがあった。


「焔、お前ステータスどうだった?」


そう、ステータスだ。

自分がどのくらいの能力があるか分からないから焔のステータスも見てみたくてそわそわしていたのだ。


「同じくらいだと思うけど」


「でもさ!一回見せ合わないか?」


「ん、いーよ」


焔たちは自分たちのステータスを見せ合った。




雨森焔 Lv1 ジョブ ??? 称号 無し 所持金1240ルピ

筋力 10

防御 8

魔力 2

魔防 0

速さ 15

精神力 20

運 23

スキル

無し

装備

木の棒

攻撃力+2

一回振ったら壊れてしまう。



佐島竜也 Lv1 ジョブ ??? 称号 無し 所持金850ルピ

筋力 13

防御 10

魔力 0

魔防 0

速さ 7

精神力 14

運10

スキル

無し

装備

木の枝

攻撃力+1

木の棒の方がいい。



焔たちのステータスはとても弱かった。

当たり前ですね。


「俺運あるな。魔力少しあるから魔法使えるかな?やべえ!使いてえ!」


「俺は近接戦闘専門かな。魔力はみそっかすも無いな。くそ!てか俺が持ってたの木の枝かよ!」


焔たちは自分たちのステータス見て話しあっていた。


「あ、やっぱり焔もスキル無しか」


「なんかしたらスキルとか習得できるのかな?」


焔は適当に草を引っこ抜いた。そしたら


"薬草を手に入れました"


っと出てきた。


「うお!なんか出たぞ!薬草を手に入れたとよ」


「へー、これが薬草かー、そこら辺にたくさんないか?」


周りを見てみると焔が手に持っている薬草と同じ様な草がたくさん生えていた。


「よし、取ってくか」


焔が取ろうとすると


「だめだ、先に村に行こうぜ。薬草なんてたくさんありそうだし」


っと言った。

早くしないと日が暮れてしまうのでさっさと村に行きたいのだ。


「しかも疲れてきたしな、早く村に行って休みたいんだよ」


「それもそうだな」


っとまた村へ歩き始めた。




しばらく話しながら歩いていると焔が


「竜也、そろそろ着くぞ」


「お、もう着くのか。てかずっと話してたのによくマップ見てたな」


「お前、もうって、何時間歩いたと思ってるんだ。あの薬草の所から2時間は歩いてるぞ」


「まじか、お話ってすげー。時間忘れちゃうわ」


そんな事を言っている間に村が見えてきた。


「よし、着いたな」


「ああ」


焔たちは長い道のりを歩いてようやく着いた村を眺めて言った。


「「水村へ!」」


ここから焔たちの冒険は、始まった。


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