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9 そんな友人が?!

彼女が入社して二週間程経った頃。

ある日、フェリスは事務所内で受話器を取り、電話をかけはじめた。


お客なんかまだ知らないだろうに、電話する所なんてあるのかな?

身内にでも用事があって電話するのかな?

などと思って見ていた。


すると、第一声からフェリスは明るい元気な声。

「もしもしぃ~?元気ぃ~?私よぉ~!♪」


はぁ?こいつどこに電話しとんじゃ?

そのまま見守る私。


「え~?私?元気よぉ~!でもいろいろ大変だったんだからぁ!」


こいつ、もしや友達に電話してんじゃね~か?


「最近、また働きはじめたのよ!私だってちゃんと働いてるんだからぁ!♪」


間違いなく友達だ。。。


「・・・・あなたもどうなの?でも海外だといろいろ大変でしょ?」




そう、仕事中に国際電話で友人に電話をしているのだ。


このババぁ~!頭に血が上る私。

この長電話の電話代、どこが払うと思ってんだ!私物じゃねぇぞ!


「・・・・それじゃあ、またねぇ~!♪」


長~い電話が終わり、一言注意してやろうかと思っていたら

再び受話器を取るフェリス。。。

懲りずにまたもや海外に電話するのかと思いきや相手はNTT。


「あ、いまこの番号から国際電話をかけた○○ですけど

請求は私の住所にまわしてくださいな・・・・・」


す、すげ~。ちゃんと国際通話料を自分の所に回してる。。。

しかも、しょっちゅう国際電話してるんだろうな。

慣れてる。。。


そんな芸当をしたことないので、ちょっと口あんぐりの私だった。

海外の友達。。。きっと、いっぱいいるんだろうね。。。

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