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第五話 反省
外の景色は、城下町の影が長くなってきていた
…もうこんな時間になっているのか…
まさか妻が聞いているとは…
てっきりいつも通り食べたらすぐに仕事にいったのだと思っていたのに…
後で、妻のご機嫌をとらないと…
さて、玄孫がそろそろ帰ってくるころだし、
王城内の訓練所で訓練しますか…
太陽が傾き、西日が強くなってきた頃…
いい汗かいたわ…
汗を拭いて玄孫のところへ行こう!
「元気かい!私の玄孫のメリーちゃん!!」
「もちろん!!
元気じゃなかったこんなにピンピンしてませんよ!!」
「それならよかったよかった。」
「おじいちゃん、続きが聞きたいよ!!」
「よし、それでは話そうではないか。
で、どこから聞きたい?」
「じゃあ、ダンジョンに行くところから。」
「わかった。
ダンジョンについた私は、入り口にいる看守に話しかけてみた
「ダンジョンに入りたいのですが…やっぱりギルド試験受けないといけないのですか?」
「3か月くらい君はすぐそこの草原で戦っていたね。