挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

ブックマークする場合はログインしてください。

andy said

作者:nnn
アンディは言った。誰もが15分間だけ有名になれる未来がくる。そう、その通りになった。だけど、アンディは人々と世界を裁いたりしない。キリストと同じだ。キリストっていうのはタトゥの柄じゃない。アンディの作品はユニクロのTシャツじゃない。一番大事なことは、おれはアンディでもキリストでもないってことだ。おれは禅をくみながら、考える。グリーンマイルを見たあとに思ったことだ。キリストは復讐しない。だがおれはキリストじゃない。おれは聖なるものの苦しみのつけを世界に払わせなければいけない。ぐつぐつぐつぐつ。おれの思考はゆっくりと熟成されてゆく。

この旧い民家を改築したグループホームはたてつけが悪く、窓がゆがんでいるせいで、ひっきりなしに蚊がはいってくる。ブーンブーンブーン。頭のおかしい隣室の老人の独り言が子守唄だ。拘置所を思い出す。独居房で、そこでも頭のおかしい隣人がいた。中年のヤクザで鯉の刺青が背中にはいっていた。頭のおかしいフリをしてたら、本当におかしくなってしまったやつだ。背中の鯉のうろこの赤が、吐くくらい気持ちわるい色だった。そいつはよく大声で叫んでいた。毛沢東もスターリンもカストロも、みんな人殺しだ!ババアをレイプして、殺したんだ!ニューヨークで!ベルリンで!北京で!

リスペリドンがゆっくりと隣人の脳にしみわたっていき、段々と声が小さくなってゆく。暗闇の中でおれはしっかりと目を見開いている。魂というのは、、、、神というのは、、、、罪というのは、、、、

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ