恐怖! Ctrl+R!!
裏野ドリームランドより怖ろしいもの。
それは、「小説家になろう」執筆ページにおける、Ctrl+Rである。
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「なろう」への投稿小説を書く時、私は執筆ページではなく、パソコンのテキストファイルを使う。
理由は四つある。
まずひとつ。「使いやすいから」
ふたつ。「いちいちネットに接続するのが面倒だから」
みっつ。「とんでもなく遅筆だから(気が向いた時にちまちまと書く)」
そして最後。これが一番重要なのだが、「うっかりCtrl+Rを押してしまうから」
ショートカット機能は私にとって馴染みのあるもので、いくつかは無意識のうちに使っている。
検索のCtrl+F。
切り取りのCtrl+X。
やり直しのCtrl+Z。
やり直しのやり直しであるCtrl+Y。
コピーのCと貼り付けのVは、特に良く使う。
ショートカット機能は、「なろう」執筆ページでも問題なく使える。
しかし、置換のCtrl+R。これは例外。
押すと、新しく執筆した部分が全部消えてしまう!
私のパソコンと執筆ページ、どちらに問題があるのだろう。
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ところで、「夏のホラー2017」に参加することにした。
時間がないため、今回は、「なろう」執筆ページに直接打ちこんでいる。
しかし、ホラーなんて書いたことがないし、ネタとなる話もない。
最初の二作は難航したが、三作目は珍しく筆が乗った。
理由は簡単。ホラー要素がないのだ。
真っ先に思いついたのはこの話だったが、
「これ、ホラーではないよな」
と思い、前に二話、後に一話つけて連作とした(って、まだ四話目が出来てないけど)。
セーブせず、一万行を一気に書き上げた。
そして最後に、名前の修正を――
お気づきでしょう。
Ctrl+Rとともに、すべて消えました。
Ctrl+Rとともに、すべて消えました。
Ctrl+Rとともに、すべて。
出してという声?
謎の生き物?
そんなものより、執筆ページにおけるCtrl+Rの方が、私は遥かに怖いのです。




