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季原兄妹の日記  作者: 表 裏淳
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第三週目 六日分の日記

 一月三一日 曇り 昨日のことで真を弄った。顔を真っ赤にして抗議してきたがその全てを論破した。ついでに雪球を一度に五個投げたら二倍になって返ってきた。しばらく真をこのネタで弄るのは止めておこうと心に決めた。


 二月一日 雹と雷 久しぶりに稲妻を見た。冬海と一緒に静電気で遊んだ。冬海の髪で静電気を起すと山姥みたいだったので吹いてしまう。冬海が拗ねて大変だったけどなんとかアイス三個で仲直りした。ぼくの財布の中身が野口一人になってしまったけど……。


 二月二日 雨 眠い。


 二月三日 晴れ 学校は休みだったので弁当を忘れたお姉ちゃんに届けてあげようと仕事場を訪れた。お姉ちゃんの有能さをこれでもかと見せ付けられて、普段からこのままでいて欲しいと言ったら、殴られた。春馬お姉ちゃんのゲンコツはもの凄く痛い。しばらくたんこぶは消えなかった。


 二月四日 雨 SSS。寒い。しんどい。死にたい。


 二月五日 雨 真が遊びに来た。茜さんになにか言われないかと冗談で脅したが、真面目に焦っていた。恋愛初心者はこれだから面白い。雪は雨で溶けたから雪球を投げられることはない。今日だけ雨を好きになった。でも、一秒間に一〇発平手で叩かれた。やっぱり雨は大嫌いだ。



手抜きではありませんよ。日記という手前なので、らしくしただけですよ。

因みに次回は二月九日午前一時予定です。

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