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傍観者ではいられない!  作者: ぽぽりんご
第一章 リー・リノ編(わいわいがやがや風味)
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第1話 生きたいなら、この手を取れ



「生きたいなら、この手を取れ」

 

 今にも倒壊しそうな建物の中で怯えて縮こまっている私に手を差し伸べてくれた、私のヒーロー。

 炎と灰で赤黒く染まった背景に浮かぶ、鮮烈な赤髪。その輝きに私は胸を打ちぬかれた。

 

 私は神にすがるように、恐る恐る手を伸ばす。その手は力強く握られた。繋いだ手からは、溢れる生命の鼓動が私の体に流れ込んでくる。死を待つばかりだった私の体に力が溢れてくる。

 この力は、目の前の女性のもの。彼女は周囲に生きる力を与えてくれる。少なくとも私にはそう感じられた。

 

 赤髪の女性――レベッカの手により、私は外の世界へと引っ張り出された。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 眠い。

 だから寝よう。

 

 私は、降り注ぐ朝日に呪詛を撒き散らしつつ布団を被った。気分は吸血鬼だ。

 全く、なぜこんな朝早くから日が出るのか。少しぐらい遅刻してくれてもバチは当たるまいに。これでまだ春だというのだから恐ろしい。これからどんどん日の出が早くなって行くなんて……冬の太陽を少しは見習うべきではないだろうか? 寒いのは勘弁してほしいけれども。

 

 たっぷり十分ほどうだうだしていると、次第に頭が働いてくる。

 ああ、懐かしい夢を見た。私の人生の転機。平々凡々な村娘から、平々凡々な街娘にクラスチェンジした時の夢だ。

 

 あの後レベッカの後を付いて回って冒険者の真似事なんてのも一時期してみたが、どうやら私の才能は最低クラス。

 いくら努力しても、私のステータスに表示されるレベルは1から変化する事は無かった。レベルが上がらなければ肉体レベルも職業レベルも上げる事ができない。せめて職業レベルを1だけでも上げられたらスキルを取得する事もできるのに。どうも私は神様に恨まれているらしい。きっと前世は悪魔か何かだったんだろう。やだ、かっこいい。

 

 布団と、あとついでに妄想を振り払う。ベッドの脇に置いた鏡で顔をチェックすると、振り払った布団以上に跳ね上がった髪の毛が目に映った。

 なんて事だ。これは支度に時間が掛かる、もう起きないといけないではないか。理不尽だ。なぜ、寝ているだけで頭がこんな事になってしまうのか。きっとこれも意地悪な神様の仕業だろう。間違いない。

 

 私はベッドに横になったまま頭に櫛を通し、頭に平和を取り戻させる。おっと、ヘアスプレーがシーツに垂れた。いかんいかん。ぶっちゃけ殆ど水みたいな物だから染みになったりはしないけど。

 髪の大まかなセットだけ終えた後、ほとんど閉じた目のまま起き上がって洗面所へ。この部屋で過ごしてもう三年になる。目を閉じていたって歩くのには問題ない。たまにゴミ箱をひっくり返す程度だ。

 

 

 洗面所で顔を洗った私は、ようやくしっかり目を開けた。

 鏡に映るは、見慣れた私の顔。金に輝く……と言いたい所だが。残念ながら若干くすんだ、色素の薄い金髪が肩に掛かっている。やや鋭い視線を放つ青い瞳が不機嫌そうに私を射抜く。黙っていれば結構かわいいと自分では思っているのだが、友人曰く「黙っていても時々荒んだ空気が漏れ出てくる」との事。あと色気がないとかも言われる。畜生。

 チラリと横目で部屋の方を見ると、ベッドの周辺だけやけに物が多い部屋が見えた。外からは賑わい始めた食堂の喧騒が聞こえてくる。窓から見えるのは完全に顔を出した太陽と、表通りで露天を出すのであろう人たちがあくせくと荷物運びをしている風景。あとは、向かいの建物の屋根。三階からなら表通りまで見えるが、ここ二階から見えるのはそれだけだ。つまらない。

 

 私はぼけーっと外の風景を眺めながらいつものように歯を磨き、いつものように制服を着て、いつものように髪をしっかりセットする。癖っ気のある髪は毛先が軽くカールしているが、憧れのストレートヘアーに対する執着は既に無い。諦めが必要な事だってある。最後に小さい頃から愛用している髪飾りをセットして、欠伸を噛み殺しながら大きく伸びをした。

 

 さあ、戦闘準備は万全だ。

 いつもの日常が、今日も始まる。

 

 

 

 とりあえずは、飯だ。朝食を食べねば始まらない。

 私は部屋を出て、一階の食堂へと向かった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 私の戦場は、冒険者組合の受付カウンターだ。

 私は、受付嬢の仕事を既に三年やっている。

 同じ時期に仕事を始めた皆が結婚して仕事を止めていく中、長い間耐えて仕事を継続している私は歴戦の戦士と言えるだろう。受付カウンターの主、リノ様とは私の事だ。

 たまに遊びに来る彼女達の子供を見ては心に若干のダメージを負うが、私の鋼のハートは砕けない。

 

「なぁ姉ちゃん、俺達この依頼を受けてぇんだけど」

 

 凶悪なツラを隠すことなく(いや、隠されたらそれはそれで怖いけど)、私の座っている受付カウンターに依頼書を持ってくる冒険者達。あまり見ない顔だ。視線を集中させると彼の名前が浮かび上がってくるが、やはり知らない。私を気軽に姉ちゃん呼ばわりする事から考えても、この街に来たばかりなのだろう。

 やけに馴れ馴れしかったり高圧的に接してきたりする事が多い連中だけれど、最近ではその態度にもすっかり慣れた。最初は強面のガチムチに話しかけられただけでカチコチに固まっていた私が、今では心の中で罵詈雑言を撒き散らす事なんて朝飯前だ。気が緩むと、あっさり心の壁を打ち破って外に出てしまうけれど。

 

「確認いたします。チーム闇の翼、平均レベルは5。依頼内容はキャラバンの護衛。鉱山都市グラスベルグまでの往路のみ……申し訳ありません、現在闇の翼の皆様はこの依頼を受ける事ができません」

「あぁ? なんでだよ」

 

 チーム名を見た瞬間失笑をしそうになるが、私は耐え切った。こういう時のために受付嬢はいつも笑顔でいるんだなぁー。

 

「グラスベルグとの間には物理攻撃に耐性のあるモンスターが多数生息しております。現状集まった護衛メンバーでは魔法攻撃面で不安がありますので、最後の護衛PTは魔法攻撃に強みのある面子を要望されております。もちろん、今の面子との交代は交渉次第でできますが……一番下のPTでも平均レベルが8ですので、依頼主の了承が取れない可能性が高いかと」

「ちっ……じゃあ、森の周辺で魔物でも狩ってくるか。グラスベルグまで行きゃ装備の新調が安くできると思ったんだが」

 

 チンピラの冒険者は最初こそ威嚇してくるが、それに動じず、かつ私ではどうにもなりませんよーな理由を述べたらおとなしく引き下がってくれる。だって私を脅しても意味がないもの。たまにそれすら理解できない鳥頭もいるが、私の後ろにはガチムチでハゲのお兄さん達が控えているので問題ない。虎の威もたまに借りてやらねば失礼というものだ。

 

「依頼書を見た時にゃ、俺達に幸運の女神が微笑んだと思ったんだけどなぁ」

「しゃあねぇよ、地道に金稼ごうぜ。一週間も働けば、グラスベルグまでの旅費ぐらい出せるだろ」

「装備の新調さえできればもっと金を稼げるのに。今の装備は重すぎて遠出ができん」

 

 金属の鎧をガチャガチャ鳴らしつつ、闇の翼のメンバーは立ち去って行った。

 そりゃ、金属鎧は重いだろう。おそらく街の衛兵辺りの装備品を中古で安く買い取ったのだろうが……冒険者の一般的な装備は、魔法で強化された軽装が基本だ。てか、金属鎧を着てグラスベルグまで行くつもりだったのか? 交代で馬車の中で休めるとはいえ、キャラバンの護衛をしている間は徒歩だぞ。正気だろうか。仮に面子に空きがあっても、装備面でNGを食らわせている。

 

 

 

「今日はこの依頼を受ける事にするよ」

「承りました」

 

 次に来たのは、中級冒険者のスペンサー君だ。意外と知識豊富で、薬草採取の依頼を受ける時等は薬草の話を聞くのを口実に受付嬢と談笑しているのを良く見かける。かく言う私も、この人とであれば気軽に毒を吐ける。私のちょっとしたお茶目も気軽に許してくれる軟弱ボーイだからね。

 私が依頼の受注作業をしている間、スペンサーは玄関からわずかに見える桜の方を見やって話しかけてきた。

 

「ここの桜は、まだ咲いてるんだな」

 

 スペンサーが言及した桜は、半年ほど前に組合長が持ってきて植えたもの。どこから持ってきたのかは知らんが、奴は木を丸ごとその背に担いできて玄関脇に植えやがったのだ。表通りにいた連中は大注目である。恥ずかしいので変態行為は止めて欲しい。

 

手弱女(たおやめ)桜ですからね。これから人生花開く私のように、ちょっとだけ遅咲きなんです」

「お前には、手弱女(たおやめ)より益荒男(ますらお)という言葉の方が似合うけどな」

「ふんっ」

「ぐべっ」

 

 私は素早く立ち上がると、カウンター越しに腰の入ったパンチをスペンサーの鳩尾に食らわせ地面に沈めた。ふざけた事を抜かす男への制裁としては生ぬるいが、私は暴力は好まない。これ位で勘弁してやる。

 拳を振りぬいた私と倒れたスペンサーを見た周囲からは喝采が上がった。

 

「また暴力女のリノがやらかしたぞ!」

「スペンサーがやられたっ」

「な、なんだよあの受付嬢……凶暴すぎだろ」

「お前初心者か? あいつは狂犬だからな。お前も注意しとけよ」

「益荒男……まさに」

 

 私の事を暴力女だの狂犬だの益荒男だの好き勝手呼んでくれた男共をギロリと睨み脳内の復讐手帳に一筆書き加えると、私は視線を再びスペンサーへと戻した。

 

「失礼な男です。か弱く可愛らしい女性を捕まえて男呼ばわりとは……女性は野に咲く花のように慈しまなければならない存在なのですよ」

「お、お前……今の、レベル1が撃てるパンチじゃないぞ……レベル14の俺が、一撃で……!?」

「ちょっと衝撃を感じたぐらいでしょう? 剣戟すら弾くあなたの装備を私のパンチごときで貫けるわけ無いじゃないですか。嫌ですねぇ、装備ばかりが一人前のもやしっ子は。とんだフニャチン野郎です」

「お前のパンチは、なんつうか、防御を貫いてくる感じがするんだよっ!」

「愛情を込めてますからね」

「そんな愛情いらねぇ」

 

 生まれたての小鹿のようにガクガクと震えながら立ち上がる貧弱男に、私は侮蔑の眼差しを向けた。

 最近、私の罵倒を受けたいがためにわざと失礼な事を言う輩が増えているような気がする。

 目の前の怪人もやし男にしてもそうだ。私と益荒男など、全く結びつかないではないか。

 

 ……結びつかないよね?

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 半刻ほど受付をしていると、混雑の中ぽっかりと手が開いた。

 どういうわけか、人が並ぶ時は同じようなタイミングに集中する。もしくは、ボトルネックになるウスノロヤローの相手をした後に混雑するかだ。だから、手早く受付処理を済ませると混雑している時間帯でもこのような状態になる事はある。

 堅くなった体をほぐすついでに、私は辺りを見回した。

 

 

 この街の冒険者組合本部だけあって、私の座る受付カウンター正面の大ホールにはどんどん人が集まってくる。まだしばらくは混雑が続きそうだ。

 ホールは吹き抜けになっており、天窓からは燦々と太陽が降り注ぐ。開いた天窓があるため風通しはよく、心地よい微風が時折頬を撫でる。

 この天窓は最高だ。これがないと、ガチムチな冒険者達の体臭で包まれた薄暗いホールで仕事をするという地獄のような場所になっていただろう。この建物の設計者、ぐっじょぶ。

 まぁ、たまに書類が風にあおられて天に召されることがあるが……

 

 視線を下げると、目に付くのはガチムチ冒険者達と、コルクで出来た大きな依頼ボード。ここに依頼書が貼り付けられている。この依頼を達成する事で、冒険者達は生計を立てているのだ。

 依頼ボードはランク別に分かれているため、自然と人の集まりもランク別へと分かれている。

 

 最低ランクの依頼ボードの前には、普段着の人達。ここには主に、街中での仕事が貼り付けられている。

 冒険者組合なのに冒険してないじゃんという気もするが、たまに街中の依頼ですら大冒険に変えてしまう危険な連中がいるので気を抜くわけには行かない。

 

 初級ランクの依頼ボードの前には、見るからに武装してますよという装いの人や大荷物を持った人、ちぐはぐな服装の人達。何でもいいから中古で装備を揃えました、という連中だ。

 こいつらは自分の実力を過大に見たり過小に評価したりするので、その点に注意して依頼を受領してやらないといけない。

 

 中級ランクの依頼ボードの前には、魔法で強化されたであろう軽装に身を包んだ人達。荷物は少ない。収納量増加/軽量化の魔法が込められた鞄に収めているので、初級ランクの人達のように大荷物を抱える必要はない。

 移動が命の冒険者にとって、軽量な装備と魔法の鞄を手に入れることは最優先課題。その課題をクリアしたこの人達は経験豊富なので、一番安心して見ていられる。安パイと言う奴だ。安パイが何のことかは知らないけれど。

 

 

 ある意味一番危険なのが、上級ランクの依頼ボードの前にいる人達。

 危険な依頼を行うから?

 いいや違う。上級ランクの人達は超人なので、仮に依頼を失敗したって生還はするのだ。

 危険の意味は、彼らの姿を見れば一目瞭然だろう。

 

 古代の遺跡から発掘した強力な装備に身を包んだ、屈強な戦士コルドバ。

 この人は強面の割には物腰も柔らかく、頼れるおっさんというイメージのキャラをしている。

 でも格好は変態そのものだ。

 なにせ、身に着けているものは覆面、マント、パンツ。これだけ。

 パンツを外されると非常に困るし、マントが必要というのもわかる。だが覆面。お前はどこから出てきた。顔の前に隠す所があるだろう。

 彼がそれ以外の服を身につけないのにも事情はある。彼の装備に掛けられている魔法は、肉体/大気/装備の三者間で魔力を循環させる事で強力な肉体強化/防御膜形成を行うという最もポピュラーなもの。魔力の循環を妨げると効果が半減するため、彼は余計ものを身につける事ができない。また魔法の効果が発揮されるまでにしばらくの時間が掛かるため、これから街の外に出る以上はこの格好をせざるを得ない。

 古代の人はなぜ、こんな装備を作ってしまったのか。馬鹿なんじゃないか。

 ……まぁ現在進行形で似たような装備を作って装備している人もいるけれど。

 

 コルドバと並んで依頼ボードを見上げているのは、この街で最高クラスの冒険者の一人であるメトラ。

 彼女は自らオーダーメイドしたビキニアーマーを装備している。強力な魔法が編みこまれている事を強調したかったのと、あとは自慢の体を見て欲しかったかららしい。確かに若い頃は周囲の視線を一身に集めていたと聞くが、彼女の年齢は既に四十に到達した。その年齢でその格好はきつい。

 彼女自身も装備を変えたがっているらしいが、彼女の鎧は膨大なお金を掛けて強化した特注品。これ以上の装備はないとの事。なんせ、二時間ほど身につけて魔力をチャージしてやれば最低でも十回は攻撃を防げるという超性能だ。

 そんな彼女は、酔っ払うとよく「昔の自分をぶん殴ってやりたい」と愚痴をこぼすらしい。

 ちなみに愚痴の話は、レベッカがゲラゲラ笑いながら皆に吹聴して周っていた。その後血走った目をしたメトラがレベッカを探し回っていたが、レベッカは一ヶ月の護衛任務を受けて既にこの町からおさらばしていた。二人は仲がいい。

 

 

 話が逸れた。

 彼らが危険な理由は、一目瞭然。

 

 不審者だからだ。

 

 彼らはよく通報される。

 依頼でホームタウンを離れている時は、ちょくちょく警備隊に捕まっているのだ。

 高レベルなので大抵はステータスを見せるだけで事足りるが、たまに身元確認のために冒険者組合のスタッフが狩りだされる事がある。

 冒険者組合は街の人からの信頼で成り立っている。それに関連する行動は、慎重に行わなければならない。

 

 

「リノさん、リノさーん! 警備隊の人から、身元確認をして欲しいとの依頼が来ました」

 

 あ、なんか来た。変質者……間違えた、冒険者が警備隊に捕まったようだ。めんどくさい。

 が、受付カウンターが混雑する時間帯に抜け出せるのはいいかもしれない。

 トラブル無く対処できるなら、そっちの方が楽かも。

 

「分かりました。私は詰め所に向かうので、あなたは代わりにカウンターをお願いします。分からない事があったら、勝手に対応せずにちゃんと他の人に聞くんですよ?」

「了解しました!」

 

 ショートカットな新人受付嬢さんは、ビシッと衛兵の敬礼ポーズを取った。

 冒険者リストを手にした私は、何かあったときの対応を同僚に丸投げしつつ外に出る。

 あの子は元気でいいねー。噂では、この街で一番人気である宿屋の跡取り息子から求婚を受けているとか……もうすぐ、私の方が先輩と呼ばなければならない日がきそうだ。

 

「うがー!」

 

 私は叫んだ。

 

 

 

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