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西田一家から地獄に落とされる下りの始まり
いきなりどうした事か、目が覚めると同時にやよいは人生の中で一番酷いのではないかと思う様な生理痛で動く足元もよろよろしながら 全くその界隈の土地勘全く無いやよいだが、
西田の家のすぐそばにある西田電気へ向かった。
西田電気には直ぐに到着したが、西田も西田の両親もそこには居なく、面識の無い女性がレジに立っていた
「あの…すみません、昨日西田さんの御自宅に止まらせて頂いた、石岡やよいですが、突然酷い生理が始まりまして…この辺りに薬局はございませんか?」
やよいは成るべく丁寧に控え目に話し、きちんとスーツを着ていたが、余りの痛みに顔は歪んでいた。
やよいに対し女性は非常に気を遣った様子で丁寧に薬局の場所をやよいに教えた。
やよいは礼を云い、又ふらふらした足取りで下腹部を押さえながら、薬局に向かった。