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短かった幸せ
孤独な人生を過ごしてきたやよいにとって、
「彼氏」という存在の人の実家を訪れるのは初めての事だった。
彼氏の西田の両親に挨拶に行き、翌朝急激な眠気に襲われ再び眠ったやよい
やよいに普段からその様な持病が有る訳でも何でもなく
しかしやよいは明らかに普段とは全く違った体調で 初めて訪れた人様の家でいきなり爆睡
数時間が経過し、やよいはとてつもない激痛と共に目を覚ます。
生理が始まっていた。
いつもと違う環境のせいで始まった生理はやよいを眠らせ、動くのもままならない程の激痛をやよいに与えた
ああ…痛み止めが欲しい…
やよいは腹を押さえながら 西田電気に誰か居ないかとよろよろと歩きながら、西田電気へと歩いて行った