座談会
意味不明のオチなしな話です。座談会、してません。
アリア「え〜と、座談会始めますわ〜〜」
リン「え、何の前触れも説明もなしなの?」
凪「……なんだろう見たことない服だわ。手触りも触ったこともない布だし……」
リン「のぁ!何!何で私の服掴んで見てるの!」
凪「あ、失礼しました。珍しい服だったのでつい、売ればお金になるかなって……」
リン「お金って……」
アリア「あら、貴女もお金に困っていらっしゃるの?大変ですわよね〜」
リン「『も』って……そんな春の日だまりのような笑顔で貧乏宣言せんでも……」
凪「ええ。嫁ぎ先で色々ありまして今はお金を稼ぐために小説書いてます」
リン「ああ……泥沼っぽい。色々の詳細は聞きたくない……」
アリア「あら、色々って何があったんですの?」
リン「無邪気に人様の家庭の泥沼について聞いちゃってるよ!この人!」
凪「嫁ぎ先でいびられたり、嫌がらせされたり、けなされたり、暗殺者差し向けられたり、毒を仕込まれたりするよくある話です」
リン「重ッ!話が想像以上に重い!というか暗殺者や毒殺って何!普通のご家庭のよめいびりにその二つは入らないでしょ!」
アリア「まぁ……大変ですわね。暗殺者ってゴキブリと一緒で一匹見たら30匹はいるらしいですし……良い毒団子の作りかた、お教えしましょうか?」
リン「暗殺者とゴキブリを同列に扱うな〜〜!どこでそんな間違った知識仕入れた!」
アリア「え?私の婚約者が言ってたのですけど、何か間違ってました?」
凪「いえ、間違いではないですよ。本当あれは後から後から出てきますから。あ、毒団子の作りかた教えて下さい。最近部屋に鼠がでてきて……」
リン「……………(ツッコミの気力がつきた)」
この三人だとリンがツッコミになるしかない。アリアは間違いなくボケだし、凪も人とはずれてますので。リンは怠け者を自称するわりに常識人。




